2024年2月14日(水)にSteamで発売された、Behaviour InteractiveとLunarch Studiosが手掛けるパズルアドベンチャーゲーム『Islands of Insight』(アイランドオブインサイト)。
Behaviour Interactiveと言えば『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』を世に出したゲーム会社として有名ですが、この作品はジャンルも世界観も全く異なる美しいオープンワールドの世界でパズルを解いていくパズルアドベンチャーゲーム。
これが遊んでみるとガチで面白くハマってしまったので、その魅力を存分にお伝えできたらと思います。
目次
協力プレイ可能なパズルアドベンチャーゲーム
パズルアドベンチャーゲームである『Islands of Insight』。
プレイヤーはシーカー(探索者)の一人となり、広大なフィールドを冒険しながらパズルを解いていきます。
本作はオープンワールドゲームとなっており、自由にフィールドを探索することができます。
序盤のパズルや操作のチュートリアルが終わったら、どこでも好きな場所に行くことが可能です。
画面右端に表示されるメインクエストを進めるもよし、フィールドに散らばったパズルを解きまくるもよし。
筆者は序盤のエリアを抜け出して、目に映るパズルを解いては追いかけを繰り返していました。
▲ これは最初に訪れる『翠緑の峡谷』。 古代エジプト風の建築と緑豊かな自然が特徴的なエリアです。
また、本作は他のプレイヤーとのマルチプレイが可能。
登録したフレンドの他、世界各地から本作を遊んでいるプレイヤーとも出会うことができます。
パズルやクエストの進捗状況は共有されませんが、フィールドに配置されたパズルは他のプレイヤーも同じものが見えているので、同じパズルを一緒にプレイして攻略を助け合うことができますよ。
▲ 画像は後述のパズル『センチネルストーン』を、偶然出会った他のプレイヤーと一緒に攻略している時のもの。
Island of Insightのココが面白い!
キャラメイク
ゲームを開始すると、はじめに自分のキャラクターを作成する必要があります。
『スパークを内に収めるための器』という設定で、キャラクターが人間ではないことがわかるのも素敵。
筆者はキャラメイクが大好きなので、本作の容姿の設定項目が豊富で本当に嬉しいです。
▲ ◇を選ぶと男性、◯を選ぶと女性のような体つきになります。
性別の概念があるかわからないのも肉体が『器』であることが強調されていて素晴らしい。人間ではない生物に想いを馳せるだけでご飯が一合食べられます。
キャラメイクの基本である顔立ち・髪型・髪の色・目の色に加え、『オーラ』『優美な輝き』といった特殊な項目も存在。
他のゲームにはない設定項目で、本作ならではのキャラメイクを楽しむことができます!
▲ 『つや』『肌つやの色』の設定で肌の色を細やかに設定できます。『オーラ』はキャラクターの輪郭の色が変わります。
▲ 『優美な輝き』の設定で髪に動くメッシュを入れることができます。筆者の作ったキャラクター、我ながらイケメンすぎます。キャラメイクに30分くらいかかった。
▲ キャラクターの容姿はTABキーのメニュー画面の『カスタマイズ』からいつでも変更できます。
古代の建造物と美しい自然
キャラクターの容姿を決定したらオープニングムービーが流れ、さっそく『Islands of Insight』の世界へ。
リアルで美しいグラフィックで描かれる建造物と自然環境には目を見張るものがあります。
そんな幻想的で壮厳な本作の世界をまじまじと見つめるきっかけになるパズルが『サイトシーア』。
このパズルはフィールドに落ちている楕円型の板を左クリックで拾うことで開始できます。
写真を拡大したり重ねたりしながら、写真通りの景色がぴったり見える場所を発見したらクリアになります。
▲ 『サイトシーア』は景色が綺麗に映る位置が出題されているので、クリア後に写真を撮るのが筆者の密かな楽しみです。
パズルのひとつになっているなど、本作の攻略に関わる要素である風景ですが、時には攻略関係なく、パズルの休憩に景色を眺めたり写真を撮ったりして癒やされるのも楽しみのひとつです。
頭を使って疲れた時はぜひ一度立ち止まって、辺りの景色を観察してみてください!
