新年小説。。。 「あともうちょっとだね」 「んね~」 時計を見て私達四人は新年になるのを待つ。 テーブルにはごちそうが並べられ 私達はそんなテーブルを囲み座っていた。 今日はカウントして、 新年になる瞬間に祝うパーティー。 集まってる場所は友人から借りた、 古い和風の館。 昔温泉らしく、水が出るし使えそうだった。 ただ、ひとつ問題が。 今ここに集まってる、部屋に市松人形が 置かれている。 「ここ和風だしあの人形動くかもね」 「ええっ!」 「……大丈夫。ないから」 ちょっかいをかける...
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新年小説。。。
「あともうちょっとだね」 「んね~」 時計を見て私達四人は新年になるのを待つ。 テーブルにはごちそうが並べられ 私達はそんなテーブルを囲み座っていた。
今日はカウントして、 新年になる瞬間に祝うパーティー。
集まってる場所は友人から借りた、 古い和風の館。 昔温泉らしく、水が出るし使えそうだった。
ただ、ひとつ問題が。 今ここに集まってる、部屋に市松人形が 置かれている。
「ここ和風だしあの人形動くかもね」 「ええっ!」 「……大丈夫。ないから」
ちょっかいをかける、『ゆみ』を少し見て 皆は椅子に座る。 『カチカチカチ……』と 時計の針が刻まれる音。 皆は何故か沈黙して時計を見ている。
「あと3分か。」 私が呟くと皆がゴクッと息を飲む音。
**** やがてしばらくたち、あと1分。 「あともうちょっと……」 「…………」 「…………」 「…………」
カチカチカチ。。。カチカチカチ。。。
「10……」 「9……」 「8……」 「7……」 「6……」 「5……」 「4……」 「3……」 「2……」 「1……」
日にちと時間が変わった瞬間、 皆椅子から立つ。
「あけましておめでとう~!」 「これからも~、よr……」
挨拶を言ってると ガチャンと鳴り、いきなり電気が消えた。
「えっ!」 「何々!?」 「怖い…」 「誰!?」
皆がパニックになる声がすると 『フフフフフ……』 と女の子が笑った声が天井から響く。
「な、何……」 「声……」 「誰か居たの?」 「いや!ここ、貸しきりのはずよ!?」 「と、とりあえず、電気……」 私が手探りで紐を見つけしたに引く。
「あれ。つかない」 「えっ」 「……もしかしてガチャンってブレーカー 落とされた?」 「えっ」 「誰かブレーカーんとこ行って……」 ガタガタ怯える声。 皆は嫌々と叫ぶ。 私は冷静に回りを見た。 「……モミジは怖くないの!?」 どこかから声。 「まあ、ね。慌てても仕方ないし」 「……怖くないならさ、モミジ、 ブレーカー行ってよ……」 誰かがそういうと回りから そうだそうだと声。
「……わかったわよ。」 私はため息をつき、 懐中電灯を見つけ向かう。
(ブレーカー、どこだろう。。。 玄関付近かな) 長い廊下を歩いてると 白い着物を着た何かが右に通りすぎた。
「……っ!」 誰……?あの三人は怯えてたし あそこに要るはず。 ならあの子は誰?
私はガタガタ震えた。 そしてあの何かが通りすぎた所を覗く。
「……え?」 右を見ると廊下はなく、額縁がある。 そしてその中に飾ってる白い服の女の子が 目を閉じて笑っていた。
『フフフフフ……アハハハハ……』 絵の女の子が笑うと目を開いた。 「……っ、キャーー!」
私は無我夢中で走り、 ドアを勢いよく開けると閉じる。 なんとなくだが、追いかけてくる気がする。 私は回りを見てクローゼットの中に入る。
「……………」 息を潜め、様子をうかがうと 『ガチャ』と音。 「……っ」 ペタリ。ペタリ。と音がして クローゼットの前に着た。 『トントン。トントトン。』 「…………」 怖いが声を出したら駄目だ。 私は早くどこか行くのを願う。
しばらくしてペタリ。ペタリ。 とまた歩く音。 そしてドアを閉める音がした。
(もういいかな?) 私は恐る恐る出るとあの子は居なかった、 私はホッと安心するとこの部屋を確認した。
ここは、応接室らしい。 ソファーが向かい合わせに置かれ、 間にテーブルがある。
ここから玄関まで、遠かった気がする。 逃げるとき、東へいけば良かったが、 私は無我夢中だったため、西へ向かった。 つまり、真逆へ向かっていた。 着た道を戻らなければいけないと思うと ため息が出る。
「……仕方ない。行くか。」 恐る恐るドアを開き、 あの子が居ないか確認して出る。
「よし。戻れた。東……は、こっちか。」 ふすまを開け、部屋に入る。 『カチャ。』 入った瞬間後ろのふすまに鍵をかけられた。 「戻れなさそうだな……」 ゆっくりゆっくり前へ進む。 この部屋は何故か市松人形が沢山あり、 めちゃくちゃ怖い。
「なんか、こっち見てる気がする……」 市松人形全部、こっちを見てるような視線。 (見てはダメ。見てはダメ。) 私はそう念じながら恐る恐る進む。 「…………」
ふすまを開き、また進む。 (ここは、食堂?) 懐中電灯で回りを照らす。 するとブレーカーが冷蔵庫の上の壁に くっついていた。
「あ、あった!」 だけど、届くかな…………
「よいしょ、よいしょ、」 届かない…… (脚立とかないかな) 回りをみると木箱を見つけた。 「あ、あれ使えそう」 木箱に向かい、引っ張ると少し重い。 「重っ。。。よいしょっ!動け~!」 ズルズルを音がして少しずつ動き、 私は冷蔵庫の前に置く。 さっそく木箱に乗ると高さはちょうどよく、 ブレーカーのレバーを引けた。 『ガチャン』と音がした。 「よし……あとは帰るだけ。」 食堂のふすまを開くと暗い部屋。 恐らく電気をつけてないのか。 私は紐を引こうとした瞬間、 懐中電灯が点滅した。
「嘘……」 びっくりして紐を離してしまい、 電気もつけれない。 「は、早く戻らないと……」 慌てて走ろうとした瞬間
『フフフっ』 とまた笑い声。 パッと後ろを見るとあの子が笑いながら 近づいてくる。 「…………あ、いや…………キャー!」 叫び、ふすまを思い切り開け、走る。 道は忘れたがとにかく逃げなければ。
『ガチャン、ガチャン!』 しまった、さっきここ、鍵かけられたんだ! 後ろを向くとあの子は笑いながらゆっくり 近づく。
「…………っ」 道は……どこに……! あ、あそこにドア!
