2021年4月22日にスクウェア・エニックスから発売されたPlayStation4/XboxOne/PC用ソフト「ニーア レプリカント ver.1.22474487139…」。
2010年4月に発売された「ニーア レプリカント」をベースとしたリメイク作品で、フルボイス化やグラフィックの強化、60fps対応などが図られました。
本記事では、主に海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
目次
メタスコア84点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは84点を獲得しました。(2021/04/23時点:レビュー数65件・PS4版)
現時点でどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
オリジナルの問題点を改善した
「ニーア レプリカント ver.1.22474487139…」では、オリジナル版の抱えていた問題の多くが修正されたと評価されています。
特にアクションにおいて、60fps対応によるスムーズでダイナミックな戦闘が楽しめることにより、作品の世界観に没頭できる点を指摘するレビューが多く見られました。
「Digitally Downloaded」は、「このリマスターは、オリジナルの作品で人々が抱えていた問題を、このようなインパクトのある作品に妥協することなく修正した。」として、100点をつけています。
評価の低い点
反復的なプレイの多さ
「ニーア レプリカント ver.1.22474487139…」はあくまでリメイク作品であり完全新作ではありません。さまざまな問題点が改善されているとはいえ、システムの多くはオリジナル版を踏襲しています。
一例として、クエストのために何度も行き来するようなプレイを要求されることが少なくはありませんが、それを退屈とみなすレビュワーも一定数います。
「Digital Trends」は、「繰り返しのゲームプレイは2010年の基準でも時代遅れに感じます。」として、70点をつけています。
評価まとめ
「ニーア レプリカント ver.1.22474487139…」は、オリジナル版の魅力を維持しつつ現代機向けに着実な強化を果たし、高い評価を獲得しました。
「ニーア オートマタ」などでヨコオタロウ氏の世界観にどっぷり浸かったゲーマーであれば、多少の古さを感じたとしても楽しめる作品と言えそうです。
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