2024年3月22日にソニー・インタラクティブエンターテインメントから発売されたPlayStation5ソフト「Rise of the Ronin」。
コーエーテクモゲームスで「仁王」や「NINJA GAIDEN」などを手掛けた「Team NINJA」の開発で、日本の幕末を舞台にしたオープンワールドアクションRPGです。
本記事では、海外メディアの評価をまとめました。
メタスコア76点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは76点を獲得しました。(2024/3/22時点:レビュー数108件)
評価の高い点
奥深い戦闘システム
刀や槍などの近接武器や、手裏剣や銃などの遠距離武器を組み合わせることで、プレイヤーのスタイルに合わせたバトルを楽しめます。
テクニックが求められる部分は多いものの、その多彩さのお陰で取っつきやすく、幅広いゲーマーが楽しめるとして評価されました。
「CGMagazine」は、「私がずっと待ち望んでいた、ほぼ完璧なサムライ/浪人のオープンワールドRPG であり、プレイヤーにプレイスタイルの選択肢を多く提供します。」として90点をつけました。
ストーリーや設定の良さ
本作の主人公は、幕末の動乱の中で奮闘する一人の侍(浪人)です。架空の物語ではあるものの、時代背景や人物像が緻密に描かれており、歴史小説のようであると評価する声が上がりました。
「Digitally Downloaded」は、「他の歴史小説と同様、フィクションの側面に重点が置かれているが、コーエーはこの時代の力学、緊張、葛藤、個性を見事に描き出しており、この時代への入門書として最適な作品となっている。」として90点をつけました。
評価の低い点
退屈なオープンワールド
本作はオープンワールドが取り入れられているものの、それが有効に機能しているとは言い難く、広いだけでやることは少ないとの指摘もありました。
「Gfinity」は、「Team Ninja の才能はゲームプレイにあり、オープン ワールド デザインには多くの改善の余地があります。」として70点をつけました。
評価まとめ
「Rise of the Ronin」は、遊びやすく奥深い戦闘システムと、緻密に描かれた日本の幕末で奮闘する浪人のストーリーが高く評価されました。
一方で、オープンワールドの退屈さを指摘する声も少なくはありませんでした。この作品のなにに期待してプレイするかによって、その満足度に差が出てくる可能性がありそうです。
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