先日発売が発表された、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)」。ファミコン時代の懐かしのゲームが多数収録されているのですが、ここで気になることがひとつ。
ファミコンのゲームを楽しむ方法として「VC(バーチャルコンソール)」がありますよね。ミニファミコンとVC。果たしてどちらがお得なのでしょうか。
ミニファミコンとは?
ミニファミコンは、「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」など、ファミコン時代の名作ソフトが30本内蔵されている端末です。HDMI接続でテレビとつなげるため、懐かしのゲームを簡単に楽しむことができます。
手のひらサイズですから、持ち運びも簡単。中断セーブ機能やUSB給電など、現代風の機能も備えたファミコンとなっています。
発売は2016年11月10日。希望小売価格は5980円(税別)です。
VC(バーチャルコンソール)とは?
VC(バーチャルコンソール)は、WiiやWiiU、ニンテンドー3DSで、過去に発売されたゲームをダウンロード購入して楽しむサービスです。
端末にもよりますが、ファミコンやスーパーファミコン、Nintendo64などのソフトがラインナップされています。
もっともラインナップが充実しているのは、WiiU用のバーチャルコンソールです。また、端末ごとに購入履歴は共有されません(WiiからWiiUに引き継ぐ場合は除く)ので注意しましょう。
ミニファミコンとVCの価格比較
ミニファミコンとVCはそれぞれに良さがあるのですが、ここでは価格面でそのお得感を比較してみます。バーチャルコンソールは、TV接続ということを考慮してWiiU版で比較しました。
VCで販売されているゲームを10月18日時点の価格で計算してみると、1本514円(税込)。30本で15420円です。
一方ミニファミコンは30本で5980円(税別)、税込みだと6458円です。単純に価格だけで比較するならば、ミニファミコンの圧倒的勝利ですね。ミニファミコンには、ゲームをその都度ダウンロードしなくてもいいというメリットもあります。
ただし、VCの場合は自分の好きなソフトを選べるという魅力があります。ミニファミコンに入っている30本に満足できないという方であれば、VCも依然として存在感を発揮できるのではないでしょうか。
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