PC(Steam)やXboxOneでサービスが提供され、このたびPlayStation4版が発売された、オープンワールドゾンビサバイバルの「DayZ」。
2012年に「ARMA2」のMODとして誕生し、2018年にスタンドアローン版としての提供が始まりました。なお現時点において、日本語版が発売されるとの情報はありません。
この記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
出典: youtu.be
メタスコア27点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは27点となっており、かなり低い評価を受けています。(2019/6/17時点:レビュー数4件) 点数の低さもさることながら、レビュー件数の少なさも気になるところです。
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
サバイバル要素が楽しい
荒廃したこの世界では、まず生きるための水や薬を探す必要があります。ゾンビの襲撃はそれほど脅威にはならないかもしれませんが、他のプレイヤーと貴重な資源を奪い合う体験はスリリングなものであり、独特の緊張感を生み出します。
協力してサバイバルをするのか裏切るのか。片っ端から奪い取るのか。すべてはプレイヤーに委ねられます。
「GamePro Germany」は、「あらゆる遊び方が許容されている。」として、48点をつけています。
評価の低い点
バグが多い
ゲームを楽しむ以前の問題として、バグなどの不具合が非常に多いとの評価を、メディアやプレイヤーのレビューから確認することができます。
本作はマルチプレイを前提とした作品ではあるものの、サーバーにも多くの問題を抱える致命的な状況が発生しているようです。
「Push Square」は、「2019年に大きく時代遅れになっただけではなく、技術的にも不適切。」として、20点をつけています。
UIが不親切
最近のゲーム水準でのUIの改修が十分に行われていないのか、武器を交換するにも面倒な作業が必要になるなど、不親切な部分がそのままになっているとの指摘があります。
元々が2012年にMODからスタートした作品とはいえ、2019年にスタンドアローン版を出す以上は、それに見合ったクオリティが求められるのは当然のことでしょう。
「Cultured Vultures」は、「古く、バグが多く、取り返しがつかないほど損なわれている。」として、20点をつけています。
評価まとめ
「DayZ」のゲーム体験自体は非常に魅力的に映るものの、それを楽しむためには大きな障害がいくつもあるようです。
もし日本で発売されることがあれば、こうした問題がすべて解決されていることを望みたいものです。
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