これまで限定的に行われていたPlayStation 4と他のプラットフォームとのクロスプレイについて、今後はあらゆる作品に開放されていくことが明らかになりました。
海外メディア「WIRED」のインタビューに、ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)のCEOであるジム・ライアン氏が答えています。
PS4クロスプレイの現状
SIEはこれまで、クロスプレイに対して慎重な姿勢を見せてきました。Nintendo SwitchやXboxOne、PC同士ではクロスプレイができても、PS4だけは非対応である事例は少なくありません。
その方針が大きく変わったのが、2018年の9月です。人気バトルロイヤルゲームの「フォートナイト」において、ベータテストの形でクロスプレイがスタートしました。
その後2019年1月には、人気対戦ゲームの「ロケットリーグ」においても、クロスプレイが可能になっています。
そして今回、全面的なクロスプレイの開放をCEOが明言しました。
第1弾はCoD最新作に
PS4のクロスプレイに対応する第1弾タイトルは、2019年10月25日に発売される「Call of Duty: Modern Warfare」です。本作はPS4のほか、XboxOne、PC向けに発売を予定しています。
マルチプレイでは、2VS2の接近戦から従来の6VS6、さらに大人数による大規模バトルも楽しめるとのことで、クロスプレイにはうってつけのタイトルと言えるでしょう。
それ以降の具体的な取り組みは明らかになっていませんが、記事中では「これが最後ではない」ともしていることから、今後もクロスプレイ対応の作品は増えていくものと思われます。
PS4のクロスプレイ対応が始まれば、マッチング時間の短縮やプレイヤースキルのばらつき軽減、協力プレイが可能になるなどの効果が期待されます。今後の動きに注目しましょう。
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