2023年6月22日にスクウェア・エニックスから発売されたPlayStation5ソフト「ファイナルファンタジー16」。
人気RPGシリーズの最新作で、PS5のマシンパワーを生かしたハイクオリティなグラフィックや、シリーズでは初となる本格アクションRPGの形態を採用したことなどが注目を集めています。
本記事では、海外メディアの評価をまとめました。
目次
メタスコア88点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは88点を獲得しました。(2023/6/22時点:レビュー数100件)
評価の高い点
美しく魅力的なストーリー
ファイナルファンタジーらしさを保ちながらも、現代的なメッセージを込めたストーリー展開には高い評価が寄せられました。
「TRG」は、「没入感のあるストーリーテリングと、細部まで作り込まれた世界へと誘う映画のようなアクションが自慢の、物語重視のゲームの最良の例だ。」として100点をつけました。
映画のようなアクション
本作からは本格的なアクションRPGの形態に移行しましたが、大変やりがいのあるアクションに仕上がっているとして評価を受けました。
また、アクションが苦手なプレイヤー向けのサポートが充実しており、あらゆる層のプレイヤーへの配慮がある点も評価されています。
「Attack of the Fanboy」は、「見事に演出されたカットシーンの合間に、アクションRPGとして満足のいく戦闘が繰り広げられるだけでなく、心のこもったストーリーも用意されている。」として100点をつけました。
その他の評価
アクションとRPGのバランスに言及も
従来のFFシリーズと比較してRPG要素が少ない点に言及するレビュワーも何名かいました。アクション部分の質の高さは多くのレビュワーが認めていますが、このあたりをどう捉えるかにより評価が変わるかもしれません。
「Digital Chumps」は「これはファンが期待するファイナルファンタジーではないかもしれないが、少年よ、これからのファイナルファンタジーのゲームはこうあるべきなのだ。」として100点をつけました。
「GamesHub」は、「壮大な長さのアクションゲームとして大きく輝いているが、アクションゲームとRPGの心地よい妥協点を見つけようとするところは、ほとんど野心的でないように感じられ、力強くアプローチされる側面に対して確かに影が薄くなる。」として80点をつけました。
評価まとめ
「ファイナルファンタジー16」はアクション方向に大きくかじを切り、魅力的なストーリーや楽しい戦闘、グラフィックやBGMが噛み合ったいい作品であるとの評価を受けました。
従来のFFのイメージでプレイすると戸惑う可能性も指摘されており、このあたりはファンの評価を待ちたいところではあるものの、十分に高いスコアをしている点を見ても、プレイするだけの価値がある作品に仕上がっていると言えそうです。
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