2024年8月29日に発売予定の『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版やゲームシステムなど最新情報をまとめています。
目次
聖剣伝説 VISIONS of MANAの基本情報
タイトル |
聖剣伝説 VISIONS of MANA |
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発売日 |
2024年8月29日 |
対応機種 |
PlayStation4/5、Xbox SeriesX|S Windows、Steam |
希望小売価格 |
通常版:8,778円 (税込) デジタルデラックスエディション:12,100円 (税込) コレクターズエディション:22,000円 (税込) |
16年ぶりの完全新作
出典: www.youtube.com
「聖剣伝説シリーズ」は、ニンテンドーDSで発売された外伝作の「聖剣伝説 HEROES of MANA」以来、16年ぶりのシリーズ最新作となっています。
体験版配信開始!
2024年7月30日より、本作の体験版の配信を開始しました。
体験版紹介動画
体験版でできること
体験版では、ゲーム本編の一部と、立体的・戦略性の高いなアクションバトル、広大なセミオープンフィールドでの探索が楽しめます。
プレイアブルキャラとして「ヴァル」、「カリナ」、「モートレア」の3人の操作と、サポートキャラとして「ヒナ」と「ラムコ」が同行しプレイすることができます。
製品版への引き継ぎとプレイ特典
体験版のセーブデータが本体に保存されている状態で、製品版で遊ぶことで特典を受け取ることができます。
特典はヴァル専用武器の「グラディウス(片手剣)」、「ファルクス(大剣)」、「ホーンランス(ランス)」の3種が序盤で入手できるようになるとのことです。
なお、体験版から製品版への引き継ぎはなく、特典の武器は体験版を遊ばなくとも入手自体は可能となっています。
体験版について
体験版の遊び方
遊びたいプラットフォームのサイトにアクセスし、そこからダウンロードすることにより遊べるようになります。
どこまで遊べる?
遊べる範囲として、本編の一部のみ遊べるようになっています。
「雪別れの滝」、「ファルロー大草原」、「港町ラタ」の3つのフィールドを自由に探索できます。
そして、港町ラタから船に乗っていくと戦うことになるボスを倒すと体験版が終了します。
何時間くらい遊べる?
寄り道せずに一直線でボスまで進むと、1時間かからないくらいでクリアできますが、サブクエストや収集要素などもあるので、6時間程度は遊べます。
しかし、サブクエストをクリアしたり収集要素を集めても、製品版に引き継ぎができないので、それらをコンプリートしても製品版で再びやらなければならないことに注意しましょう。
体験版の操作方法などあれこれ
操作方法
A、○ボタン |
調べる・ジャンプ (フィールド上でのみ二段ジャンプ可) |
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B、✕ボタン |
回避・受け身・空中回避 |
X、□ボタン |
通常攻撃 (長押しやディレイで技が変化) |
Y、△ボタン |
特殊攻撃 (長押しやディレイで技が変化) |
RB、R1 |
道具・特技のショートカット |
RT、R2 |
精霊器の使用 |
LB、L1 |
ナビ機能や乗り物キャラのショートカット |
LT、L2 |
必殺技 |
十字キー上下 |
操作キャラの変更 |
十字キー左右 |
リングコマンド (アイテムや特技の選択) |
左スティック |
移動、押し込みでダッシュ |
右スティック |
カメラの移動、押し込みでロックオン |
これらは設定画面からボタンの割り当てを変更できるので、自分の操作しやすい方法に変更しても良いでしょう。
ショートカットについて
L1かR1を押しながら○✕△□(ABXY)と十字キーで、ショートカットコマンドを使用できます。
画面右下に表示され、バトル中は特技の発動とアイテムの使用、フィールド上ではナビゲーション機能や乗り物キャラを呼び出すことができます。
精霊器の付け替え
「精霊器」を付け替えると、クラスチェンジすることができます。ステータスや属性、武器種、使える特技が変化します。
精霊器は全8属性あり、体験版では2属性だけ使用可能です。精霊器を装備しなかった場合、そのキャラ固有のクラスにチェンジします。
属性
このゲームには属性があり、精霊器同様、全8属性あります。
- 斬・打
- 月・木
- 火←→水
- 風←→土
- 光←→闇
武器種の属性だけでなく、クラスによって属性は固定されています。ですが、特技は精霊器と関係なく付け替えられるので、相性補完をして特技を付け替えると良いのかもしれません。
エレメントボード
「エレメントポイント」を使用し、特技などを覚えていくシステムです。
画面右上に現在のエレメントポイントが表示されており、「ゴールドクローバー」を変換したり、精霊石を見つけることでポイントを入手することができます。
特技
エレメントボードで習得した特技とアビリティは、リングコマンドかショートカットにセットして戦闘中に使用可能になります。
