今回は2019年6月27日にリリースされた最新作『元気封神:Reverse』(げんきほうしん)のレビューをしていきます。
魅力溢れる世界観と奥深いバトルが特徴的なゲームでした。基本的なゲームの流れを追いながらその魅力を紹介していこうと思います。
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目次
世界観・ストーリー
ゲームを開始してすぐに、クオリティの高い歌つきのOPアニメが流れます。良いですね、個人的に好みです。
軽くその世界観と出だしのストーリーに触れていきます。封神演義を題材にした物語ですが、完全に封神演義をなぞっているわけではなく、ところどころ改変されていたり、オリジナル要素も入っています。
博物館に勤めている主人公がQRコードをスマホで読み取ったらまさかのタイムスリップ(?)をしてしまい、異世界に行く主人公……その先で戦闘中だった「太公望」と衝突して体が入れ替わってしまい、女性だった主人公は男性に、太公望は女性になってしまう。そしてそこから主人公と太公望は様々な出来事に巻き込まれていくことに。
ライトノベルなどで人気の「異世界転生モノ」みたいなストーリーになっています。
封神演義を題材にしているので、異世界転生版:封神演義と思うと、わかりやすいと思います。
結構ちゃんとしたストーリーですので、実際にプレイして読んでみてください。主人公と太公望のコンビがいい味を出していて面白いですよ。
ゲームの流れ・システム
サーバー選択
最初にサーバーを選びましょう。といってもリリースされた6月27日にプレイしていますが、現在は一つのサーバーしかありません。
どのくらいのペースで増設されるかは不明ですが、今後増えていくと思います。なのでリリース日から出遅れてしまった人は新しくサーバーができてからスタートするのもいいかもしれませんね。そうすれば他プレイヤーの方と足並みを揃えてゲームを始められます。
チュートリアルをしっかり見てからクエストを進めていこう
元気封神ではターン制のリアルタイムバトルを採用しています。戦闘についてかなり丁寧なチュートリアルがあるので、キッチリ見ながら進めましょう。
「チュートリアル飛ばしたい」
気持ちはよくわかりますが、元気封神のバトルでは戦略が大切になってくるので、その基本となる「属性」や「法術カード」をしっかり把握するためにもチュートリアルは絶対に見た方がいいです。カードの種類は基本10種類(後手で11種類)あります。
後でバトルの説明をする時にカードの紹介をしますので、そちらで確認していただいても大丈夫です。
チュートリアルが終わったら、どんどんクエストを進めていきましょう。道友レベル(プレイヤーレベル)を上げていくことでどんどん機能やコンテンツが開放されていきます。
オート戦闘や倍速戦闘といった便利機能、対人コンテンツなどですね。
基本はクエストを進めてストーリーを展開していき、プレイヤーレベルを上げて対人コンテンツを開放したら対人コンテンツを楽しんでいく流れですね。対人コンテンツがかなり豊富なので、対人ゲーと言っても過言ではないと思います。そのくらいバトルに力を入れているってことなんです。
仙人(キャラ)育成
バトルでの戦略ももちろん大切ですが、仙人(キャラ)の育成も大事です。
キャラの育成方法もかなり沢山あり、法宝(装備)を集めて強化したり、キャラのレベル自体をアイテムで上げたり、「覚醒」をして品質(星ランク)を上げてステータスをアップ上昇&特殊な効果のある奥義を解放したりですね。
そう、低レアでも覚醒で品質を上げて最高レアのLR相当の強さにできるんです。純粋なステータスは素のLRのが上ですしスキルや仙人法術カードもLRの方が強力ですが、その分覚醒しにくい印象なのでNRやSRを育成する人も多いと思います。
ちなみにですが、キャラ画面ではボイスが聴けます。画像の子は主人公ちゃん(くん?)です。太公望と入れ替わった後なので男性の体、男性の声ですけどね。
声と言えば、元気封神では豪華声優の方々(岡本信彦さん・小倉唯さん・花江夏樹さん・佐藤利奈さん・田中理恵さんなどなど)がCVを担当していますので、声優さんのファンという方はぜひ聴いてみてくださいね。
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元気封神一番の魅力!バトル・対人コンテンツ
戦闘の基本・属性・法術カードとは?
「元気封神ってどこが面白いの?」
と聞かれたら断言できます。戦闘です!
