先日、携帯モードに特化した小型機種「Nintendo Switch Lite」が発表され、購入を検討している方も多いことかと思います。
そんな中、オリジナル版のNintendo Switchにも、一部スペックが変更されるのではないかとの噂が持ち上がっています。
任天堂がSwitchのスペックアップを申請したとの報道
海外メディアの「The Verge」が報じたところによると、任天堂がFCC(連邦通信委員会)に対し、「クラス2 許可変更」と呼ばれる文書を提出しました。
こちらは、すでに販売している商品の一部を変更するための申請とのことです。その文書によると、変更すると記されているのは以下の3点です。
- SoC type
- NAND Memory type
- CPU Board
SoCは、電子機器を動かすために必要な、CPUやGPU、メモリなどを詰め込んだパーツのことです。Nintendo Switchの場合、NvidiaのTegraプロセッサを搭載しており、それを変更するための申請と解釈できます。
NAND Memoryは、NAND型フラッシュメモリのことです。データの書き換えや消去を担当します。
CPU Boardについては、先に紹介した2つの変更に伴って変更が必要になると記されています。
変更が公表される可能性は低い
これらの情報を総合すると、Nintendo Switchのスペック向上を任天堂が計画していると読み取ることができます。ただし具体的な変更時期については明らかになっていません。
それに加えて、仮に変更が実施されたとしても、それらの情報が公式に発表されることはない可能性もあります。告知することなくスペック変更が行われたゲーム機は、これまでにも数多く存在するからです。
とはいえ実際に変更が実施されれば、ゲームメディアなどを通じて情報が出回るでしょうし、詳しい方であれば実際にプレイする中で気づくこともあるでしょう。
Nintendo Switchの購入、または買い替えを検討している方は、携帯モードに特化したLite版と合わせて、そうした情報を注視しておくのがよさそうです。
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