バンダイナムコエンターテインメントの手掛ける「ガンダムブレイカー」シリーズ最新作、「ガンダムブレイカー4」について、5/8に発表された発売日や様々なゲーム仕様について、本作の魅力を現段階で期待できる部分を解説・考察していきます。
■更新履歴■
2024/8/9 |
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2024.8/8公開長編トレーラー紹介 「収録機体の追加」に8/8長編トレーラーにて紹介された期待を追加しました。 |
2024/7/13 |
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「オープンネットワークテスト(ONT)開催決定」項目を追加しました。 「ゲームモードの紹介について」項目を追加しました。 「ゲームシステムについて」項目を追加しました。 「収録機体の追加」に7/2発表の一部機体画像を追加しました。 |
目次
ガンダムブレイカーとは?
自分だけの“俺ガンプラ”で戦う創壊共闘アクション
- -ガンダムの頭にザクの体など、パーツを自由に組み合わせた“俺ガンプラ”を
操作して戦うアクションゲーム- -1/60サイズと1/144サイズの大きさの異なるガンプラが戦うなど、
ガンプラならではのバトルが楽しめる- -ガンダムゲーム唯一のガンプラをモチーフとしたシリーズ
出典: gb.ggame.jp
「スーパーロボット大戦」シリーズや「SDガンダムジェネレーション」シリーズなど、ガンダムをテーマにした作品は数多く存在します。
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「ガンダムブレイカー」はその中でも、圧倒的な自由度を誇る「自分だけの機体を作り、操る」ガンプラをテーマとした唯一無二のテーマを持つゲームとなっています。
ガンダムブレイカー4の販売情報
基本情報
タイトル |
ガンダムブレイカー4 |
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発売日 |
2024/8/29 |
価格 |
通常版:8,470 円(税込)(ダウンロード版 同価格) STEAM: オープン価格 |
プラットフォーム |
Nintendo Switch PlayStation5 / PlayStation4 PC(STEAM ) |
プレイ人数 |
オフライン1人(オンライン1人~3人) |
ジャンル |
創壊共闘アクション |
CERO |
B |
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DLCを含んだ追加ストーリー・機体を得られる「シーズンパス」本作の新要素となるジオラマ機能を拡張する「ジオラマパック」の有無も発表されています。
パッケージ版の特徴
パッケージ版価格まとめ |
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通常版 |
8,470 円(税込) |
コレクターズエディション |
14,850 円 (税込) |
コレクターズエディション + シーズンパス |
18,810 円 (税込) |
コレクターズエディション + シーズンパス + ジオラマパック |
20,350 円 (税込) |
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パッケージ版ではオリジナルガンプラガンプラ「ガンバレルストライクガンダム(ガンダムブレイカーVer.)」や「デジタルサウンドトラック(ガンダムブレイカーシリーズゲームオリジナルBGM45曲)」「マルチスチールケース」が付属した「コレクターズエディション」というガンプラをテーマとした本作ならではのリアル特典があるのが特徴的です。
ダウンロード版の特徴
ダウンロード版価格まとめ |
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通常版 |
8,470 円(税込) |
デジタルデラックスエディション |
12,430円(税込) |
デジタルアルティメットエディション |
13,970円(税込) |
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ダウンロード版ではパッケージ版と異なり、オリジナルガンプラとサウンドトラックが付属しない内容となっています。
シーズンパスやジオラマパックなどのゲーム要素での特典はパッケージ版と変わりないのでお好みの方を選べます。
PC版要求スペック
最低 |
推奨 |
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OS |
Windows 10 |
Windows 11 |
プロセッサー |
Intel Core i5-2400 AMD FX-6300 |
Intel Core i5-6400 AMD Ryzen 3 1200 |
グラフィック |
Nvidia GeForce GTX 760 AMD Radeon RX 280 |
Nvidia GeForce GTX 970 AMD Radeon RX 580 |
メモリー |
8GB |
8GB |
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解像度の比較
Switch携帯 |
SwitchTV |
PS4 |
PS5 |
PC |
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swichの携帯モードからPS5に向かって画像の大型MA(モビルアーマー)「ビグザム」のモールドや装甲の光沢など、ディティールが細部まで描かれている事がわかります。
なお、PC版に関してはスペックに依存するところもありますが、最低は「1920×1080」最大ではPS5と同様の「3840×2160」になる模様です。
ハイエンドのゲーミングPCを用いれば、大量の敵と戦う時や派手なエフェクトが発生する時のカクつきや処理落ちが抑えられ、高解像度と快適なゲームプレイを両立できるのではないかと推測できます。
クロスプレイは可能?
