2019年9月27日にKalypso(日本ではスクウェア・エニックス)から発売されたPlayStation 4/XboxOne版の「トロピコ6」。
カリブ海を舞台にした独裁国家シミュレーションが、美しいグラフィックと新たな要素を加えて帰ってきました。
3月に発売されているPC版は日本語非対応となっていることから、コンシュマー版に期待していたファンもいることでしょう。
本記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。購入の際の参考にしてください。
メタスコア77点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは77点となっており、高い評価を受けています。(2019/10/3時点:レビュー数5件)
ただしレビュー件数が5件と極めて少ないため、平均値として参考にならない点は頭に入れておいてください。
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
ユーモアは健在
「独裁国家シミュレーション」と言われると恐ろしいものを想像してしまうかもしれませんが、トロピコはユーモアにあふれています。
ほかのキャラクターとのやり取りは楽しく、より美しいグラフィックで描かれる島国の雰囲気と軽やかな音楽のせいか、独裁の暗い部分を感じることはほとんどありません。
「PlayStation Country」は、「多くの魅力と素晴らしいユーモアのセンスを備えた非常に楽しい管理シム。」として、80点をつけています。
前作をベースに着実な進化
独裁者とはいえ、住民の意向をまったく無視するわけにはいきません。選挙でプレジデンテに選ばれ続ける必要があるからです。(多少の工作は可能ですが)
農作物を加工したり、鉱山を掘ったり、工場を作ったり。そしてそれらを輸出して利益を得て、さらに島を豊かにします。
島同士をつないだり、世界の名所を強奪したり、島の発展のためにやれることはさらに多くなりました。
「PlayStation Universe」は、「まったく新しくなったわけではないが、これまでで最も洗練されたバージョンになった。」として、80点をつけています。
評価の低い点
カメラに関する不満
ゲームシステム自体はおおむね高評価でしたが、一部でバグが出たり、カメラコントロールが不安定であるなどの点を指摘するレビュワーもいました。
「PlayStation LifeStyle」は、「特に施設を建てるときのカメラ位置が不安定で一貫性がない。」として、75点をつけています。
評価まとめ
「トロピコ6」は、唯一無二の独裁国家シミュレーションとして、着実な進化を遂げたようです。
美しい島国がどのように発展していくかは、プレジデンテであるあなた次第です。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。