2020年8月12日にUbisoftからリリースされたPC/PlayStation4/XboxOne用ソフト「Hyper Scape(ハイパースケープ)」。
FPS系のバトルロイヤル(バトロワ)ゲームで、舞台が近代都市であること、アイテムにより特殊能力を使えるようになることなどを特徴としています。
本記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
メタスコア65点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは65点を獲得しています。(2020/8/17時点:レビュー数5件・PS4版)
執筆時点でレビュー件数は極めて少なく、スコアは今後大きく変動する可能性があります。
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
新しいアイデアが多い
「PUBG」以来多くのバトロワが生み出されてきましたが、独自性を出すことに苦労し埋没してしまった作品は少なくありません。
「ハイパースケープ」では、建物を使った垂直方向を意識した戦い、個性的な特殊能力、クラウンを保持し続けることが勝利条件のひとつになるなどの点において、本作ならではのスタイルを表現しています。
「SpazioGames」は、「競合他社との確固たる大きな違いがある優れたバトルロワイヤルです。」として、75点をつけています。
評価の低い点
キャラクターやスキンの個性が不足
カラフルなスタイルをバトロワに持ち込んだ「フォートナイト」が人気を獲得したように、キャラクターやスキンも人気を左右する大きな要素となります。
「ハイパースケープ」では複数のキャラクターを選択可能であり、バトルパスなどによりキャラクターや武器のスキンを獲得可能であるものの、個性が不足しておりあまり魅力的ではないとの指摘がありました。
「IGN Italia」は、「Twitchやバトルパスを介してロック解除可能な報酬を見ても、特に魅力的な武器やキャラクターのスキンはありません。」として、73点をつけています。
評価まとめ
「ハイパースケープ」は、同種の作品がひしめくFPS系バトロワゲームの中で、垂直方向を意識させられるステージ設計や、個性的な特殊能力によりその特徴を出すことに成功しています。
一方で、キャラクターやスキンに魅力が薄いとの指摘もあり、継続してプレイするモチベーションを高めてもらうための工夫も必要になりそうです。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。