現段階でわかっているのはPS4版とPS5版のクロスプレイは対応していますが、switchとPS5のようなハードを跨いだクロスプレイについては未対応です。
また、PS4/PS5間を除き、異なるプラットフォーム同士でのオンラインマルチプレイには対応していません。
8/8:長編トレーラー公開!
2024年8/8(木)に「機動戦士ガンダムSEED」より「キラ・ヤマト」(CV:保志総一朗)「アスラン・ザラ」(CV:石田 彰)が原作のセリフやプラモデラーあるあるを交えながらゲームを紹介する長編トレーラーが公開されました。
出典: www.youtube.com
往年のSEEDファンには懐かしくも笑える台詞や、どんどん原型を無くしていくアスランの愛機など軽快なノリで本作の魅力を紹介してくれます。
トレーラーにて新要素のプレイ映像も確認
出典: www.youtube.com
トレーラー映像では各ゲームプレイモードのプレイ映像などが新たに公開されており、新要素の「サバイバルモード」なども紹介されています。
また、追加された各種機体や、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」より大型MA「ハシュマル」との戦闘シーンも確認できました。
追加機体の紹介
出典: x.com
トレーラー内で最新映画である「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」より「マイティーストライクフリーダム」の無料DLC追加が公表されました。
配信時期については後日発表となっているので、情報の配信が楽しみですね。
7/19~オープンネットワークテスト(ONT)開催決定
7/2に公式youtubeチャンネルおよび公式Xにてオープンネットワークテスト(ONT)の開催スケジュールが発表されました。
出典: x.com
2024/7/19(金) 9:00~14:00,18:00~23:00
2024/7/20(土)11:00~2024/7/21(日)15:00
参加可能なプラットフォームはSwitch/PS4/PS5となっており、PS4/PS5はPlayStation®Plus未加入でも参加可能となっています。
マルチロビーやマルチミッションの体験や、20機程のガンプラを実際に組み換え、カラー変更といった内容で、オープンテストでのプレイデータは本編には引き継げない仕様となっています。
ゲームモードの紹介
7/2に公式youtubeチャンネルで配信された「ガンダムブレイカー4 ガンブレ情報局ミニ Vol.2」では本作のゲームモードや、ストーリーについて発表されました。
出典: www.youtube.com
ストーリーは前作3と繋がっている
ストーリーは好評を博したガンダムブレイカー3から数年後の話となっており、ガンプラを愛する仲間と共に作中のライバルたちと戦い、成長を通して大会を制していくストーリーとなっています。
主な舞台は前作に引き続き自身が作ったガンプラを使って戦うオンラインゲーム、「ガンプラバトルシュミレーター」。
本作では「GUNPLA Battle Blaze:Beyond Borders」と名を改めています。
出典: www.youtube.com
キャラクター
メインキャラクターであり、主人公と同じクランのメンバーとなる「タオ」はSDガンダム、「リン」は通常頭身のHGスケールのガンプラを操るキャラクターの様です。
また、サブキャラクターには新キャラクターの「レコ」の他、前作3の主人公のパートナーだった「リサ」ライバルの一人だった「ミスターガンプラ」も登場します。
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ミスターガンプラは前作と相変わらずの姿ですが、大人になったリサの姿から、3のエンディングからその後がどうなったのかシリーズファンにとっても見逃せない要素となっています。
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また、前作同様にストーリを進めるとおなじみの「覚醒」システムが続投されているほか、「ガンダムブレイカーモバイル」のキャラクターや機体が登場する事も発表されています。
クエスト
ストーリーを進めると解放されるフリーミッションでは、パーツの収集や素材の獲得といった周回要素の他にも、エンブレムの獲得など積極的に攻略したくなるような報酬等も追加されるようです。
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バウンティハンター
オンライン上にアップロードされた他プレイヤーのガンプラと対戦可能なモードです。
前作に引き続きの機能となっており、ゲーム内通貨になるGPを稼ぐ手段としてや、他プレイヤーのガンプラを通じて創作のアイデアが広がるモードとして期待できそうですね。
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サバイバル
こちらは本作から新規追加されたモードとなっており、ある程度ストーリーを進めてから挑戦可能なやり込み要素として紹介されています。
