PSの歴史に残る名作のひとつ「ワンダと巨像」がリメイクされ、PS4向けに発売されます。
ワンダと巨像とはどんな作品なのか、リメイクで変わる点などをまとめました。
目次
ワンダと巨像基本情報
発売日:2018年2月8日
対応機種:PS4
価格:
パッケージ版:4,900円(税別)
ダウンロード版:5,292円(税込)
デジタルデラックス版:6,372円(税込)
ワンダと巨像とは
ワンダと巨像はもともと、2005年にPS2向けソフトとして発売されました。
その後PS3向けにもHDリマスター版が発売されています。
ジャンルとしてはアクションアドベンチャーにあたります。
いたってシンプルなゲーム性ながら、独特の世界観と幻想的なグラフィックが話題となりました。
ストーリー
主人公はワンダ。
魂を失った少女を助けるために、愛馬のアグロとともに広大な大地「古えの地」を駆け巡ります。
古えの地は、死者の魂を呼び戻すことができる場所です。
謎の声によって、16体の巨像を倒せば少女の魂を呼び戻せると知ったワンダ。
ワンダと少女の他には誰もいないこの地で、謎の声と剣の光だけを頼りに巨像を探します。
本作のキャッチコピーは、「最後の一撃は、せつない。」
その意味は実際にプレイして確かめてください。
光を頼りに巨像を探す
このゲームは、まず巨像を探すところから始まります。
多くのゲームでは、なんらかのクエストをこなしたり、人の話をヒントにしたりして、目的地へと導かれます。
ただし、ワンダと少女以外に誰もいないこの世界で、そういった攻略方法は通用しません。
掲げると巨像の居場所を指し示す不思議な剣で、各地に生息する巨像を探しましょう。
それだけに、巨像を探し当てたときの喜びと、それを遥かに上回る緊張感は、この作品の大きな魅力になっています。
パワーアップ方法も独特
この世界には味方となる人も登場しませんが、戦いべき相手も巨像以外に登場しません。
そうなると気になるのは、ワンダはどうやってパワーアップするのかという点でしょう。
ワンダのステータスは、「体力」と「握力」のみで構成されます。
特に握力は他のゲームではほとんど見かけないステータスですが、本作においては非常に重要なステータスです。
これらのステータスを上げるには、木の実や光るトカゲのしっぽを食べる必要があります。
通常プレイにおいて、武器やアイテムを入手することはありません。
巨像とのバトル
いざ巨像に出会ってみると、その大きさの違いに驚くのは間違いありません。
真正面から戦っても、まず勝ち目はないでしょう。
そこで頼りになるのは、巨像を探すのに使った剣です。
巨像を見つけた後の剣は、今度は巨像の急所を指し示してくれます。
巨像の急所さえ分かれば、そこまでよじ登って攻撃するだけ・・・なのですが、一筋縄ではいかないのが本作の面白さです。
ここで重要になってくるのが握力です。
ある程度まではパワーアップすることができるのですが、それにも限界があります。
例えばある巨像には、2つの急所があります。
ひとつは大ダメージを与えられる急所ですが、高いところにあってそのままでは登ることができません。
そこで巨像をよく観察してみると、低いところにも急所があります。
ここを攻撃すると体勢が崩れますので、そこで一気に上の弱点までよじ登るのです。
16体の巨像はそれぞれに急所も異なりますし、形状も行動パターンも異なります。
巨像を観察し、何度も試行錯誤しながらよじ登り、急所に攻撃して倒しましょう。
PS4版の変更点
グラフィックの大幅なパワーアップ
PS4版では、キャラクターから背景まですべてを最新技術で作り直しています。
その違いは、以下の比較画像を見れば一目瞭然でしょう。
出典: www.youtube.com
さらにPS4proであれば、解像度を優先するかフレームレートを優先するか選択することが可能です。
解像度優先の場合、4KHDRに対応しているディスプレイであれば、4Kの美しい映像でプレイすることができます。
フレームレート優先の場合、通常の倍の60fpsで、なめらかな動きでゲームを楽しむことができます。
フォトモードの追加
ゲーム内の風景を自由に加工して楽しむ「フォトモード」が搭載されています。
色味や明るさ、視点を自由に調整し、印象的なシーンを撮りためましょう。
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