そのくらい戦闘が面白い。基本となる法術カードと、仙人にそれぞれ設定されている仙人法術カードの組み合わせや読み合いなんかが面白いんですよ。
そんな魅力たっぷりの戦闘について、基本となる属性やカードについて軽く説明していきます。
上の画像にあるように属性は4つとシンプルです。
武仙→玄仙→法仙→武仙といった具合で有利不利が働いています。回復やサポートがメインの医仙だけは有利不利なしですね。わかりやすく言うと武仙は近接物理職、玄仙は遠距離物理職、法仙は遠距離魔法職といった感じでしょうか。
それだけではなく、武仙は攻撃の時に基本1マス敵陣に向かって進む(壁になりやすい)法仙は後衛の位置固定で魔法攻撃を行えるなど、それぞれに特徴があります。画像にも書いてありますね。
仙人はそれぞれ必殺技を持っており、基本的に1ターンに1ポイント「元気」が溜まっていき、3ポイント溜まると次攻撃時に必殺技が自動で発動されます。
個人的には任意で発動できても面白かったのかなーとも思いますが、それはそれでデメリットがあるので、この形がいいんだろうなと思います。
そして戦闘において一番大事になるポイント「法術カード」です。
仙人がそれぞれ持っている「仙人法術カード」もありますが、ここでは基本となる法術カードについて説明していきます。カードは毎ラウンド(ターン)開始時に2枚手牌(手札)として補充され、発動できます。もちろん、発動せず次ラウンドに持ち越すこともできます。最大手牌は6枚までです。
法術カード一覧は下記の通りです。
- 【元気】:指定の味方仙人の元気を1アップ
- 【奪元】:指定の敵仙人の元気を1ダウン
- 【連撃】:指定した味方ユニットが攻撃後に追加で通常攻撃を行う。その代わり、そのラウンド(ターン)中与えるダメージが-20%
- 【気絶】:指定した敵仙人を気絶させる。1ラウンド継続。
- 【障壁】:指定したマスに攻撃&必殺技を一回耐える木杭を一つ召喚する。
- 【分身】:指定した味方仙人の十字範囲内に分身を1体召喚、分身は仙人の奥義を継承した状態で召喚される。
- 【雷撃】:指定十字範囲内の敵召喚物を滅ぼし、範囲内の敵仙人に固定ダメージを与える。
- 【浄化】:指定ユニットの全ての状態を浄化。
- 【癒し】:指定の味方ユニットのHPを10%回復。瀕死ユニットに対しては効果が倍増。
- 【占い】:ランダムに3枚の普通法術カードから1枚を選び手牌に加える。
- 【後手】:指定の敵ユニットの元気を全部クリア。
基本は後手以外の10種です。後手は対人で使えるカードですね。対人では先手・後手があります。
パッと効果を見ただけで「これは色々考えないと」ってなりますよね。オート機能は対人コンテンツでも使えますが、個人的にはどうしても時間がない時以外は手動でやっています。ホント面白いので。
これらの法術カードの他に、仙人ごとの法術カードというのもあるのが本当に奥が深い。通常の法術カードより強力な効果のカードばかりなので、使うタイミングがかなり大事になってきます。かといって温存したせいで負けてしまうなんてことも……それがまた楽しいです。
リアルタイム対戦が熱い!「乱闘」
プレイヤーレベルを上げていくとどんどんコンテンツが開放されていき、その大半が対人コンテンツです。
あれだけバトルに力を入れていますから、当然と言えば当然ですよね。
まず紹介するのはプレイヤーレベル10で開放される「乱闘」です。
スタミナは必要ありません。好きな時に好きなだけバトルできます。受け取れる回数に上限はありますが報酬もあります。リアルタイムバトルです。CPU対戦じゃありません。
しかもマッチングの方式も実に公平です。『過去最高戦闘力に基づいてマッチング』なんですよ。
簡単に言うと、凄く強化した仙人を3人だけ出して格下を狩ろうとか、できないってことなんですよね。あくまで過去最高戦闘力がマッチングの条件に使われますから。いつでも本当に実力が近い相手とマッチングされるってことなんですよ。
私も十戦ほどやりましたが、手も足も出ない相手はいなかったですし、こちらがストレートで余裕ーみたいな相手もいませんでした。たまたまかもしれませんが個人的にはかなりバランスがいいと思います。
カンストチームでリアルタイム対戦!?「試練」
お次はこれまた画期的な対人コンテンツ「試練」です。プレイヤーレベル13で開放されます。
画像をよく見ていただければわかると思うんですが、チームメンバーが全員カンスト状態なんですよ!
私がここまで育てたわけではありません。この「試練」では自動でチームメンバーがレベル・品質がカンスト状態になるんです。
その上でマッチングするわけで。だから本当に戦略や素のキャラ性能が大切になってくるわけですね。
もちろんLRのキャラがいた方が有利なのは変わらないと思いますが、レベル差や品質差(星など)がないってだけでもかなりありがたいというか、同じ土俵で勝負できるのが嬉しいんです!
実際この時LR仙人持ってませんでしたがLR持ちの人に勝てましたよ、達成感あります。
勝利を重ねてポイントを貯めて、ランクを上げて行けば行くほど勝利報酬が豪華になり、またポイントランキング上位になればレア装備(法宝)を獲得できます。頑張って上位を目指しましょう!