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段階的に難易度の上がる計50WAVEを生き抜く内容となっており、ガンプラパーツを強化する進化素材を入手する事が可能となっています。
ガンプラの強化はもちろん、配信では50WAVEのクリアが本作のエンドコンテンツ要素となる旨も語られています。
ゲームシステムについて
パーツの強化要素
パーツの強化システムは前作3を踏襲し、パーツの強さは基礎能力が上がるレベルとパーツの付与されたレアリティに依存したものとなっています。
例えば「同レベル・同レアリティ」ならザクとガンダムの性能差は無く、セットしたパーツに付属している武装やデザインで選べる仕様となっています。
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別のパーツを消費する事でレベルやレアリティの強化、アビリティの継承可能となっており、気に入った1パーツをいつまでも使い続けられます。
マスタースキル
最大レアリティからもう一段階進化させるとそのパーツは「マスター化」という状態になり、通常はそのパーツを装備しないと使えないスキルが別のパーツを装備している状態でも使用可能になります。
なお、マスター化への進化素材は新ゲームモード、「サバイバル」などで入手が可能と発表されています。
出典: www.youtube.com
前作までは似たシステムに「熟練度」という形で、スキルを使い込むことでどのパーツでも使用可能になる仕様でしたが、アビリディ上限という性能面の向上や、パーツのレアリティアップさえ行えばすぐに行える用に変化しています。
過去作から進化したシステム創作システム
装着パーツの自由度が進化
過去作では再現できなかった「左右の腕で違う機体のものを装着する」「SDガンダムのパーツ組み換え」などが可能となっています。
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公式サイトで発表されていた機体では、左は水陸両用MS(モビルスーツ)「ゾゴック」の頭部と胴体に「ズゴック」の右腕と「アッガイ」の左腕を装着した機体。
一方右側では体は比較的人型に近い「キュベレイ」の胴体や「ランチャーストライクガンダム」と思われる右腕など、スタンダードなガンダムの身体にSDガンダムシリーズの「武者ガンダム」の頭部を取り付けた機体。
いずれも過去作では再現不可能な機体例が発表されています。
各パーツのサイズを変更可能
前作の3では現実のプラモ同様、HG(1/144)MG(1/100)のスケールが異なるパーツが存在し、別スケール同士で組み合わせる事が可能でしたが、本作では自由にサイズを調整できる事が発表された画像から期待できます。
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ペイント機能の充実
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ペイント機能には元の機体のカラーリングがプリセットとして気軽に塗り替えられる機能が新しく追加。
白がベースのガンダムを「シャア専用ザク」風に全体を塗り替えるなど、初めてガンダムブレイカーシリーズに触れる人でも、統一感ある塗装が簡単に行えるようになります。
前作に引き続き実際の機体らしい表現などが可能な「ウェザリング」にもダメージ表現の項目が追加されているなど、ペイントにもさらなる深みが増しています。
好評のビルダーズパーツも続投
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全身に砲門を追加したロマンあふれる機体など、通常のパーツでは再現できない追加パーツ、「ビルダーズパーツ」も前作に引き続き実装されています。
収録機体が増えた事からさらにパーツのバリエーションが増える事が期待されます。
収録機体の追加
出典: bandai-hobby.net
「機動戦士ガンダム MSV」から「ザクマインレイヤー」など知る人ぞ知るマニアックな機体から、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より「ガンダム・エアリアル」など最新の機体が追加されます。
他にも公表されている収録機体は数多くあるので、推しの愛機がないかぜひチェックしてみてください。
GUNPLA|ガンダムブレイカー4|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト (ggame.jp)
7/2発表の追加機体について
7/2に公式youtubeチャンネルで配信された「ガンダムブレイカー4 ガンブレ情報局ミニ Vol.2」では新たに6機体の画像が発表されています。
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プレイ中のアクションなどについては、公式Xでも案内されているので気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。
「ジオラマモード」で俺ジオラマの制作が可能
俺ガンプラや背景、様々なオブジェクトを組み合わせ、自分だけのジオラマを制作することが可能に。
オンラインで誰かに見せて「Good Build」をもらうことも!