あの子は急突進してきた。 あの子の手が一瞬見えた。 ナイフを持っている。
私は走ってドアに向かい、 あの子はブレーキをかけられず、 ふすまにおもいっきりナイフを刺す。
「殺される……!」 私は息が切れてるが逃げなければ。と 考えてるせいかキツくはなかった。
やがて、明るいへやを見つけた。 あの三人がいる所。 私はスピードを早くして、入り込む。
「あ、おかえりー!」 「電気、ついたよ!」 「……っ!ハァ。ハァ。ハァ。」 私は安心するとキツくなり、床に倒れた。 「え、大丈夫!?」
『ペタリ。ペタリ。』 「……っ!」 私はガバッと起きて、 皆の前に立ちふさがり、 懐中電灯を構え殴る準備をした。
「え、モミジ!?」 「なんか音しない?」 「えっ?」
『ペタリ。ペタリ。』 あの子が私達がいる部屋に入る。 私は殴ろうとしたが、止めた。
手に持ってたナイフはないし、 あの子は……何故か泣いていた。
「……?」 「えと、どうしたの?」 ゆみが近づき、しゃがみ、聞く。 あの子はポツリポツリ語る。
『……私……幽霊。ずっと一人。』 「……寂しかったんだ。。。」 ゆみが優しく笑い、頭を撫でる。 幽霊は優しく笑った。
「んね、パーティーに幽霊ちゃん、 いれない?」 「いいね!」 「賛成っ」 『いいの?私……悪いことを……』 ちらりと私をみた。 私は笑って「大丈夫」と言った。 すると幽霊はパアッと笑って椅子に座る。
「じゃあ、改めて……」 「「「「あけおめ~!」」」」
私達は朝まで食べたり遊んだり 喋ったりしていた。
「あ、日の出」 「本当だ!」 「綺麗!」 「幽霊ちゃんもこっちきなy……あれ?」 振り替えると幽霊ちゃんは消えていた。
「居ないね……」 「成仏したのかな?」 「……かもね。あ、でも、 写真には写ってる」
私達はゆみに集まり写真を見る。 皆が笑ってピースしてる中、 幽霊はめちゃくちゃいい笑顔をしていた。
「あ、みて」 「あっ」
写真の中の幽霊ちゃんの頭の上に文字が 書かれていた。
『ありがとう……』 これはきっと幽霊ちゃんが書いた文字だ。 私達はお互い顔を見せてクスリと笑った。
終わり。
(今回一番長かった気がするw)
すごいとっても面白かった!
うんうん。ホラーが入っていてとても面白かった!
目次
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お手伝いありがとうございました Switch2だとできないっぽいので諦めます
好きなキャラ初描き💞
一応スプラ2の掲示板だからね
ふと覗きに来ちゃった2020年くらいの同志集合
しろさーんいないかー? わいは最近ロブロックスしてるでぇー
黒歴史爆誕☆
お食事
ありがとうございます!
染井明希子
岩越政蔵
Bだけどできた。同じグループだな。
以外と弱かった心の中の三号君。
しっかり塗って、障害物を利用するとできると思いますよ。あと、スペシャルを使われたときはしっかり逃げましょう。
ゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームしたいゲームし...
スプラトゥーン
確かにマジで弱いけど、タコゾネス楽しすぎる
わらびもちぃさん フレンドなってもらえませんか? 名前MOMOにゃんです! 12月中に フレコ送るのでフレンドなってもらえま...
確かにそうですね!
さすがにむずかしいのではないのでしょうか。
まばば
あー、、、る!!
まだ2024このサイト眺めてるやつおる? 初代スプラトゥーンオンラインサービス終了…?。゚(゚´ω`゚)゚。
まちがえた、29キル
え??どゆこと 【悲報】3回やって死闘(クリアしたことにする)した諦めクソ早民、やる前にググるべきだった
へえー。。今のランク帯でそれされていらいらしてるのにー。。へえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...
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新年小説。。。
「あともうちょっとだね」
「んね~」
時計を見て私達四人は新年になるのを待つ。
テーブルにはごちそうが並べられ
私達はそんなテーブルを囲み座っていた。
今日はカウントして、
新年になる瞬間に祝うパーティー。
集まってる場所は友人から借りた、
古い和風の館。
昔温泉らしく、水が出るし使えそうだった。
ただ、ひとつ問題が。
今ここに集まってる、部屋に市松人形が
置かれている。
「ここ和風だしあの人形動くかもね」
「ええっ!」
「……大丈夫。ないから」
ちょっかいをかける...
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