其の126『夏塵』 |
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時代 |
江戸の記憶 |
地域 |
大阪(大阪冬の陣) |
刀剣 |
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泛塵 |
八丁念仏は、雑賀の出と聞いた |
八丁念仏 |
まあそうだけど。そっちも紀州ゆかりっ? |
泛塵 |
時代としては少し後だが、山のほうに縁がある。雑賀衆の話は有名だ |
八丁念仏 |
そりゃあ、知ってくれてるのは嬉しいけど。……眼差しがやたら眩しいような |
泛塵 |
その……あの……、……のか? |
八丁念仏 |
これは、もしや…… |
泛塵 |
……うっ、馬の上で鉄砲は撃てるのかっ!? 雑賀の鈴木孫一は、どんな場所からでも鉄砲を撃てたのだろう!? |
八丁念仏 |
わ、びっくりした! え〜っと……、君が多分思い描いているのは伝説化したキラキラ雑賀で、俺の確かな主は〜…… |
泛塵 |
……くっ、塵が出過ぎた真似を、その…………すまない…… |
八丁念仏 |
あ〜〜〜〜…………、撃てるっ! |
泛塵 |
そうか、やはり馬の上で鉄砲は撃てるのか! |
八丁念仏 |
あ〜、うん |
泛塵 |
本当か! 本当に真田左衛門佐信繁も撃っただろうか! |
八丁念仏 |
……うん。きっと、そうだっ |
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