国民的RPGである「FINAL FANTASYシリーズ」の最新作である
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」(以下FF15)PC版の販売が決まりました。
公式サイトの画像や動画を見た感じではグラフィックの著しい向上が見受けられますね。
これからプレイしようと考えている方に向けてFF15のPC版ならではの特徴や、必要なゲーミングPCの動作スペック、そして快適に楽しむためのオススメゲーミングPCを紹介していきたいと思います。
目次
FF15 PC版の特徴とは
PC版とPS4版はどのように違うのでしょうか、違いを確認していきましょう。
グラフィックス
PC版はGPUメーカー最大手であるNVIDIAの全面協力により、グラフィック水準が大幅に向上しています。
最高峰の画質で迫力あるプレイをする事ができます。
出典: www.youtube.com
とくに最先端グラフィックス技術の「NVIDIA GameWorks」などの高度な機能が搭載されることで、エフェクトや光、炎、草木の表現などが大幅に向上しており、高精彩な世界を体験できるようです。
出典: www.youtube.com
4K HDR、8K対応
4K及び8K解像度をサポート。更にはHDR10にも対応しています。
4K HDRを楽しむために必要なスペックも、記事後半で紹介しています。
「ファーストパーソンモード」の追加
「ファーストパーソンモード」とは主観視点でバトルを楽しむ新機能です。
SkyrimやFalloutなど洋ゲーではお馴染みですね。
出典: www.youtube.com
DLCや無料アップデートが収録
これまでにPS4版で配信していた各キャラクターのエピソードやマルチプレイが最初から追加されています。
上記のようにPC版はただの移植ではなく、「完全版」「パワーアップ版」とも呼べる内容です。
FF15に必要なスペック
最低動作スペック
公式サイトに記載されている動作環境によると、主な必要スペックは以下のようです。
OS |
Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU |
Intel Core i5-2500(3.3GHz以上) / AMD FX 6100(3.3GHz以上) |
メモリ |
6GB |
グラフィックボード |
NVIDIA GeForce GTX760 / GTX1050 / Radeon R9 280 |
ストレージの空き容量 |
100GB以上 |
推奨動作スペック
OS |
Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU |
Intel Core i7-3700(3.4GHz以上) / AMD FX 8350(4.0GHz以上) |
メモリ |
16GB |
グラフィックボード |
NVIDIA GeForce GTX1060 6GB VRAM / Radeon RX480 |
ストレージの空き容量 |
100GB以上 |
4K HDR 動作スペック
OS |
Windows 10 64bit Fall Creators update |
CPU |
Intel Core i7-7700(3.6GHz以上) / AMD Ryzen 5 1600 X(3.6GHz以上) |
メモリ |
16GB |
グラフィックボード |
NVIDIA GeForce GTX1080 Ti |
ストレージの空き容量 |
155GB以上 |
動作スペックの考察
最低スペックで10万をきるには?