▲ これは3つ目のエリアである『秋の滝』。木製の橋を中心に撮るだけでオシャレ。どこを撮っても映えると思います。
▲ これは同エリア『秋の滝』で見られるキノコ。とてつもなくかわいい。きのこの写真を何枚も撮りました。
ミステリアスな世界観
オープニングムービーでは『Islands of Insight』で探索することになる世界は、暁光族(ぎょうこうぞく)という種族が別の世界を参考にして作った領域であり、エネルギーのスパークが生み出した生命体がシーカーであることが明かされます。
▲ キャラメイク後のゲーム開始時に流れるオープニングムービー。
「暁光族とは何者?」「領域を作った理由は?」「シーカーって何?」など、疑問が湧いてきます。
そんな謎多き世界観を解き明かすカギになりそうなのが『物語の断片』。
フィールドに散らばっている黒いカケラを調べることで収集できる要素です。
▲ 未開放の『物語の断片』。黒いカケラと核のようなものが浮かんでいます。
▲ 調べるとカケラが集まって五角形に。『物語の断片』の名前の通り、会話のワンシーンや誰かのモノローグを見ることができます。
多種多様なパズル
本作には合計で24種類のパズルジャンルと約1万個以上のパズルが存在。
ジャンルの種類・総数もさることながら、ルールの追加も本作をグッと面白くする要素のひとつです。
こちらは『ロジックグリッド』と呼ばれるジャンルのパズル。
隙間に黒と白のセルを決められたルール通りに配置することでクリアになるパズルです。
▲ この画像で挑戦しているパズルのルールは『黒をすべてつなげる』『白をすべてつなげる』だけ。
▲ 一方こちらの画像で挑戦しているパズルでは、黒と白のセルをつなげる必要はありませんが、2×2を同じ色のブロックで埋めてはいけないというルールです。
このように、見た目は同じパズルですが、ものによってクリア条件が違います。
ルールによって配置の考え方も異なるため、1つのジャンルのパズルでも飽きが来ません。
困った時のヒント機能
『ロジックグリッド』の画面右下にあるこちらの『予感』。いわゆるヒント機能があります。
時間経過で貯まるゲージ1つを消費して、間違えているセルを教えてもらうことが可能です。
「あと少しでクリアできそうなのに何が間違っているのかわからない……」という場合は、『予感』を使うことでクリアできるかもしれません。
▲ 初期状態の『予感』の表示。『予感』は後述の『アップグレード』機能で更に強化することが可能です。
苦手なパズルはスルーしてもOK
先述の『予感』を使っても解けない場合や、苦手なジャンルのパズルを見つけた場合、「一旦置いておく」「チャレンジしない」という選択も可能です。
従来のパズルゲームでは解けるまで次の問題に挑むことができないゲームも多々ありますが、本作は2秒歩けば見つかるほど大量のパズルが存在しているため、出来なければ他のパズルに挑戦すれば良いという手軽さがあります。
「こんなにフィールドが広いし、離れてしまったら場所を忘れてしまうのではないか」と心配になりますが大丈夫。
一度解きかけで諦めたパズルはマップに記録されるため、あらためて挑戦したくなったらすぐに訪れることができます。
パズルの熟練度システム
上記の遊びごたえのあるパズルを解くと、『マスタリー』と呼ばれる熟練度が上がっていきます。
『マスタリー』はパズルの種類別に分かれており、熟練度が上がると『スパーク』というポイントがもらえます。
自分がどのパズルをどれだけ解いたかが視覚的にわかるようになっているため、友達と進捗を共有して楽しめそうです。
▲ 各パズルごとの『マスタリー』のレベルが上がると、ビギナー→初心者→訓練生といった形で称号がもらえます。
称号は画面右上の『称号を決めていません!』をクリックすることで装備できます。
スキルツリー機能
先述の『マスタリー』で得た『スパーク』ポイントは、メニュー画面(TABキー)の『アップグレード』で使用できます。
▲ 『アップグレード』の画面。能力の開放に使用する『スパーク』の所持数は右上に表示されます。
『アップグレード』の項目は『チャージジャンプ』のような新しいアクションが追加されるものや、『グリッドの一括塗り!』のようなパズルを解くのに便利なツールが開放されるもの、移動や滑空の速度が上がるものなど様々。
プレイを進めてパズルに慣れればなれるほど、だんだんと出来ることが増えていく楽しさがある機能です。
▲ 『スパーク』は『アップグレード』の他に、キャラクターの服や装飾品を購入するのにも使用します。筆者のイケメンがもっとイケメンになる!