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前作にあったフォトモードからさらに進化した、エフェクトの追加や他機体の設置など細部まで調整できるジオラマモードが追加されています。
原作にあった名シーンの再現はもちろん、自由な機体と自由なシチュエーションで自分だけの「俺ジオラマ」が作成可能という戦闘以外の楽しみが広がります。
進化した戦闘アクション
二刀流アクション
右手と左手に装備した武器とスキルを使って自分だけのコンボ!
シチュエーションに合わせて左右の武器を使い分け、スキルを組み合わせて自分だけのコンボを見つけよう!
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両方の腕にそれぞれ違う武器を装備できるようになり、それによる「二刀流」アクションが可能になっています。
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画像の例では右腕にビームサーベル、左腕にヒートアックスを装備した構成となっています。
前作にも二対のビームサーベルなど、「武器カテゴリ」としての二刀流は存在していましたが、本作では自由な組み合わせでの二刀流が大きな進化点となっています。
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装備した武器によってモーションが異なり、組み合わせによって独特なコンボを繰り出す事ができるようです。
実際のガンダムシリーズではあり得ない「ビーム・ランスとヒートアックスの二刀流」といった独特な戦闘スタイルの機体を作り出す事も可能です。
バトルシステムの進化
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ミッションでは敵を倒してガンプラパーツを集める魅力はもちろん、本作からはクリアタイムやコンボを評価するシステムも追加されました。
高い評価を得るとリザルト時にボーナススコアになる恩恵もあり、自身が作った至高のガンプラで華麗に戦う、アクションゲームとしてのやりごたえも充実していく要素になる事が期待されます。
EXスキルの仕様変更
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武器固有の必殺技や、「機動武闘伝Gガンダム」より「石破天驚拳」などのド派手な必殺技、EXスキルがそれぞれ固有コストを持つゲージ制に変わりました。
使用ゲージが多い強力なEXスキルはボス相手に温存し、使用ゲージの少ないEXスキルは道中の雑魚にどんどん使っていくなど、EXスキルの使い分けが攻略の鍵となりそうですね。
OPスキルについて
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戦闘システムには「OPスキル」というEXスキルと異なり、クールタイム式で何度も使用できる特殊攻撃が紹介されています。
紹介画像では「騎士ガンダム」が武装である「電磁スピア」を振るっているのが確認できます。
前作では肩に大型ビームキャノンを懸架している機体、「トールギス」の腕をセットしていると実際に戦闘で使用できる「オプション武装」という形で実装されていましたが、本作ではどのような使用感になるのか期待されます。
まとめ:ガンダム好きならぜひおすすめ
「ガンダムブレイカーシリーズ」はガンプラをテーマにした作品ではありますが、プラモデル作成の知識がなくても問題ありません。
数あるガンダムシリーズの中の1つでも好きな作品や機体があれば、それだけで十分楽しめるゲーム内容として評価されています。
もちろん、ガンダムファンからしても「腕部に内蔵したバルカンを設定通り撃ちまくれる」などメカニック部分の再現度も非常に高く、「わかってるなぁ…」と唸らせる作り込み具合です。
そんな「ガンダムブレイカーシリーズ」の正当進化を遂げた本作の今後の続報にも注目していきたいところですね。
ガンダムブレイカー4の予約方法一覧
現在確認できる予約可能なサイトは下記となっています。
アソビストア |
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プレミアムバンダイ |
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PlayStationStore |
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STEAM |
コレクターズエディションなどは現在「アソビストア」「プレミアムバンダイ」のみで予約受付中なので、特典が欲しい方はぜひそちらで予約しましょう。
PlayStationStoreとSTEAMでは「通常版/デジタルデラックス版/デジタルアルティメットエディション」のみ予約可能となっています。
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