ジョージ・R・R・マーティン作のファンタジー小説「氷と炎の歌」を原作としたテレビドラマ、「ゲーム・オブ・スローンズ」。
日本でも動画配信サービスで放映され人気になっていますが、その作品にゲーム化の話が持ち上がっているようです。
出典: www.star-ch.jp
原作者がゲーム開発への関与を示唆
原作者のジョージ・R・R・マーティンは、2019年5月20日に公開された自身のブログでこのように語っています。
I’ve consulted on a video game out of Japan.
直訳すると、「日本からビデオゲームに関する助言を求められている。」となります。
ただしこれは、必ずしも「ゲーム・オブ・スローンズ」のゲーム化を指すものではありません。
ブログ自体は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の放送終了を受けて執筆されたものですが、先ほど紹介した一文が登場する前後を読んでみると、彼自身が携わるプロジェクトを紹介しているにすぎないからです。
リークと称する情報が出回る
それではなぜ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のゲーム化の噂が流れているのでしょうか。きっかけとなったのは、「Spawn Wave」という、リーク情報とされるものを多く扱うYouTubeチャンネルです。
その動画の中で、フロムソフトウェアがマーティンとのコラボ作品を準備しているとの内容が明かされました。ファンタジー作品であり、さまざまな王国を訪れ指導者を倒していくものになるとしています。
ほかにも、Gematsuというメディアがフロムソフトウェアからのリーク情報とされるものを公開しており、
- このプロジェクトは内部でGRと呼ばれている
- 宮崎英高とジョージ・R・R・マーティンのコラボ作品
- 乗馬アクションのあるオープンワールド作品
- バンダイナムコエンターテインメントから発売
- E3 2019で発表される
などとしています。補足しておくと、宮崎英高氏はフロムソフトウェアの社長でありながら、最近では「SEKIRO」のディレクターも務めた人物です。
現時点でそれほど精度の高い情報とは言えないものの、ジョージ・R・R・マーティンがなんらかのゲームに関わっていることは、本人が明かした事実です。
今後の情報に注目しておきましょう。
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