探索し甲斐のあるフィールド
一見何もなさそうに見えるこちらの景色。
流れている滝の下を覗き込むと……
浮き島とパズルがありました!
本作には落下ダメージはないのでそのまま降りて大丈夫です。
こういう隠れた足場って、とってもロマンがありますよね。見つけた時の嬉しさが半端ないです。
このようなフィールドがたくさん広がっている本作。探索のし甲斐があってワクワクします!
知らない誰かとマルチプレイ
こだわって作られたという本作のオンラインマルチプレイ機能。
お辞儀などのエモートと場所を教えるピンでしか交流できないという不便にも思える仕様ですが、個人的には見知らぬ誰かとゲームでちょこっとだけ交流ができる絶妙な距離感がちょうど良いと感じました。
▲ 本作で使うことができるエモートとピン。この画面はキーボードのQボタンから呼び出すことができます。
発売日当日に筆者がこのゲームを遊んだ際、後述の3Dを活かしたパズル『センチネルストーン』で苦戦しているプレイヤーを発見し、エモートやピンを使ったり同じ場所で飛び跳ねたりして攻略方法をなんとか伝えようとしたことがあります。
意思疎通を図ろうと奇妙な行動を10分ほど続けた筆者の努力が報われ、苦戦していたプレイヤーは見事『センチネルストーン』のひとつをクリアすることができました。
その時、筆者の進捗には全く影響がないのに、自分のことのように嬉しかったのを覚えています。
その後筆者と協力してパズルを解くことができたプレイヤーからゲーム内のフレンド申請が届き、今でも筆者のフレンドリストに名前が載っています。
彼(または彼女)がオンラインになり、フレンドリストの『オフライン』が『Islands of Insightをプレイしています』に変わると幸せな気持ちになります。
パズルが繋いでくれた一期一会の出会いが思い出になる、そんな体験でした。
本作をプレイする時はぜひ他のプレイヤーの観察や交流をしてみてほしいと強く思います!
3Dを活かしたパズルの紹介
パズルというと平面の2Dパズルを思い浮かべる方が多いかと思われますが、本作は3Dを活かしたパズルも豊富。
この項では『Islands of Insight』で登場する、3Dゲームならではのパズルのジャンルを5つ紹介します。
同じ模様の赤と緑のブロックをつなぐ『マッチボックス』
赤色または緑色の模様の書かれた箱を見つけたら、それは『マッチボックス』というパズルです。
付近に同じ模様の箱があるので、赤色の箱と緑色の箱の両方が見える位置を探しましょう。
片方の箱を左クリック→ドラッグでもう片方の箱を選択してつなげるとクリアになります。
▲ 『マッチボックス』を攻略している画像。もう片方の選択する状態の場合、視点移動は可能ですがキャラクターの移動はできません。
全ての石が見える場所を探す『センチネルストーン』
『センチネルストーン』は全ての石を視認することができる場所を探すパズルです。
こちらのパズル、一見簡単そうに見えますが案外難しいんですよね。
正解に見える位置を見つけても、だいたい他の石やオブジェクトに隠れてしまう石が存在しており、見えそうで見えないもどかしさを感じます。
空間把握が苦手な筆者は「本作で一番苦戦したパズルは?」と訊かれたら、真っ先にこの『センチネルストーン』を挙げるほど苦戦しました。
▲ 画像のような不思議な形の石柱が並んでいる『センチネルストーン』は比較的見つけやすいパズルと言えます。
▲ よくある『センチネルストーン』の苦戦パターン。この場合、手前の石に阻まれて赤丸の石を起動することができません。
制限範囲内で5つの遺物を探す『隠れペンタッド』
フィールドを探索していると、らせん状の金属のてっぺんに球体が輝くオブジェクトを発見することがあります。
このオブジェクトに近づいて左クリックすると……
▲ 『隠れペンタッド』のパズルを開始できるオブジェクト。
金色をした円形の膜が広がり、膜の範囲内に『隠れ遺物』というオブジェクトが配置されます。
この『隠れ遺物』を見つけて左クリックし、5つ集めるとクリアになるパズルです。
▲ 『隠れ遺物』は木の中・大きな建造物の下・屋根の上など、見つけにくい場所に多く隠されています。
線のつながる場所を探す『光のモチーフ』
地面・岩壁・建造物の壁面に目を見やると、金色や黒色の線が描かれていることがあります。
▲ 画面中央部分の岩壁にキラキラした金色の線が描かれています。
