ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)は2019年10月8日、次世代ゲーム機の名称を「PlayStation 5」(PS5)とすること、そして2020年の年末商戦に発売することを発表しました。
合わせてスペックに関する情報も公開されました。本体に関しては以前から公開されている情報と大きな違いはないものの、コントローラーについて詳しい仕様が明らかになっています。
本記事では、「2つのイノベーション」(公式ブログ)があるというPS5のコントローラーについて紹介します。
※ 画像はDUALSHOCK 4のものです。
振動機能を刷新
初代PlayStationや同世代のゲーム機に採用されてきた従来の振動機能を刷新し、「ハプティック技術」を採用します。
ハプティック技術の採用により、これまで以上に多彩な反動を手の中で感じることができるそうです。
具体的には、レース中に車が壁に激突する感覚と、フットボールで相手にタックルする時の感覚では、まったく異なるものになるとのことです。
WIREDの記事によると、砂の上と氷の上での感覚の違いが分かるほどの精度とのことで、ゲーム体験はよりリアルなものとなることでしょう。
L2・R2ボタンの進化
現行のDUALSHOCK 4では背面上部についているL2・R2ボタンが、「アダプティブトリガー」として進化します。
プレイヤーが取るアクションに合わせてトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能になるそうで、先ほど紹介したハプティック技術と合わせれば、これまで以上に多彩なアクションを、リアルに再現することができるとのことです。
具体的には、弓をキリキリと引き絞る感覚や、ゴツゴツとした岩場の地形でオフロードの車を一気に加速させる時の感覚が、より鮮明に再現できるようになるとのことです。
つまり「ボタンを押したか押していないか」の二択ではなく、微妙な調整が可能になるということのようです。
USB Type-C端子を採用
前出のWIREDの記事によれば、PS5のコントローラーでは、充電用にUSB Type-C端子が採用されます。もちろんケーブルで本体と接続することも可能です。
バッテリー容量が増えてハプティック用のモーターが内蔵されます。その分DUALSHOCK 4よりは重たくなるようです。
コントローラーの初期タイプはすでに開発者に届けられ始めているとのことです。
ボタン配置や形状については、現時点では明らかにされていません。
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