現在はシングル戦とのことですが、チーム戦(タッグ戦)もあります。2人のプレイヤー対2人のプレイヤーですね。一人3キャラずつ出し合う形になるようです。自動マッチングもありますが、友達や同じギルドの人とタッグを組んで対戦に挑むことができるそうなので、今から楽しみです。緊張感あるでしょうね……早くやりたい。
頂点を決める戦い!「万仙会」
頂点を決める戦い『万仙会』です。プレイヤーレベル14で開放されます。
これも対人コンテンツですが、リアルタイムの対戦ではなくCPU戦です。戦闘スキップもできます。
まず「選抜戦」が行われ、そこでトップ8になると「争奪戦」に進めます。トップ8になれたら8位でもLR仙人確定券が貰え、1位になれば限定看板仙人、ホーム画面に設定できるキャラをもらえます。まさしく頂点を決める戦いです。
流石に無課金の私には遠い世界ですが、全くの無関係というわけではありません。トップ8が頂点を決める戦い争奪戦では、どのプレイヤーが勝つかを予想して、当たっていたら報酬がもらえるというシステムがあるんですよ。観戦する側も楽しみがあるというのはいいですね!
また、トップ8になれなくても勝利報酬がありますので、選抜戦もできるだけこなしましょう。スキップもできますから時間のない方でもこなせます。
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その他コンテンツ
「謎の任務」・「斬仙陣」
プレイヤーレベル8で「謎の任務」レベル16で「斬仙陣」というコンテンツが開放されます。
2つとも対人コンテンツではありません、斬仙陣の方ではCPUとして出てくる感じです。
謎の任務では、装備強化用アイテムを獲得できます。大切なことなので毎日こなしましょう。ボスは特定の属性に対して耐性を持っているので、余裕があれば耐性に対応したメンバーを編成して挑むと安定します。
斬仙陣はちょっとしたローグライクのような遊び方ができます。どんどん階層を進めていくと、報酬もよくなってくるといった感じです。バフを上手く使うことでスムーズに進めたりする楽しみがあります。
チャット・掲示板・ギルド
ホーム画面では動く静淑さんをお触りできるだけではなく、チャットや掲示板、ギルドといったコンテンツもここから利用できます。ちなみにお触りするとボイスありです。別に変なセリフではなく普通のセリフですよ。
チャットは同じサーバーにいる全プレイヤーと話せたり、同じギルドの人と話せます。1対1のチャット機能も!
掲示板は現在まだ利用されていませんが、プレイヤー同士の情報交換であったり、フレンド募集などに使えるようです。
ギルドは現在、お得なアイテムをゲットできる程度の役割しか判明していませんが、対人戦に力を入れている元気封神ですから、恐らく今後何かしらの形で対人戦コンテンツなどが追加されるのでは?と予想しています。というかそうであってほしいですね!
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まとめ
結局面白いの?無課金でも楽しめるの?
もう面白さに関しては、あくまで個人的な意見ですが文句なしですね。対人コンテンツでのマッチングってかなりゲームによってはバランスが悪くて嫌になることもあるじゃないですか。元気封神では今のところ、良いバランス調整をしているなぁと感じました。
過去最高戦闘力でマッチングだったり、カンストした状態でのマッチングだったりと、斬新というか、かなり気を使ってくれているゲームだと思います。
無課金でも楽しめるかについても、問題ありません。キャラのところでも書いたんですが、この先どうなっていくかはともかくとして、現状NRやSRの方が覚醒をしやすいので育てやすいんですよね。LRを覚醒させようと思ったら結構大変だと思うので。
それにですね……LR確定券、無課金でも「7日祭り」と呼ばれるイベントでもらえるんですよ。7日目までにプレイヤーレベルを25にしておけばもらえるので、逃さないようにしてくださいね。そして21日ログインで「LR刑天」がもらえます。
それでもやっぱりLRは素でかなり強いですから、最初から欲しい!って方は、リセマラもありですね。
リセマラしなくても結構ガチャは序盤で引けるので、そのうちポロっとLR引けるとは思うんですけどね。
良いところ・悪いところ
- 戦略性の高い戦闘システム
- 良質で楽しいストーリー
- ホーム画面の静淑さんが可愛い
- 良心的なマッチング
- 無課金でもLRが確実にもらえる
- とにかく戦闘が楽しい
- ストーリー中のボイスが少なめ
- 対人バトルが苦手だと楽しめないかも?
最後に
というわけで、現在もとても楽しくプレイさせてもらっています。元気封神。
無課金でも楽しめますけど、課金してもすっごいお得なのがあるんですよね。千円くらいのパックなんですけれども。長く続ける気になったらまず買って損はないなーっていうのがいくつかあったので、チェックしてみるのもオススメです。
私は無課金でプレイしていく予定ですけどね。それでも楽しめてますから!運がいいことにLRも引けましたし。
ストーリーも普通に読んでいて面白いので、異世界転生とかが好きな方は読んでみてください。
ターン制の戦闘が好きな方、対人コンテンツが好きな方、戦略性の高いバトルが好きな方には自信を持ってオススメできるゲームですね、本当に。
レビューを書くためにプレイしたというより、ホントに面白くてただただ半日プレイしていましたから。
そんな『元気封神:Reverse』にちょっとでも興味が湧いた方はぜひプレイしてみてくださいね!
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