この線、実は『光のモチーフ』というパズルなんです。
線と線が全てつながる地点に立つと線が光り出し、模様が浮かび上がります。
水色の光が一番強い状態で左クリックでクリアになります。
▲ この状態で右クリックをすればクリアになります。筆者は毎回クリックするのを忘れます。
隠れたオブジェクトを探す『隠れ道・リング・キューブ』
『隠れ道』『隠れリング』『隠れキューブ』の3つのパズルは、半透明の隠されたオブジェクトを探すパズルです。
▲ 未発見の『隠れ道』。赤丸の部分をじっくり観察してみると、うっすらと門のようなものが見えます。
これらのパズルは近づくことによってうっすらと輪郭を捉えることができ、『隠れ道』は透明の門を通り抜ける、『隠れリング』はジャンプで輪っかをくぐる、『隠れキューブ』は接近した状態で調べることでクリアになります。
なんと隠されたオブジェクトの数は約5000個。
フィールドの高いところや端っこなどの見つけづらい場所に配置されていることが多く、探索が面白いと感じました。
▲ 2段ジャンプで登れる柱の上に『隠れキューブ』があるのを発見。赤丸の部分に半透明の四角い箱が見えます。
じっと観察しているとたまに金色に光るので静止画で見るよりも見つけやすいかもしれません。
Islands of Insightを買う前のQ&A
パソコンのスペックは必要?
3Dゲームということもあり、グラフィックボードを搭載したパソコンが必要ではありますが、筆者の環境ではラグや重さを感じることなく快適にプレイすることができました。
Steamのストアページに記載されている推奨・最低スペック、筆者のスペックは下記の通りです。
推奨スペック |
最低スペック |
筆者のスペック |
|
---|---|---|---|
OS |
Windows10・Direct X 11以降 |
Windows10 |
Windows 11 |
プロセッサー |
|
|
Intel Core i5-11400 |
メモリー |
16 GB RAM |
8 GB RAM |
16GB RAM |
グラフィック |
|
|
NVidia GeForce RTX3060 |
DirectX |
Version 11 |
||
ネットワーク |
ブロードバンドインターネット接続 |
||
ストレージ |
35 GB の空き容量 |
容量はどれくらい使う?
筆者が『Islands of Insight』をダウンロードした際には16.98GBのディスク領域が必要で、1時間半ほどかかりました。
日本語化はされている?
『Islands of Insight』は日本語化されています。
本作をはじめて起動した際に英語表示になっている場合、下記の手段で日本語に変更できます。
1. タイトル画面の『OPTIONS』ボタンを押す
マルチプレイは必須?
マルチプレイは必須ではありませんし、ソロ/マルチでの格差もありません。
ひとりで黙々とプレイするもよし、友達と頭を捻るのもよし、その場で出会った他のプレイヤーとエモートやピンを駆使してアドバイスし合うのもよし。
人それぞれの遊び方ができるようになっています。
筆者は人間観察と他人に世話を焼くのが好きなので、他のプレイヤーがパズルを解く様子をそっと見守ったり、その場でフレンドになって一緒に探索したりするのが楽しかったです。
ボリュームはどれくらい?
Lunarch StudiosのCEO兼ゲームディレクターであるエリオット氏が公式の解説動画内で「想像よりもスケールが大きくて奥が深いゲームを目指した」と発言していた通りのボリュームたっぷりのゲームです。
中でもパズル上級者のプレイヤーに挑戦してほしいのが、高難易度の『ロジックグリッド』。
先程まで紹介していたのと同じジャンルのパズルとは思えない、作中屈指の難しさです!
▲ 上に星のマークがある『ロジックグリッド』パズルはゲキムズ!
これは2つ星の『マスター』難易度。もう1段階上の『グランドマスター』(3つ星)も存在します。
▲ パズルを開始すると大量のマス目のパズルが出てきます。この量になると間違ったセルを探すのも一苦労。筆者はそっと画面を閉じました。
▲ これは同じ『ロジックグリッド』ジャンルの『パーフェクトクエスト』。熟考が必要なパズルです。
全5個のパズルがランダムに出題され、3手間違えた時点で1つ目のパズルからやり直しになってしまいます。
アクション要素はある?
