其の160『三本の矢の刀たち』 |
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時代 |
指定なし |
地域 |
指定なし |
刀剣 |
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毛利藤四郎 |
…… |
九鬼正宗 |
……? |
毛利藤四郎 |
百万…… |
九鬼正宗 |
一心 |
毛利藤四郎 |
はああ……、両川にあった方の小さいほうって聞いていたので楽しみにしていたのに…… |
九鬼正宗 |
なんじゃ、うちじゃ不満か? 指、絞めるでぇ |
毛利藤四郎 |
九鬼正宗、そういうところです! |
九鬼正宗 |
ほいじゃ、あっちの狐さんのほうが良かったかぁ? |
毛利藤四郎 |
あれは大きいですからねえ……。いえ、そういうことではなくて! |
九鬼正宗 |
ほいじゃ、どういうことじゃろ? |
毛利藤四郎 |
おほん、いいですか? 知行合一、そして致良知です。ここが我が政道と思うからこそ、主さまの側でこの本丸を守り、小さい子を守る。くれぐれも西国の田舎侍の刀などと侮られてはならぬと |
九鬼正宗 |
……ずいぶん頭隠して尻隠さずなようじゃが |
毛利藤四郎 |
それはしょうがないでしょう。可愛いには抗えません |
九鬼正宗 |
また都合のええ致良知じゃのぉ |
毛利藤四郎 |
……うぐ |
九鬼正宗 |
でも、舐られたらいけんっていうのは同意じゃ。こういうときこその百万一心、三本の矢 |
毛利藤四郎 |
九鬼、理解が早くて……! 少々可愛げがない意外は百点満点ですね。百万一心で、小さい子を大切にしていきましょう! |
九鬼正宗 |
あー? やっぱ、指絞めとかんやらぁ? |
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