【スプラトゥーン2】採点する小説家のコメント fb6cc51c922aa2a03574e11d3551de7e

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「そういえばお前さ」
「んー?」
「クラスの女子に頼まれてさ、今日図書室の司書代行する約束じゃ無かったっけ?」
「んー?」
「いや、んー?じゃなくて」
「………あ」
そう口を開いたまま、シズルの顔は目に見えて青ざめる
「頼む!!!」
「いや、さぁ……謝礼は?」
「今度コンビニでなんか奢る」
「よし。高く付くぞ」
物に釣られた自分に、若干のプライドのなさも感じながら、なんだかんだ行ったことのない図書室まで足を急いだ

絶妙に錆びた重い扉が、見た目通りの音を立てながら開く
開いた扉から一歩踏み出した先、目の前に広がった光景は一般的な図書館と大差ないほどの、キッチリと詰められた本棚だった
本独特の香りが漂う空間は、自主的な読者を行う場としては最高の環境だった
でも、それよりも…手前の本を借りるために設けられた机には、見覚えのある顔が座っていた
僕の顔を見るや否や何かに気づいた顔をして、手早く見慣れたスケッチブックを取り出した

考察とかしたい人向け
タイトル→
「蒼く焦げる」
水篠シオリ 
名前を英語にすると「mi zu si no thi o ri」
シオリはtea oliveのte o riから来てる
主人公的な

辻井シズル
名前の由来は
see(見る)とスルー
ヒロインその2

※※※※※※
女性だよ!!!めちゃ可愛いよ!!!
銀髪蒼目、体がめっちゃ頑丈
タイトル通りの人

でも、誰もがみんな口を揃えてこういう
「※※※さんってさ…ちょっとだけおかしいけど…結局は美人だよな」
こんな高嶺の花のような人との関わりは、僕の人生に置いて一切ないと思っていた
でも、今日の朝の事だ 

「眠っ……」
「あっ…シオリじゃん!」
聞き覚えのある声と共に、肩を掴まれる…
中学の頃までは良かった
勉強も簡単でみんなよりも点がちょっぴり高かったから、親は特に何も言われない
何をするにも自由だった
でも、いざ三年になって進路がどうのこうの、、、となりはじめるとそうもいかない
今までダンマリを決め込んでいた親も口をついて出るように言う
「将来どうすんの?」
「将来…?」
そこでやっと気づいた
今まで僕は、ぼんやりと生きてきたんだって
こなすべきことをこなして、家へ帰って、起きて、また学校へ行く
ただずっっと機械のように動いていたんだ
「夢…」
そんなこんなしているうちに、中学に入ってから4回目の春が来た
僕は、一番近かった高校に入学した
このシズルとかいう奴は、中学校からのおまけだ

うちのクラスには少しばかり変な人がいる
その人は、いつもスケッチブックと使い古したであろう材料表記が霞んだペンを、大事そうに抱えている
それにここら辺では見ない珍しい白髪…いや銀髪と言うべきだろうか?
まぁそんなことはどうでもいい
変なところ…というのは、表情が一切変わらない…という「個性」とでもいって仕舞えば片付くほどどうでもいい事だ
前にクラスの男子が冷やかしで少しだけ揶揄ったこともあったが表情ひとつ変えずにキョトン…?としていたらしい

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