レベルファイブからリリースが予定されている「ファンタジーライフオンライン」。
「妖怪ウォッチ」「レイトン教授」シリーズなど数多くのヒット作を残してきた同社の最新作だけに、大きな期待が集まります。
「ファンタジーライフオンライン」とはどんな作品なのでしょうか。
目次
配信日と事前登録
度重なる延期の結果、2017年配信予定となっています。
2016年中
↓
2017年4月
↓
2017年
「ファンタジーライフオンライン」は、iOS/Android対応のスマートフォン用アプリとしてリリースされます。提供方式は基本無料のアイテム課金です。
過去シリーズについて
3DSで二作リリース
まもなくリリースとなる「ファンタジーライフオンライン」ですが、実はこれまでにもシリーズ作品として発売されているのです。
第一作として発売されたのは「ファンタジーライフ」。こちらはニンテンドー3DS用ソフトで、2012年12月に発売されました。その後第二作として発売された「ファンタジーライフLINK!」は、オンライン機能や追加要素などを足したパワーアップ版となっており、キャラクターデータの引き継ぎも可能となっていました。
これまでに全世界累計で100万本の販売(ダウンロード版含む)を記録しているファンタジーライフシリーズ。新規タイトルとしては大ヒットの作品と言えます。
ファンタジーライフの世界観
ファンタジーライフの目的は、自分の分身となるアバターを作り、職業にあたる「ライフ」を与えてこの世界で自由に生きていくことです。
ジャンルとしてはRPG。平和をおびやかす隕石の謎に迫るというストーリーが用意されてはいますが、それをこなすかどうかすらプレイヤー次第という自由度の高さが特徴的です。
「ライフ」により遊び方が変わる!
ライフには、「王国兵士」「魔法使い」など戦闘で活躍してくれるものもあれば、お宝を狙う「採掘師」、武器を作り出す「鍛冶屋」など、バライティに富んだ12種類が用意されています。ライフは自由に変更することができますので、魔法使いとしてのライフに疲れたら、釣り人として悠々自適なライフを過ごすというような楽しみ方もできます。
ライフを変えても、それまでのライフで習得したスキルはそのまま使うことができます。ですから、一つのライフに専念するよりも、あらゆるライフを経験してランクを上げて、さまざまタイプの仲間に手伝ってもらったほうが、冒険の進行がはかどる仕組みになっています。
さらには、それぞれのライフのランクを上げていくことで、そのライフに関わる仲間が冒険をサポートしてくれるようになります。1人でのプレイも安心ですね。
マイルームで自分だけの拠点を
ゲーム中では、冒険の拠点となる「マイルーム」を作ることができます。はじめは小さな屋根裏部屋からスタートしますが、ゲームを進めていくことで、古屋敷や豪邸、ログハウスなどに住むことができるようになります。
マイルームは自由にカスタマイズすることができます。壁や家具、床などを模様替えして、自分だけの家を手に入れましょう。家具は街のかぐやで買うことができるのですが、大工の「ライフ」になれば自分で作ることもできて安上がり。こんなところにもライフの影響が出てくるのです。
ペットを買ったり、服を自由にコーディネートしたり。ファンタジーライフの世界がまさにもう一つの居場所として、あなたを楽しませてくれます。ドラゴンがペットになるなんていうのも、この世界ならではでしょう。
マルチプレイ
第二作にあたる「ファンタジーライフLINK!」では、友だちとのマルチプレイ要素も取り入れられました。
バトルで協力して強敵を倒したり、一緒に素材を集めたり。一人が集めた素材は全員手に入れることができますから、マルチプレイを有効に活用することが重要になってきます。
ほかにも、マイルームに招いて自慢したり、チャットを楽しんだり。コミュニケーションツールとしての楽しみ方ができるのも、ファンタジーライフの大きな特徴です。
スマホ版ゲーム紹介
ここまで過去作にあたる3DS版を紹介してきましたが、間もなくリリースされる「ファンタジーライフオンライン」は、スマートフォン向けアプリとしてリリースされます。
それぞれ共通するところ、異なるところがありますので、確認しておきましょう。
ライフは12種類
職業にあたる「ライフ」は、3DS版と同じく12種類です。その一覧は以下のとおりです。
- 王国兵士
- 魔法使い
- 狩人
- 傭兵
- 木こり
- 採掘師
- 釣り人
- 大工
- 裁縫師
- 鍛冶屋
- 料理人
- 錬金術師
本作でも、冒険の途中にライフを変更することが可能とのことです。スマートフォンアプリということで、これまで以上にマルチプレイで楽しむプレイヤーが増えると思われます。友だちと相談してライフを役割分担しておくことで、ゲームを効率よく楽しめるのではないでしょうか。
冒険の舞台はファンタジール
本作の冒険の舞台も、3DS版と同様「ファンタジール」となります。平原や洞窟、森などそれぞれに特徴のあるフィールドを、みんなで冒険しましょう。
バトルはシンプルで簡単な操作になっており、採掘や伐採、つりなども指一本で楽しむことができます。前作では3DSのタッチペンに対応していましたから、このあたりは違和感なく楽しめると思われます。
本作では、フレンドとともに最大4人で冒険を楽しむことができます。みんなで協力することで、1人では倒すのが大変な強敵を倒したり、一緒に素材を集めたりと、冒険がもっと楽しくなることでしょう。
冒険の拠点は「ビレッジ」
本作からの新機能として、冒険の拠点となるビレッジを作る機能が搭載されます。自分が暮らす家だけではなく、「巨大釣り会場」「大発掘現場」などを設置することも可能となっています。現在までに公開されているビレッジの施設を紹介します。
- 巨大釣り会場:釣り人たちが3人まで同時に採取の訓練を行うことができます。
- 大発掘現場:採掘師たちが3人まで同時に採掘の訓練を行うことができます。
- キグルミカフェ:ビレッジの仲間たちがのんびりとおしゃべりしながらくつろぎます。
- ハンターの射的場:狩人たちが3人まで弓の訓練を行うことができます。
これらの説明を見てみると、できるのはあくまで「訓練」のようです。実際にこれで素材等が手に入るのかは分かりませんが、レベル上げが可能であれば、かなり使える施設になりそうです。また、公開されている画像からは、ミニゲームの要素もありそうです。
カスタマイズ性も高そうですので、ビレッジの作り方にはプレイヤーの個性が表れそうですね。友だちに施設を利用してもらうこともできるかもしれません。
自由度の高いファンタジーライフに期待
「ファンタジーライフオンライン」の紹介でした。本作についての情報はまだ少ないのですが、3DS版の旧作がベースになっているため、共通する部分も多いのではないでしょうか。
MMORPGのような自由度の高さを垣間見ることができる本作。バトル自体ももちろんありますが、それよりもファンタジーライフの世界でもう一つの生活を楽しむという側面が強いように感じられます。
スマートフォンのゲームにはあまりなかったタイプの楽しみ方ができる本作は、大きな注目を集めるものと思われます。
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