「ダンジョンエンカウンターズ」のバトルの基本や戦略、上手く立ち回るコツ、死なない為に気を付ける事などをご紹介します。
目次
バトルの基本
アクティブタイムバトル(ATB)
本ゲームのバトルではアクティブタイムバトル(ATB)という仕組みを使っています。
各キャラクターやモンスターには ATBゲージ というゲージがあり、ゲージが満タンになったキャラまたはモンスターから順番に攻撃ができます。
ゲージの溜まる速度は、キャラクターの「SPD」の値で変わります。軽い装備をつけることでSPDの値が増えたりします。SPDをアップさせるアクセサリーも存在します。
ATBのバトル設定には「WAIT」と「ACTIVE」があります。
WAIT |
キャラクターの順番が来るとゲージの進みが一旦止まります |
---|---|
ACTIVE |
順番がきて攻撃内容を選んでいる間も全体のATBゲージは進み、敵はどんどん攻撃してきます |
初期は「WAIT」に設定されております。戦闘中に変更することはできず、メニューのコンフィグから設定変更ができます。
▲よりスリルのあるバトルを楽しみたい方は、コンフィグの設定を「ACTIVE」に変更してみてください
ダメージを与える方法
ダメージを与えるには先に「物理防御」または「魔法防御」を 0 にする必要があります。物理攻撃なら物理防御、魔法攻撃なら魔法防御をそれぞれ 0 にするとHPにダメージを与えられるようになります。HPに直接ダメージを与える攻撃もあります。
敵からダメージを受ける場合も同じように、味方の防御が 0 になってからHPにダメージが入ります。
装備のアイコンの説明
装備に表示されるアイコンは、以下のような意味があります。特にダメージが固定かランダムかはとても大事ですので、きちんと把握しておきましょう。
バトルで上手く立ち回るコツ
最優先で倒したい敵
このシステムで最も重要なのが どの武器でどの敵を狙うか という点です。
かなりギリギリの選択を迫られる事も多く、ちょっとでも狙う敵を間違えるとあっという間に全滅、もしくは石化や戦闘不能になって後悔する事になります。
良く言われる 敵の数を減らす ことも大事ですが、場合によっては もっとも怖い敵を先に倒す ことを優先した方が良い場合もあります。最優先で倒したい敵を紹介します。
最優先で倒したい敵の例
- 「石化」をしてくる石像 や コカトリス
- 「戦闘不能」にする攻撃をするキラービー(直接HPにダメージ)
- 特殊な攻撃をしてくるインプ(素数Lvのキャラに大ダメージ)、クロックタワー(ATBをリセットする)、など
▲インプの「素数計算」は、キャラクターレベルが素数だと大きな物理ダメージをくらいます。序盤はかなり脅威!但し後半はだんだん素数になりにくくなるので怖くなくなるはず・・・。
戦闘の何手も先をイメージする
どの敵を狙うのが最も良いのか、それを一言で説明するのはかなり難しいと思われます。
どのバトルシーンでも大事なのが、このバトルを進めたらこの先どうなるかをイメージしながら次の一手を決める、という事です。
タイムゲージを見ながらどういった順番で攻撃が回ってくるのか、その時に誰がどの攻撃でどの敵を叩くのが最も効率よくダメージを与えるか、どのターンまでに誰を倒しておきたいか、何発までなら味方は耐えられるか、最短で敵を全滅させるにはどの順番で倒せばよいのか、などいろんな事を考えながら行動を決める必要があります。
敵の攻撃が避けられない場合にその次の順番が誰になるのか、などを数手先まで考えながら行動を決めると生き残れる確率がグッと上がります。
ケースごとの戦闘例
抽象的な話ばかりだとわかりにくいため、実際の戦闘の例を見てみましょう。
パターン1:同じ敵が複数いるとき
同じ敵でも、ATBゲージの量を見てどちらを先に倒したいか考えてみましょう。先に攻撃をしかけてくる敵を討伐することで、こちらの被害を減らす事ができます。
上の図の場合は、エルバの素手で直接HPにダメージを1与えられます。どちらの敵も1発で倒せるので、ATBゲージがたまっている下の敵から倒しましょう。
パターン2:相手の攻撃が確定している場合
次に、どうしても相手の攻撃前に倒せない場合をみてみましょう。
上記の場合は、ロードピーク ⇒ サフォウィード2 ⇒ サフォウィード1 ⇒ エルバ ⇒ ジュンガ or キラーマンティス ⇒ ナンガパル、という順でターンが回ってきます。
この場合は、ロードピークは魔法攻撃がないので1ターンでサフォウィードを倒す事ができません。その後のサフォウィード2体の攻撃を受ける事は確定しているので、その後に攻撃してくるキラーマンティスの攻撃を食らわないように、ロードピークとエルバの攻撃でキラーマンティスを倒すのが良策と思われます。
つまり、ゲージが一番早く溜まる敵を攻撃する、という訳ではなく、敵の攻撃まえに倒せない敵はあえて後回しにして、敵の攻撃のターンの前に確実に倒せそうな敵から狙うという考え方ができます。
装備は色んなタイプに対応できるようにする
本ゲームはただ強い装備を付ければよい、という訳にはいきません。
飛行タイプには弓系武器か魔法のみ、スケルトン(ゾンビ系)の敵には素手(直接HPにダメージ)が有効、のように敵にあわせて有利な攻撃方法があります。魔法を反射するウィザードという敵もいます。理想はどんな敵が出ても対応できるような装備編成を心がけましょう。
▲素手攻撃であれば1回で倒せる敵も、素手攻撃がないと防御を削ってHPにダメージを与えられるようにしなければなりません。
参考にですが、筆者は以下のような編成になるように心がけています。
- 魔法攻撃できる人を2~3人入れる
- ゾンビ系が出現する階では素手の人を1人は入れる(なるべく装備コストの低い人)
- 全体物理攻撃、全体魔法攻撃が出来る人を1人は入れる
- 弓が使える人を1人は入れる
- 強敵がいる階では、強敵対策として毒や石化中の属性付与ができる装備を1つ入れる
まとめ
本ゲームのバトルシステムは、単純なように見えてかなり奥が深いと思います。
記事を書いている時点ではまだ17階あたりをうろうろしている段階ですが、常にギリギリの戦いが強いられている現段階は特に、戦闘の先をイメージしながら最善の一手を探しつつ戦う感覚がまるで将棋や囲碁を指しているような感覚になるのは筆者だけではないはずです。
考えることをとことん要求されるこのゲームは、まだまだこの先にいろんなモンスターと出会い、いつまでも「考えること」を要求され続けるのではないかと期待しています。
戦略を練るのが好きな人は、熱中してぜひ自分なりの攻略法を考えて見つけてみてください(コメントで教えて頂けると嬉しいです)。そして考えるのがちょっと苦手な方にとって、本記事が少しでもゲームの参考になれば幸いです。
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