スマホでゲームを遊ぶとなると、アプリストアからダウンロードして遊ぶ形式が一般的です。
しかしそれ以外にも、ブラウザを使って遊ぶタイプのゲームもあります。「今さらブラウザゲームなんて…」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、「HTML5」という技術により、ブラウザゲームは大きな進化を遂げているのです。
アプリゲームとブラウザゲーム(主にHTML5)の違い、それぞれのメリットデメリットについて解説します。
目次
ブラウザゲームのメリット
スマホの容量を食わない
アプリストアからアプリをダウンロードすると、アプリによってはかなりのサイズの容量を食うことになります。
スマホの中にはアプリ以外にも写真や動画などさまざまなデータを保存していますので、節約できるものなら節約したいですよね。
ブラウザゲームはアプリをダウンロードする必要がないので、容量に関してはほぼ心配する必要がありません。
ただブラウザゲームのポータル(たくさんのゲームへのアクセスを容易にした場所)によっては、ポータルアプリをダウンロードする必要はあります。
昔と比べて進化している
少し前のブラウザゲームのイメージがあると、「グラフィックは単調だし、シンプルなゲームしかできないでしょ?」と思われるかもしれません。
しかしHTML5技術の採用により、ブラウザゲームも進化しています。動きがあるグラフィックや動画、音など、比較的単純なものに限りますが、それなりのクオリティで描写が可能なレベルにまで来ているのです。
ブラウザゲームのデメリット
常時通信が必要
ブラウザゲームでは、あらゆる処理を通信しながら行うことになります。通信環境が安定していないと、満足に楽しむことはできません。
もっともこの点に関しては、スマホアプリのソーシャルゲームでも同様です。
3D表現に弱い
一昔前のブラウザゲームよりは進化しているとはいえ、現状では複雑な3D表現は難しく、最先端のスマホアプリと比較すると、がっかりしてしまうことがあるかもしれません。
ブラウザゲームを提供しているポータルサイトのラインナップを見ると、比較的シンプルなゲームが多く並んでいます。「アプリと同じように遊べる」と言い切るには、やや違和感もあります。
とはいえシンプルだからと言って楽しめないことはないですし、魅力的なゲームはたくさんあります。ほとんどのゲームは無料で楽しめますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ブラウザゲーム(HTML5) プラットフォーム一覧
ブラウザゲームを遊ぶことができる主なプラットフォームを紹介します。
Yahoo!ゲーム
従来のブラウザゲームに加え、「Yahoo!ゲームプラス」ではHTML5を採用したゲームも配信しています。基本無料ゲームだけではなく、有料買い切りタイプのものも配信しているのは大きな特徴です。
enza
バンダイナムコエンターテインメントの運営するゲームがそろうポータルサイトです。ドラゴンボール、アイドルマスター、金色のガッシュベルなどの人気キャラクターを題材としたゲームがあります。
G123.jp
ソーシャルゲームが多くラインナップに並びます。限定コードの配布などの施策も活発に行っています。
楽天ゲームズ
比較的早い時期からHTML5のゲームを展開してきましたが、先日サービスの終了を発表しています。今後は各社のメッセージアプリなどでの展開を予定しているとのことです。
※2019年7月22日(月)16:00にサービス終了予定
LINE QUICK GAME
LINEのトーク画面からゲームへと移行できる利便性を強みとしています。たまごっち、釣りスタなど国内向けのゲームがそろいます。
Facebook インスタントゲーム
LINEと同様、Facebookから直接移行できる利便性を強みとしています。1000種類を超えるゲームを提供しており、欧米テイストのカジュアルなゲームが多くそろいます。
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