ダッシュ・二段ジャンプ・チャージジャンプ・滑空など、フィールド探索に使うアクション要素は存在します。
▲ 画面右端に表示されるメインクエストを進めることで『翼』を獲得し、滑空できるようになります。
これらの要素は高所に存在することが多い『隠れ道』『隠れリング』『隠れキューブ』や、制限時間以内に全ての球体に触れるパズルである『フローオーブ』などのパズルを解くのにも使用します。
▲ 薄い水色の球体に制限時間以内に触れるパズル『フローオーブ』。クリアタイムに応じてリザルト画面に金・銀・銅の色が付きます。
「オープンワールドゲームは広くて探索が大変そう……」「崖を登るのに時間がかかるのでは」と心配に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です!
本作には『裂け目』というジャンプポイントが各地に点在しており、これに乗ることで一瞬で高いところまで移動できます。
▲ これが『裂け目』。中央に立つことで体がふわりと浮き上がり、離れた場所や高い場所まで移動することができます。
また、本作には落下ダメージはないので、高低差があるところにジャンプしても問題ありません。
地面がないところに落ちてしまった場合はペナルティなしで直前のポイントまで復帰できます。
このように、本作ではアクション要素はあるもののストレスなしにプレイできる工夫がされているので、アクションに苦手意識がある方でも十分楽しめると思います。
ゲーム酔い / 3D酔いはする?
三半規管が弱い・偏頭痛持ち・女性と酔いやすい人の傾向に当てはまりすぎている筆者。
3Dゲームのプレイ経験は豊富な方ではありますが、当然のことながらプレイした当初は酔いました。
- 短時間から徐々に慣らす
- 慣れてきても1時間おきに休憩する
- 明るい部屋でプレイする
- ゲーム画面・モニターの明るさを調節する
- 適切な大きさのモニターを買う
等の対策で、現在は楽しくプレイすることができていますが、3Dゲームで酔いやすい人は注意が必要です。
どういう人に向いている?
本作『Islands of Insight』は、
- 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』『原神』等オープンワールドゲームでの探索が好きな方
- 『The Witness』『The Talos Principle』等パズルゲームが好きな方
- 『風ノ旅ビト』『Sky 星を紡ぐ子どもたち』等見知らぬプレイヤーと出会えるゲームが好きな方
に向いている作品だと感じました。
- 「この上に登ったら何があるんだろう」とフィールドを探索したい!
- 「このパズルはどうやって解くんだろう」と試行錯誤したい!
- チャットではなく、エモート等で他のプレイヤーと交流する距離感が落ち着く!
という方はぜひおすすめしたい作品です。
通常版とデラックス版どっちを買うべき?
『Islands of Insight』には通常版とデラックス版の2種類がありますが、基本は通常版の購入で問題ありません。
限定の服・装飾品や壁紙が欲しい場合は、デラックス版を購入するのがおすすめです。
通常版 |
3,400円 |
---|---|
デラックス版 |
4,500円 |
▲ デラックス版には限定の服・装飾品(2セット)と壁紙(5枚)が付属しています。翼のデザインがかっこいい。
パズルゲーム初心者にもベテランにも楽しんでほしい一作
ここまで『Islands of Insight』の紹介やレビューを行いましたが、
- パズルゲームをあまりプレイしたことがない初心者の方
- 数々のパズルゲームを経験してきたベテランの方
- パズルを解くのが得意な方
- パズルに苦手意識がある方
総じて、どのような方でも自分のプレイスタイルに合わせて楽しめる、自由度の高いゲームと感じました!
少しだけ遊ぶつもりが3時間プレイしてしまっていたほど熱中できる、ぜひ一度プレイしていただきたい一作です。
もちろんいい意味で『時間泥棒』という言葉が相応しい作品となっているので、ちゃんと時間を確保してから遊んでくださいね。
ゲームと活字が大好きなライター。動画投稿・配信活動が趣味。
偏頭痛持ちの女性。人一倍酔いやすい。パズルゲームは熟考しないタイプ。
本作をプレイした際は知恵を絞りすぎて頭が熱くなった。
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