日本では2018年12月に発売され高評価を獲得した、PlayStation 4/Nintendo Switch用ソフト「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」が、海外でも2019年7月12日に発売を迎えました。
ドラゴンクエストの世界観で楽しむサンドボックス型ゲームとして、高い注目を集める本作。
この記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。購入を検討する際の参考にしてください。
出典: dragonquest.square-enix-games.com
メタスコア86点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは86点となっており、かなり高い評価を受けています。(2019/7/12時点:レビュー数45件。PS4版)
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
ストーリーを楽しめる
サンドボックス型のゲームでは、十分なストーリーが用意されていないことも少なくはありません。しかしそこはドラクエの名を冠するゲームということで、ストーリーがしっかり用意されているのが、本シリーズの特徴です。
ドラクエ2を知っているのであればより深く、知らなくても十分に楽しめるストーリーは、高い評価を獲得しています。
「PlayStation LifeStyle」は、「サンドボックススタイルのゲームプレイを気にしなくても、JRPGとドラゴンクエストのファンを大事にするのに十分なストーリーがあります。」として、95点をつけています。
進化したモノづくり
本シリーズは2作目ですが、あらゆる面で大幅な進化を遂げました。モノづくりのシステムを徹底的に見直し、快適にプレイできるシステムが随所に導入されています。
また住民やモンスターと一緒に街づくりができるシステムも、まさに「ビルダー」としての主人公の特徴を際立たせるものとなっています。
「Wccftech」は、「シンプルでありながら魅力的なストーリー、優れた探査、作り方と構築の仕組み、そしてマルチプレイヤー機能を備えた。」として、93点をつけています。
評価の低い点
ストーリーを進める必要がある
サンドボックス型ゲームの中には、素材を自由に使うことができる「フリービルド」的な要素が用意されているものも少なくはありません。
本作の場合、ストーリーを進めないと獲得できない素材も多く、モノづくりの自由度にもある程度の制約があります。純粋にモノづくりだけを楽しみたいというプレイヤーにとっては、ややプレイしづらい面もあるかもしれません。
「PlayStation Universe」は、「他の建物のシムでフリープレイモードに慣れているプレイヤーはストーリーモードに嫌悪感を覚えるでしょう」として、75点をつけています。
評価まとめ
「ドラゴンクエストビルダーズ2」は、ドラクエ+サンドボックスの画期的な組み合わせが評価された前作から、さらなる進化を遂げました。
サンドボックス型ゲームが苦手な方でも、ストーリーだけでも十分に楽しめる作品に仕上がっています。
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