名作のリメイクとなる「ワンダと巨像」がPS4向けに発売されました。
評価の高い点、低い点をそれぞれまとめましたので、購入の参考にしてみてください。
メタスコア92点の高評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは92点をマークし、高い評価を集めています。(2018/2/9時点:レビュー数85件)
具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介していきます。
高評価ポイント
パワーアップしたグラフィック
ワンダと巨像が最初にリリースされたのはPS2でした。
それから10年以上の時を経てPS4でリリースされるにあたり、大きな変化を遂げたのはそのグラフィックです。
最新機種の性能をフルに活かした美しいグラフィックは、かなりの高評価を得ています。
「Slant Magazine」は、「輝かしい古典ゲームが現代においてもっとも視覚的に壮大な作品のひとつとして生まれ変わった」として、100点を付けています。
壮大な物語
ワンダと巨像の一風変わった世界観は、多くの人々をひきつけます。
広大な大地でわずかなヒントを頼りに巨像を倒す。
やることはそれだけなのですが、まるで芸術作品のような作り、人々の心を打つ物語は、PS4になっても健在です。
「Game Informer」は、「リメイクはいくつかの違いを感じるが、大切な部分はそのまま」「巨像たちには叙事詩を感じるし、いくつかの物語はとても痛ましく感じる」とし、90点を付けています。
低評価ポイント
グラフィックの変更がもたらすもの
リメイク作品であるがゆえの宿命ではありますが、ストーリーは同じですのでPS2でプレイした方にとっては新鮮さが欠けるかもしれません。
またちょっとぼやけたグラフィックだからこそ醸し出していた世界観が、鮮明になったグラフィックによって損なわれていると考える人もいます。
「The Sydney Morning Herald」は、「戻ってくるプレイヤーは、ストーリーを覚えていれば魔法が欠けたように感じるかもしれないし、原作の不鮮明なグラフィックが良かったと感じるかもしれない」として、80点をつけています。
評価まとめ
コアなファンが多いワンダと巨像のリメイク作は、ストーリーを一切いじることなく、グラフィックをパワーアップさせることに集中しました。
初めてプレイする人であれば独特の世界観に心を揺さぶられるでしょうし、原作をプレイした人は風景の変化によって新たな気持ちを抱くかもしれません。
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