ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)は4月20日、先日発表していたPS3/PS Vita向けのPlayStation Storeの終了を撤回すると発表しました。
この決定により、2機種向け作品の購入やコンテンツ課金などは今後も継続となります。なお、PSP向けの購入機能は、予定通り2021年7月2日(金)に終了します。
プレイヤーの声がSIEを動かす
社長兼CEOのジム・ライアン氏の声明によると、「PS3およびPS Vitaのコンテンツ販売を終了することを決定した当初は、旧プラットフォームにおける販売サポートに課題があったことや、現行機(PS5)にリソースを集中させるため」の判断だったとのこと。
しかし、PS3およびPS VitaのPS Storeが閉鎖となれば、ダウンロード専売かつ他機種に展開していない作品は、購入する手段がなくなります。
ゲームの問題を修正するためのアップデートもできなくなること、SIEの告知が十分でなかったことなども問題視されており、2機種向けのPS Storeの閉鎖について、さまざまな意見が噴出する状況になっていました。
こうした状況を受けてか、「多くのプレイヤーの皆さんが今後もPS3およびPS Vitaでクラシックゲームを購入できることを強く望んでおられることがわかりました」(ジム・ライアン氏)として、2機種向けのPS Storeの継続を発表しました。
声明の最後では、プレイヤーの声には常に耳を傾けていることを伝えるとともに、PlayStationコミュニティへの感謝の言葉を述べています。
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