其の163『一家一線』 |
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時代 |
指定なし |
地域 |
指定なし |
刀剣 |
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道誉一文字 |
お姫! 会いたかった。……ダァだよ |
姫鶴一文字 |
は? 誰? 爆笑 |
道誉一文字 |
おお、お姫が雛だった頃、そう呼んでくれたじゃないか |
姫鶴一文字 |
記憶ねーっし。ちーっす、親父貴ぃ |
道誉一文字 |
…… |
ノォー! いただけない。せめて、叔・父・さ・まと呼んでくれ。プレゼントも用意してある。お姫が気に入りそうな香も |
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姫鶴一文字 |
道誉くんさ、相変わらず茹で上がってんね。そーいうのが、ほんっと無理 |
道誉一文字 |
ノォ〜…… |
姫鶴一文字 |
で? |
道誉一文字 |
ノォ〜……、ン? |
姫鶴一文字 |
何しに? おれに会いに、とか余計なのはいいから |
道誉一文字 |
……ンフン? |
姫鶴一文字 |
締めとこか |
道誉一文字 |
ああ、ウェイ! ウェイ! |
ンフー、……言うなれば、バランスを取りに |
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姫鶴一文字 |
続けて? |
道誉一文字 |
信じるということは、弱点にもなり得る |
姫鶴一文字 |
一文字に居て言う? |
道誉一文字 |
一文字だからさ |
我々は線の外に居る。だからこそ、何事も、バランスが大事だと知っている。ビジネスにおいても、この世界においても |
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姫鶴一文字 |
ふーん。まあいいけど…… |
おれ、けっこうここ、気に入ってっから |
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道誉一文字 |
……ハ? |
姫鶴一文字 |
おれの目が黒いうちは、余計なことさせねーから |
道誉一文字 |
ハ……、ハッハァ! 流石、それでこそお姫だ! |
姫鶴一文字 |
今夜、いい夢見れるといーね |
道誉一文字 |
……オ、オーマイガッ! |
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