【スプラトゥーン2】何でも雑談・ゲーム以外もOKな掲示板へのコメント

2話
その方向を見てみると、女性の幽霊?らしき人が浮いていた。
女性の幽霊「妖夢。お腹すいたからご飯作ってー。」
白髪の少女「幽々子様!?寝ていらしたのでは!?」
女性の幽霊「そりゃ寝てたけど…紫に叩き起こされたのよ。」
白髪の少女「紫さんに!?なんで紫さんが!?」
女性の幽霊「あなたが今殺そうとした人に用があるからでしょう?」
白髪の少女「え?この人は敵なのではないんですか?」
女性の幽霊「妖夢…その子は武器を持ってないでしょ?それに会話は聴いてたけど、嘘をついてるようには見えなかったわよ?」
僕はこの2人が話してる内容に追いつけないでいた。紫さん?妖夢?
幽々子様?おそらく幽々子様っていうのはこの白髪の少女の主的存在なのだろう。紫さんって何?
白髪の少女「あぁ、えっと・・・。」
白髪の少女は申し訳無さそうにこちらに来た。
白髪の少女「…あの…えっと…。」
僕「あのさ。無理して言わなくてもいいよ。僕は怒ってないしさ。」
白髪の少女「でも…。」
僕「そんなこと気にしてたら今後大変だぞ?」
白髪の少女「…。」
女性の幽霊「まぁ、彼も言ってるんだしいいんじゃないの?」
白髪の少女「はい。私は[魂魄妖夢]と言います。あちらにいる幽々子様の庭師で、幻想郷で剣士をやってる者です。よろしくおねがいします。」
僕「妖夢さんか…僕はあまり思い出せないけど、これからよろしくね。妖夢さん。」
女性の幽霊「私も自己紹介しておくわ。私は西行寺幽々子よ。この冥界に住んでる者よ。…あなたは外来人よね?」
僕「外来人?冥界?幻想郷?」
???「それに関しては私が説明するわ。」
そんな声が聞こえ、妖夢さんの前に切り目ができた。
次回 3話

妖夢さんのすぐ近くに空間らしきものがあった。その空間に入ってみると、中は目玉でいっぱいだった。
???「はじめまして。」
僕「はじめまして。あなたは紫さん?ですか?」
???「ええ」
紫「そうよ。」
僕「僕をここに呼んだ理由は?」
紫「あなたと2人で話したかったの。」
僕「なるほど。ところで説明してくれますか?」
紫「わかったわ。まずここは幻想郷といって、あなたの世界でいう怪奇が集う世界。この世界ではさまざまな種族が生活していて、たまに強い力を持つ妖怪が異変を起こすの。
で、あなたを外来人呼ばわりしたのには理由があって、ここは外界から遮断された世界なの。なんで遮断してるかは言えないけど…。それと、この世界には能力っていうものがあって、君の世界でいう超能力ってやつかな。」
僕「なるほど。」
紫「さて、そろそろ帰りましょうか。」
僕「はい。そうですね。」
紫「じゃぁ帰りましょう。」
そう紫が言った瞬間、目の前に空間が現れた。その中に入ると妖夢と幽々子がいた空間に戻った。
妖夢「あ…お帰りなさい。ええと…ご飯作ったので一緒に食べませんか?」
僕「あ…ありがとうございます。ではお言葉に甘えて…。」
幽々子「あら?敬語は使わなくていいのよ?」
僕「え?」
妖夢「そうですよ。私達はもう仲間なんですから。」
僕「妖夢さん…妖夢、幽々子…ありがとう。」
妖夢「さぁ…私の席の隣に来てください。」
僕「うん。」
幽々子(微笑ましいわ。今まで人に興味を示さなかった妖夢が、子の子に興味を持つなんて)
その日は冥界の妖夢等が住む白玉楼に泊まらせてもらった。その日は寝ようとしたら妖夢が入ってきて、まぁなんというか…添い寝した。朝起きたんだけど妖夢の腕が体に巻き付いてた。添い寝というより一方的に抱きまくらにされていた。
次回4話

5話
僕「主様?何言ってるの?」
炎帝「忘れたのですか!?戦乱の時代に貴方様は疲弊しきった私を救ってくださったのに!?」
僕「何言ってるの?そんな記憶僕にはないよ!?」
妖夢「……ねぇ。」
僕「何?妖夢?」
その瞬間だった。僕の頬に刀が掠めた。その刀は紛れもなく妖夢の持つ桜観剣だった。
僕「何するんですか!?」
妖夢「…さない。」
僕「ゑ?」
妖夢「許さない!!」
妖夢がそういった時、辺りには強力な気が満ちていた。この気は妖夢さんがマジギレした時に放つ気だ。
妖夢「信じてたのに!!あなたはそっち側じゃないって信じたのに!!何で!何でよ!!」
僕「落ち着いて妖夢!」
妖夢「ァァァァァァァァァァっァァァァっァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァっァァァァァァァァァ!!!!」
炎帝「主様。ここは一度引きましょう。」
僕「でも妖夢が!」
炎帝「このままでは我々が先に朽ちます!撤退しましょう!」
僕「っ…」
そして僕たちは人里から撤退した。幸いにも追手はなかった。
僕「僕は……誰なんだ。」
一方人里にて・・・
???「妖夢落ち着きなさい!!」
妖夢「ァァァァァァァァァァっァァァァっァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァっァァァァァァァァ!!!!」
???「どうしたんだ妖夢!!なんでこんな姿になるんだよ!!」
妖夢の体からは紫色のオーラが出ていて、目は赤色に染まっていた。今の妖夢に余裕なんてものはなかった。狂気と憎悪に包まれた怪物そのものだった。
幽々子「妖夢!落ち着きなさい!」
幽々子の姿を見た妖夢は泣き崩れた。そして眠るように意識をなくした。いつのまにか紫のオーラもなくなっていた。
幽々子「人里でなにがあったの?」
住民A「妖夢さんと歩いていた人が炎帝?っていうやつに連れてかれるのを見ました」
幽々子「なんですって!?」
???「なんで連れてかれたの?」
住民B「少し聴いたのですが、炎帝?は連れて行った人の事を主様と呼んでいました。」
???「炎帝が100年振りに現れたのか!?」
???「えぇ。多分だけどその子は…」
一方炎帝の方では…
僕「…。」
炎帝「…。」
僕「僕は…誰なんだ…?」
炎帝「貴方様は私の主であります。貴方様の名は『凰龍　真』でございます。」
僕?「凰龍　真?それが僕の名前?」
炎帝「はい。真様。思い出しましたか?」
次回6話