特技は画面左下のキャラのHPの下にあるMPを消費することで使用できます。MPはアイテム、オブジェクトの破壊、敵を攻撃することで回復することができます。
体験版をプレイしてみた感想
体験版を通しての感想となると非常に楽しめました。
しかし、16年ぶりのシリーズ最新作ということもあり少し期待していましたが、期待通りの出来かと言われれば、細かな気になるポイントはあります。
良かったポイント
美麗なグラフィック
グラフィックは「聖剣伝説」らしいファンタジーな世界を、現代のグラフィックとしてだけでなく、温かみのある落ち着くグラフィックとして落とし込んでいます。
プロモーションビデオなどで見ても美麗なのはわかりますが、いざ実機でプレイしてみるとよりキレイだと感じます。
高クオリティなBGM
「聖剣伝説」シリーズといえば、高クオリティなBGMも評価されています。
それは本作でも健在です。何度聴いても飽きないような落ち着くフィールドのBGM、テンションが上がるような戦闘BGM、少しコミカルなイベントのBGMなど、様々なBGMが体験版だけでも楽しめます。
自由に変更できるクラスチェンジ
「精霊器」という道具をキャラ同士で付け替えることで、クラスチェンジをすることができます。
クラスチェンジをすることで、同じキャラでもアタッカー、ディフェンダー、バッファーなど様々な役割に変えることができるので、自分の好きな組み合わせで戦闘を進めることができるのが自由度が高く、個人的にもおすすめしたいポイントです。
王道なストーリー
体験版では本編の一部だけなのでストーリーも途中からになるものの、「聖剣伝説」らしい王道なストーリーは先の展開がわかるという賛否がわかれるポイントかもしれませんが、筆者個人としては非常に良いと思いました。
この「らしさ」が、シリーズのファンには嬉しく、新規の方にはストーリーに入りやすいということでもあります。
良くなかったポイント
戦闘のテンポが少し悪い
現代のアクションバトルRPGの中ではテンポが悪いと感じました。攻撃後の隙きや魔法の詠唱時間など、もっとテンポ早くサクサクとプレイしたいのが本音となります。
さらに敵が硬く、なかなか敵が倒せないのもテンポが悪くなる一つの要因となっていると思いました。
セリフが子供向け…?
王道なストーリーを私は評価しましたが、セリフ回しが少し子供向けなのかなと感じました。
わかりやすいと言えばいいのかもしれませんが、少し照れを感じるくらいのセリフ回しだったので、気になるポイントとなっています。
ストーリー
火の村ティアナに住む主人公ヴァルは
幼馴染の少女ヒナを誘い、
フェアリーを迎える祭りへ向かっていました。
フェアリーは4年に1度、
マナの樹へと旅立つ御子を任命するために各地を訪れます。
選ばれた御子は世界に満ちるマナの循環を支えるために、
その魂を捧げることになります。やがて陽が落ちると空がきらめき
ヒナの前にフェアリーが舞い降ります。
ヴァルは魂の守り人として、御子に選ばれたヒナを守るため
村人たちに祝福されながらマナの樹を目指す旅に出ます。
個性的な魅力溢れるキャラクター
ヴァル
火の村ティアナ出身。
本作の主人公で、御子を守る役割を持つ魂の守り人。
好奇心旺盛でお人好しな性格。火の御子が選ばれたことをきっかけに、世界各地を旅することになる。
村の代表として魂の守り人に任命されたことを誇りに思っている。
カリナとラムコ
カリナ
風の谷ロングレン出身。
事故が原因で翼を片方失ってしまう。
村の外の世界に強い興味を持っており、
御子として各地を旅することに憧れていた。
聖獣の子供ラムコとは友達でもあり、姉妹のようでもある。ラムコ
聖獣の子供。
事故で負傷したカリナを助けて以来、ロングレンに住み着いている。
モートレア
月の街エテラナ出身。
幼い頃故郷で起こったとある事件により心に深い傷を負っている。
ヴァルたちとの出会いをきっかけに己の過去と向き合うことになる。
パルミナ
水の都エリスタニアの若き女王。
先代国王であった父が他界し、その後を継ぐ形で王位に就いた。
様々な思惑が水面下で渦巻く自国の行く末と
王子であるまだ幼い弟、イアンを案じている。
ジュリ
樹の里ヴィラルスで暮らす種族「草人」のひとり。
長い眠りに就いている他の草人たちのため
番人として、日々休まず水やりをしている。
ヴァルたちとの出会いにより、同じことの繰り返しだった毎日に“変化”が訪れる。
ヒナ
火の村ティアナ出身。
ヴァルの幼馴染で、火の御子に選ばれる。
魂の守り人であるヴァルとともに旅ができることを、
心から嬉しく思っている。
アッシュ
闇の書殿ロロバッゾの書殿長。
知的好奇心の塊のような人物で、
自分の興味が向く領域への探求心にあふれている。
その豊富な知識が評価され、若くして書殿長に任命された。
バトルシステム
精霊とともに戦う
本作では武器に精霊の力が宿っており、それを駆使して戦いましょう。
MPを消費する技の「特技」や、あらかじめアビリティを習得しておくなど、様々な方法で戦闘を有利に運ぶことができます。
発売日発表トレーラー
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