2020年11月12日にマーベラスから発売されるNintendo Switch/PlayStation4/PC(Steam)用ソフト「天穂(てんすい)のサクナヒメ」。
爽快なコンボアクションを特徴としつつ、日本古来の米作りを細かく再現したシミュレーション要素も話題となっています。
本記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
出典: www.marv.jp
目次
メタスコア80点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは80点を獲得しています。(2020/11/10時点:レビュー数15件/Switch版)
現時点でどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
大胆なジャンルの融合
アクションゲームと箱庭的なシミュレーション要素を組み合わせることは、それほど珍しいことではありません。
しかし「天穂のサクナヒメ」で体験できるのは、本格的な米作りのプロセスです。その再現度はこれひとつでゲームとして成立しそうなクオリティであり、ある種の文化体験として楽しむことができます。
「GameSkinny」は、「大胆なジャンルの融合であり、優れた農業と戦闘システムに加えて、記憶に残るキャラクター。」として、100点をつけています。
世界観
「天穂のサクナヒメ」は和の世界観を醸し出す作品です。米作りをテーマにしていることもあり、描かれる風景は日本の農村を再現しています。
これを「スタジオジブリのようだ」と表現する海外メディアがいくつかありました。サクナを始めとするキャラクターの個性も高く評価されています。
「Nintenderos」は、「スタジオジブリのような雰囲気の美しいストーリーがある。」として、87点をつけています。
評価の低い点
操作が思うようにいかないことも
「天穂のサクナヒメ」のバトル部分は横スクロールアクションで展開されます。
農具などを使ったアクションは本作の世界観を表現するものとして評価されているものの、「操作が思い通りにいかない」「タスクのために同じステージに挑戦する退屈さ」などを欠点として指摘するメディアもあります。
「Game Informer」は、「派手なバトルアクションはクールで操作も簡単ですが、羽衣の操作に手こずる可能性がある。」として、75点をつけています。
評価まとめ
「天穂のサクナヒメ」は、いくつかの課題がありつつも、横スクロールアクションと米作りシミュレーションを大胆に融合させ、それぞれを意味がある要素として成立させています。
和の世界観を大切にした作品だけに、日本に暮らす我々がプレイしたとき、また違った感覚で本作を捉えられるのかもしれません。
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天穂のサクナヒメの評価動画
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