インターネットを契約するときに、必ず悩むことがサービス会社選びです。
現在、光回線のインターネットを提供するサービス会社はとても多く、どの業者を選べばいいかわからない人が多いのではないでしょうか?
光回線のサービス会社選びは、ポイントを押さえておけば簡単に優れたものを契約できます。
ここでは、光回線のサービス会社の選び方をわかりやすく解説し、おすすめの業者を比較、紹介します。
目次
光回線はどういったサービスなのか?
「光回線」という言葉はインターネットで通信を行うためのケーブルを指しており、現在展開されているインターネット回線の中で通信速度がもっとも速いものです。
回線自体のデータを受信する速度は1Gbpsとなっており、オンラインゲームの応答速度はもちろん、ウェブサイトの読み込み、YouTubeの高画質動画までスムーズに読み込みができます。
光回線でインターネット通信を提供するサービスは多くそれぞれ特徴があるので、人によって合っているサービス会社と、合っていないサービス会社があります。
光回線を選ぶポイントを押さえて、自分に合った光回線を選びましょう。
業者ごとに何が違うのかを知ろう!
最初に光回線は業者ごとに何が違うのかを知りましょう。
まず光回線は、業者によって毎月支払うネット料金が違います。
数百円ぐらいの違いであれば気にする必要がありませんが、場合によっては一ヶ月あたり5,000円も差が出ることがあるのです。
次にインターネットの回線速度が違います。
今、これを聞いたほとんどの人が「同じ光回線を使っているのに、速度が違うのはおかしい」と思ったのではないでしょうか?
確かに光回線を利用するネットサービスは、最大で1Gbpsの受信速度(Nuro光は2Gbps)を誇る高速回線です。
しかし、どれだけ高速通信ができる光回線を使っていても、サービス会社によって回線速度が異なる原因があるのです。
インターネットは回線を提供するための基地局があり、そこにはネット通信を管理する装置が置かれています。
この装置がサービス会社によって性能の違いがあることで、通信速度の違いが生じるのです。
装置の性能が高ければ、ウェブサイトの閲覧から高画質の動画視聴までスムーズに行えます。
しかし装置の性能が低い場合は、ネットの利用者が多く回線が混雑する夜の時間になると、回線速度が著しく落ちてしまいます。
契約してから回線速度が遅くてネットが使い物にならないというトラブルが起きないように、注意を払ってサービス会社を選びましょう。
光回線を選ぶ3つのポイントを知ろう!
光回線のインターネットサービスを選ぶうえで、基準となるポイントは3つです。
ポイント1「月額料金」
ほとんどの人が、できる限り安い料金でネットを使いたいと思っているのではないでしょうか?
光回線の料金は戸建てで5,000円代、マンションで4,000円前後が相場なので少し高く感じるかもしれません。
先ほども説明したように光回線のインターネットサービス会社は多くあり、サービス会社ごとに月額料金が違います。
しかし、サービス会社のホームページに表示されている月額料金を比較するだけでは損をしてしまう危険があります。
ネットを安い料金で使うにはコツが必要なので、ここで方法を覚えてくださいね。
ポイント2「割引特典」
月々のネット代を安くするコツは、サービス会社ごとに用意されている割引特典の内容を見ることです。
現在のインターネット回線は、携帯会社とネットのサービス会社を揃えると月々のネット代が安くなる傾向にあります。
また携帯電話の主流になりつつある格安SIMも、対象の事業者を利用していれば割引が受けられます。
自分が使っている携帯会社とセット割引を組んでくれる光回線を選ぶことが、ネット代を安くする近道だと言えるでしょう。
ポイント3「回線速度」
いくら月々のネット代が安くなっても、回線速度が遅くては本末転倒です。
光回線は契約する前に、どこのサービス会社の回線速度が優れているのか調べる必要があります。
と言っても、回線速度が速いサービス会社の見抜き方を知らない人がほとんどでしょう。
インターネット会社の回線速度の評判を調べる方法は二つあります。
一つめはTwitterで口コミ評判を参考にする方法です。
Twitterで光回線のサービス会社の名前と「速度」で検索すると、実際に契約した人たちの口コミ評判を見ることができます。
出典: twitter.com
2つめは「ISP規制情報(http://isp.oshietekun.net/)」を参考にする方法です。
ISP規制情報は、インターネットのサービス会社別の評判をもとに回線速度をランキング化しているサイトなので、信憑性が高いと言えるでしょう。
これらの情報も参考に、光回線業者を紹介していきます。
光回線8社の特徴を解説!