最低動作環境でもi5やGTX1050が必要なあたり、かなりの高スペックが求められる事が伺えますね。
最低動作環境を満たしながら、10万円を切るモデルならドスパラの「GALLERIA DJ」がおすすめです。
ガレリア DJ (ドスパラ)
価格 … 97,980円 (税別)
CPU |
intel Core i5-7500 |
メモリ |
8GB |
グラフィックス |
GeForce® GTX1060 3GB |
ストレージ |
HDD(1TB) |
出来れば予算に合わせて「SSD化」のカスタマイズは行いたいですね。
また注意点として、拡張性の低いマザーボードを積んでいるため、グラフィックボードやメモリの増設を行えない可能性があります。
推奨スペックでコスパ重視
推奨動作環境ではミドルクラスである「GTX 1060」や「RX 480」のグラフィックボードが必要なようです。
ミドルクラスグラフィックボードのGTX1060には落とし穴があり、注意するべき点として「3GB版」と「6GB版」があります。
初心者の方は値段が安いからと3GBを選択しがちですが、「3GB版」「6GB版」は別物と考えても差し支えないので、間違えて買わないように注意しよう。
また、100GB以上という大きなストレージ容量が要求されます。
出来れば512GB以上のストレージは欲しいですね。
推奨スペックを満たすゲーミングPCとして「ガレリアXT」をおすすめします。
ガレリア XT (ドスパラ)
価格 … 149,980円(税別)
CPU |
intel Core i7-7700K |
メモリ |
8GB |
グラフィックス |
GeForce® GTX1060 6GB |
ストレージ |
SSD(500GB) + HD(2TB) |
※メモリは推奨スペックの16GBへ増設がおすすめです。
もう一つ、推奨スペックを十分に上回りながらコスパの良いゲーミングPCとして「G-GEAR ハイエンドモデル」を推奨します。
G-GEAR ハイエンドモデル (ツクモ eX.computer)
価格… 179,800円(税別)
CPU |
intel Core i7-8700K |
メモリ |
16GB |
グラフィックス |
GeForce® GTX 1070Ti |
ストレージ |
SSD(500GB) |
GTX1070Ti、メモリ16GBなど推奨動作環境を充分に満たしたFF15推奨モデルゲーミングPCです。
Tiとは簡単に言うと無印版より性能が高いもので、1070Tiは1070の中では一番性能が高いです。
4K HDRでプレイするには?
そもそもHDRって?
4Kはともかく、HDRというのは聞きなれない方も多いのではないでしょうか。
「HDR」というのは「High Dynamic Range」(ハイ・ダイナミック・レンジ)の略で、明暗の差をよりダイナミックに表現できる新しい映像技術の事です。
黒色が際立つなど色彩をよりリアルに感じられます。
4K HDRに必要なスペック
FF15を最高環境でプレイするのであれば、2018年現行のハイエンドモデルである「NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti」搭載機のハイスペックゲーミングPCが必要です。
GTX 1080Tiを積んだおすすめPCとして「ガレリアZZ」を紹介します。
ガレリア ZZ (ドスパラ)
価格 … 239,980円(税別)
CPU |
intel Core i7-8700K |
メモリ |
16GB |
グラフィック |
GeForce® GTX 1080Ti |
ストレージ |
SSD(500GB) + HDD(3TB) |
4KHDR10に対応したGeForce GTX1080Ti、CPUもi7-8700Kを積んでおり、
FF15はもちろんのこと、現在発売されているほとんどのPCゲームを快適にプレイ出来るでしょう。
加えて4KHDRでプレイするのであれば、4KHDR対応のモニターが必要です。
結構な値段しますので、PC本体の予算と併せて検討する必要があるでしょう。
ノートPCでプレイするには?
FF15はデスクトップPCでもかなりのスペックを求められるので、ノートPCでプレイしようと思うのならコストパフォーマンスには目を瞑る必要があります。
ゲーミングノートPCは、小型化している分どうしても性能辺りの値段が高くなる傾向にあります。
またノートPCは拡張性が低いので、中途半端なものを買うとパーツの交換も出来ず泣き寝入りになってしまうのでスペックに余裕のあるものを選びましょう
「ALIENWARE 17」であれば値は張りますが、充分なスペックでFF15を楽しめるでしょう。
ALIENWARE 17
価格 … 234,980円(税別)
CPU |
Intel Core™ i7-7820HK |
メモリ |
16GB |
グラフィック |
GeForce® GTX 1070 8GB |
ストレージ |
SSD(128GB) |
まとめ
スクウェアエニックスが満を持して発表した超大作ゲームなだけあり、
現行のハイエンドクラスのゲーミングPCのパワーをフルに使うゲームになっています。
ハイエンドクラスのゲーミングPCであれば数年は最先端のゲームを快適にプレイ出来ると思うので、これを期に購入するのも良いですね。
ゲーミングPCの性能は値段に比例するので、各々の予算に合わせて最適なゲーミングPCを見つけてください。
記事内に記載している価格は調査時点のものです。
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