任天堂はNintendo Switch/Nintendo Switch2の新機能「バーチャルゲームカード」を発表しました。
この記事ではバーチャルゲームカードの機能や操作方法を解説します。
※記事内の画像は公式動画をキャプチャしたものです。
目次
バーチャルゲームカードとは?
バーチャルゲームカードとは、ダウンロードソフトを物理的なゲームカードのように扱える新しい仕組みです。
これまでの「ダウンロードソフト」は「バーチャルゲームカード」に置き換わり、複数のSwitch本体間で自由にセットできます。
体験版やNintendo Switch Online加入者向けの一部ソフトなどは、バーチャルゲームカードとしては扱えません。対応可否はソフトごとに異なるため、購入ページや公式情報で確認してください。
バーチャルゲームカードはいつから始まる?
Nintendo Switchでは2025年4月下旬から開始予定です。
利用するには本体の更新が必要です。
Nintendo Switch2では発売時に搭載されています。
Nintendo Switch 2専用ソフトはNintendo Switch 2本体にしかセットできないため、対応機種をお間違えのないようご注意ください。
バーチャルゲームカードの使い方
バーチャルゲームカードを使うと、ソフトを「物理カードのように」セットや取り外しできるようになります。以下では具体的な操作手順を解説します。
本体にセットする方法
1. Nintendo eShopでソフトを購入します。
2.購入完了後に「バーチャルゲームカードが追加されました!」と表示されます。
3. HOMEメニューに戻るとソフトが追加されています。この時点でゲームを開始可能です。
バーチャルゲームカードを管理する方法
1. HOMEメニューの「バーチャルゲームカード」アイコンを選択します。
2. 専用管理画面で購入済みのソフトを確認できます。
3. ソフトを選び、「この本体にセットする」を選択すると、セットが完了します。
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バーチャルゲームカードを「セット」あるいは「取り外す」際には、インターネット接続が必要です。
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ニンテンドーアカウントのウェブページからでもバーチャルゲームカードの管理やセットが可能です。
2台目のSwitch本体で使う方法
1. バーチャルゲームカード管理画面で、いま使っている本体から取り外すを実行します。
2. 別の本体で同じニンテンドーアカウントにログインします。
3. 管理画面で「セット」を選ぶと、2台目の本体で遊べるようになります。
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1つのニンテンドーアカウントにつき、バーチャルゲームカードを同時にセットできるのは2台までです。
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一度セットすれば、オフラインでも遊べるようになりますが、「セット」または「取り外し」を行う際はオンラインが必須です。
ファミリーへの貸し出し方法
ファミリーグループ(最大8アカウント)内で貸し借りが可能です。
1.貸し出す本体と受け取る本体をローカル通信で接続します。
2. 管理画面で貸し出したいソフトを選び、「ファミリーに貸し出す」を選択します。
3. 貸し出す相手を選び、「貸し出す」を押すと完了です。
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貸し出し期限は2週間で、期間が過ぎると自動的に返却されます。
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貸し出し中もセーブデータは保持されるため、返却後も続きからプレイ可能です。
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同時に最大3人まで貸し出すことができます。
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期間内に早めに返却してもらう場合、貸出先の本体がインターネットに接続している必要があります
バーチャルゲームカードの詳細
バーチャルゲームカードにより、ダウンロードソフトがより柔軟に楽しめるようになりました。
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オンラインライセンスの設定
「ユーザー設定」→「オンラインライセンスの設定」をONにすると、従来のようにインターネット接続でライセンス認証して遊ぶ方法も選択可能です。 -
Nintendo Switch 2との違い
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Nintendo Switch 2ソフトはNintendo Switch 2にのみセット可能
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2台同時利用やファミリーへの貸し出しの仕組みは、Switch 2とSwitch両方で基本的に同じです。
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より詳しい情報は、以下の公式動画と公式サイトもご覧ください。
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