6話
僕「凰龍　真…。それが僕の名前?」
その名前を聞いた時頭に頭痛が生じた。そしてそのまま意識をなくした。
目が覚めると僕は記憶を取り戻していた。自分が何者で何をしてたのか。
僕「これが…僕の記憶か。」
炎帝「お帰りなさいませ…」
　　　　「主様」
真「あぁ…ただいま炎帝…いや…」
　　　「ノヴェルク。」
???「我ら一同…お待ちしておりました。真様。」
真「あぁ…ただいま。カイガツ、コゼリス、ナウンドラ、ハイドラ、ノヴェルク。」
一同「はい。真様」
真「しかし懐かしいな…こうして全員揃うのは…。」
ノヴェルク「ええ前に揃ったのは20年ほど前ですからね…。」
カイガツ「ちょうど真様が転生した時期でしたか?」
コゼリス「あぁそうだ。」
ナウンドラ「あの後は大変だったよなww」
ハイドラ「まったくなw」
真「皆元気そうで安心した。…今後の方針を決める。」
一同「はい。」
真「今後は特に何かすることはない。もちろん他の世界に干渉はしない。支配している土地に関しては各々に任せることにする。」
一同「異論なし!」
真「じゃぁ僕は部屋に戻るね。」
一同「了解しました。」
『部屋』
真「いるんだろ…紫。隠れてないで出てこいよ。」
紫「いつから気づいてたの?」
真「目を覚ましてから。」
紫「…やっぱりそうなのね。」
真「うん。僕はこの魔界の王…アンデットキングの息子だよ。」
紫「…。」
真「大丈夫だよ。昔のような事は絶対にしないし、させないからね。」
紫「幻想郷には?」
真「今から行くことにする。炎帝と水之神を連れてね。」
紫「じゃぁ行きましょう。」
スキマに入った先は…
次回7話

これは、私が覚えている記憶の中のお話。
そこには「タクミ」という一人の王子がいた。彼には兄のリョウマ、姉のヒノカ、妹のサクラがいた。タクミの家臣にはヒナタという青年とオボロという女性がいた。
タクミ「オボロとヒナタは軍の指揮をとって!」
オボロ「了解しましたわ。」
ヒナタ「おう!任せろタクミ!」
敵兵「うぉぉぉ!やってやらー!」
敵兵2「はぁぁぁぁ!」
ヒナタ「ふん!」
オボロ「はぁ!」
タクミ「でやぁ!」
敵兵達「ァァァ!」
タクミ「ふぅ…どうってことないね。」
彼らは〇〇王国の守備隊である。〇〇王国の第2城壁が壊滅したときに出てくる守備隊だ。
オボロ「タクミ!?腕に怪我が!」
タクミ「どうってことないよ。それにこんなのいつもと同じだろ?」
???「いけませんよ…タクミ兄様。」
タクミ「え?あ!なんでここに居るんだよ!?」
　　　　「サクラ!」
サクラ「他部隊の人たちの治療が終わったので、加勢に来ました!」
タクミ「そうか…現在の状況はわかる?」
サクラ「はい!」
タクミ「じゃぁ行くよ!」
???「待ってくださいー!」
???「サクラー!」
サクラ「え?」
タクミ「ん?」
???「はぁ…はぁ…やっと追いついた…」
???「サクラ様!なぜ1人で先行したんですか!」
タクミ「サクラ…」
サクラ「ごめんなさい!」
???「全く無茶するんだから。」
???「今に始まった事ではないでしょ?」
???「それはそう」
タクミ「時間無いから行くよ!ツバキ、カザハナ!」
カザハナ「OK!タクミ王子!」
ツバキ「わかったよ!なら行こう!」
その後長きにわたり戦が行われたが、ヒノカ隊の天馬部者が来てからはものの数分で決着がついた。
ヒノカ「タクミ!サクラ!大丈夫か!」
タクミ「ヒノカ姉さん!?なんで!?」
ヒノカ「こっちはやるべきことが終わったからな。」
タクミ「なるほど」
サクラ「あ…あの…。」
ヒノカ「うん?なんだ、サクラ?」
サクラ「この子拾ったんですけど…どうすればいいでしょうか。」
ヒノカ･タクミ「拾った!?」
サクラ「服はあっち側の服なのですが…」
タクミ「オボロ、どうだい?」
オボロ「…。この子からはあいつらのような野蛮な心は見えません」
タクミ「なら一旦リョウマ兄さんのところに戻ろう。話はあっちでしよう。」