光回線のインターネットを提供しているサービス会社は数多くありますが、ここでは特におすすめできる主要のサービス8社を厳選して特徴を解説します。
【NURO光】 おすすめNo.1
NURO光(ニューロ光)は、他の光回線と比べて2倍以上となる2Gbpsの受信速度が強みのサービスです。
NTTの光ファイバー網を利用し、So-net独自の技術を用いることで従来にはなかった速度を実現しました。
住居タイプ |
月額料金 |
戸建て |
4,743円 |
マンション |
4,743円 |
従来より倍の受信速度でありながら、戸建てとマンションともに4,000円代の月額料金が魅力です。
ソフトバンクのスマホを持っていると「おうち割光セット」の割引が適用され、さらに実質のネット代が安くなります。
唯一の弱点は提供エリアが関東のみに限られている点です。お住いの地域がサービス提供エリア内なら、NURO光を選んでおいて間違いありません。ぜひ検討してみてください!
2018年から東海・関西地区でもサービス提供開始が決定しました!
【auひかり】 auユーザーは大注目!
auひかりは、auのスマホを使っている人たちから高い人気を得ています。
月額料金は平均的ですが、auのスマホを持っていると適用される「auスマートバリュー」の割引が魅力の回線業者です。
「auひかり 月額料金」
住居タイプ |
1年目 |
2年目 |
3年目 |
戸建てタイプ |
5,100円 |
5,000円 |
4,900円 |
マンションタイプ |
3,400~5,000円(マンションによって異なる) |
auスマートバリューはスマホとネットをauに揃えると、月々のスマホ代が安くなる割引です。
割引される金額はスマホの料金プランによって異なります。
下記の表を参照してください。
「auスマートバリュー 」割引金額一覧
プラン |
データ容量 |
2年間 |
3年目以降 |
auピタットプラン |
スーパーカケホ/カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~2GBまで |
500円 |
500円 |
スーパーカケホ/カケホ/シンプル:2GB超~20GBまで |
1,000円 |
1,000円 |
|
auフラットプラン |
20/30GB |
1,000円 |
1,000円 |
データ定額1/2GB |
934円 |
500円 |
|
データ定額2/3GB ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン auケータイデータ付 |
934円 |
934円 |
|
データ定額5/20GB LTEフラット(7GB) ISフラット |
1,410円 |
934円 |
|
データ定額30GB |
2,000円 |
934円 |
auスマートバリューの割引は、家族内であれば10回線まで適用できます。
家族全員でauのスマホを使っていれば、ネットの実質料金がタダになるのも夢ではありません。
ただauひかりは、回線の提供エリアが関東より北の地方に限られていることが欠点です。
提供エリアは以下の申込みサイトでご確認ください。
auひかりについてもっと詳しく!
【eo光】 関西のauユーザーの方
eo光はauひかりが使えない関西地方のauユーザーの人にとって、魅力的な選択肢と言えます。
魅力の理由はauスマートバリューが適用できることです。
さらに、使いはじめの1年間の料金が安くなるのも嬉しいですね。
住居タイプ |
利用開始月~12ヶ月目 |
13ヶ月目移行 |
戸建てタイプ |
2,953円 |
4,953円 |
マンション |
2,124~2,791円 |
3,124~3,791円 |
【ドコモ光】 ドコモの方はこちら!
ドコモ光も、ドコモのスマホを使っていると月々のスマホ代が割引されます。
「ドコモ光 月額料金」
住居タイプ |
タイプA |
タイプB |
戸建てタイプ |
5,200円 |
5,400円 |
マンションタイプ |
4,000円 |
4,200円 |
ただ、auひかりやソフトバンク光に比べると割引金額が低めになっています。
「光セット割 割引金額一覧 通常契約版」
プラン |
マンションタイプ |
戸建てタイプ |
ウルトラデータLLパック(30GB) |
1,100円 |
1,100円 |
ウルトラデータLパック(20GB) |
900円 |
900円 |
データMパック(5GB) |
800円 |
800円 |
データSパック(2GB) |
500円 |
500円 |
「光セット割 シェアパック割引金額一覧」
プラン |
マンション |
戸建て |
ウルトラシェアパック100 |
3,000円 |
3,200円 |
ウルトラシェアパック50 |
2,400円 |
2,500円 |
ウルトラシェアパック30(30GB) |
2,000円 |
2,000円 |
シェアパック15 |
1,800円 |
1,800円 |
シェアパック10 |
1,200円 |
1,200円 |
シェアパック5 |
800円 |
800円 |
ドコモ光はGMOとくとくBBで!
