2020年7月30日にコーエーテクモゲームスから発売されたPlayStation4 /Nintendo Switch/Steam用ソフト「FAIRY TAIL」。
同名の人気漫画・アニメを原作とする作品で、おなじみのキャラクターや技を再現したターン制のコマンドバトルを特徴としています。
本記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
目次
メタスコア72点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは72点を獲得しています。(2020/8/13時点:レビュー数32件)
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
古典的なJRPGをバランス良く再現
昨今のRPG作品は、日本製のタイトルであってもアクションを取り入れた作品の占める割合が多くなっています。
一方で、ターン制のコマンドバトルや、レベリングのために何度もバトルを繰り返す昔ながらのJRPGを評価する声も決して少なくはなく、「FAIRY TAIL」はそれらがバランスよく再現されているとの評価を受けています。
「Gamers Heroes」は、「往年の古典的なターンベースのRPG戦闘の復活であり、今年の最も印象的なJRPGの1つ。」として、90点をつけています。
原作の再現度が高い
アニメやマンガのゲーム化において大切なのは、そのオリジナリティはもちろんのこと、原作の世界観を大きく崩さないことでしょう。
「FAIRY TAIL」では、原作者の真島ヒロさんが監修として参加していることもあり、その点についてはまったく心配する必要はありません。
「Cubed3」は、「漫画の作者、真島ヒロがアニメ/漫画の感触を信じられないほど正確に表している。」として、80点をつけています。
評価の低い点
繰り返し要素が多い
バトルやミッション、ストーリーなどにおいて、同じような行動の繰り返しに陥ることが多いとの指摘がありました。
原作のファンであればそれすら楽しめるものの、そうでない場合は考慮する必要があるとも評されています。
「The Digital Fix」は、「ファンサービス以外では、戦闘、ミッション、ストーリーが繰り返されるため、最初の数時間を過ぎてもこのゲームを続けることをプレイヤーに強いる余地はほとんどありません。」として、70点をつけています。
評価まとめ
「FAIRY TAIL」は、原作者が監修として参加することにより、オリジナルの世界観を見事に再現することに成功しました。
古典的なJRPGの手法であるターン制コマンドバトルも評価されていますが、一方で繰り返し要素が退屈であるとの指摘もありました。
原作のファンであるかどうかによって、その評価が大きく変わってくる作品かもしれません。
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