ドコモ光の対応プロバイダーは全部で26社と多数存在しますが、その中でもおすすめなのがGMOとくとくBBです。
・通信方式にv6プラスを採用し他プロバイダーよりも高速
・高速Wi-Fiルーターを無料で貸し出し可能です
・100Mbpsを下回った場合には、100ポイント(100円相当)をプレゼント
といった他にないメリットがあります。
【ソフトバンク光】 ソフトバンクの方はこちら!
ソフトバンク光は、ソフトバンクのスマホユーザーにお得な光回線です。
月額料金は相場とあまり変わりませんが、ソフトバンクのスマホを持っていると適用される「おうち割光セット」の割引が魅力です。
住居タイプ |
月額料金 |
戸建て |
5,200円 |
マンション |
3,800円 |
おうち割光セットもスマホの料金プランによって割引金額が異なりますが、家族内であれば10台まで割引が適用できます。
「おうち割光セット 割引金額一覧」
プラン |
2年間 |
3年目以降 |
データ定額30GB |
1,852円 |
934円 |
データ定額5/20GB |
1,410円 |
934円 |
データ定額1/2GB |
463円 |
463円 |
3Gケータイ用データ定額 |
463円 |
463円 |
LTEフラット(7GB) |
1,410円 |
934円 |
割引が適用できる台数の多さが、携帯電話会社による光回線を使うメリットと言えるでしょう。
【ビッグローブ光】 格安SIMとセットで!
ビッグローブ光はインターネット業界では老舗クラスのプロバイダ「BIGLOBE」による光回線です。
住居タイプ |
月額料金 |
戸建て |
4,980円 |
マンション |
3,980円 |
携帯電話を格安SIMの「BIGLOBE SIM」にすると、毎月の料金が300円割引されます。
携帯会社を大手キャリアから格安SIMへ乗り換えたい人には、魅力的なサービスでしょう。
【クイック光】
出典: quick-hikari.jp
クイック光は「ずーっと割」を適用すると、相場より安い料金でネットが使えることが特徴です。
住居タイプ |
通常プラン(2年契約) |
ずーっと割適用時(3年契約) |
戸建て |
4,950円 |
4,450円 |
マンション |
3,950円 |
3,450円 |
しかし回線速度の評判はイマイチで、YouTubeなどの動画視聴が多い人にはおすすめできません。
また、携帯電話などとのセット割引もないところがマイナスポイントです。
【ドライブ光】
出典: www.drive-net.jp
ドライブ光の月額料金は、インターネット市場の相場とあまり変わりません。
住居タイプ |
月額料金 |
戸建て |
4,980円 |
マンション |
3,980円 |
また回線速度の評判も高くないので、メリットはほとんどないと言えます。
料金や回線速度を表で比較!
ここで紹介した光回線8社を表でまとめて比較してみました。
光回線を選ぶときの目安として活用してください。
月額料金 |
回線 速度 |
セット 割有無 |
||
戸建て |
マンション |
|||
NURO光 |
4,743円 |
4,743円 |
○ |
有 |
auひかり |
2,953~ 4,953円 |
2,124~ 3,791円 |
○ |
有 |
eo光 |
4,900~ 5,100円 |
3,400~ 5,000円 |
○ |
有 |
ソフトバンク光 |
5,200円 |
3,800円 |
○ |
有 |
ドコモ光 |
5,200~ 5,400円 |
4,000~ 4,200円 |
○ |
有 |
ビッグローブ光 |
4,980円 |
3,980円 |
△ |
有 |
クイック光 |
4,450~ 4,950円 |
3,450~ 3,950円 |
× |
無 |
ドライブ光 |
4.980円 |
3,980円 |
× |
無 |
スマホとのセット割引がある光回線のほうが実質のネット代が安くなりやすく、回線速度が優れています。
ただBIGLOBE光は利用する地域によって速度に違いがあるので、注意が必要です。
まとめ
光回線を安く使うには、スマホとネットのサービス会社を揃えることが一番の近道です。
また携帯会社の光回線は回線速度も速いので、安心して契約できるでしょう。
ただ契約できるエリアに住んでいれば、ソフトバンクユーザーはNURO光を、auユーザーはauひかりがベスト選択になるので覚えておきましょう。
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