2022年5月12日にスクウェア・エニックスから発売されたNintendo Switch/PlayStation5/PlayStation4/PC用ソフト「春ゆきてレトロチカ」。
「新本格ミステリーアドベンチャー」を謳う作品で、有名俳優陣による実写映像から手がかりを探し推理を進める特徴的なシステムを採用しています。
本記事では、主に海外メディアの評価をまとめました。
目次
メタスコア76点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは76点を獲得しました。(2022/5/13時点:レビュー数4件/PS5版) 執筆時点で評価件数が少ないため、スコアは今後大きく変動する可能性があります。
各メディアのレビュー要約
各メディアの評価を紹介します。件数が少ないため、全レビューの要約とスコアを掲載します。
Noisy Pixel(80点)
「印象的でインパクトのある、よくできたミステリーアドベンチャーで、素晴らしい声優陣と実写のタレントが体験をまったく新しいレベルに引き上げている。操作性にやや難があるが、魅力的なストーリーテリングを損ねることはない。」
God is a Geek(80点)
「この作品は、FMVをうまく使った素晴らしい例で、魅力的な謎と魅力的な捜査が随所に盛り込まれている。」
※FMV:「フルモーションビデオ」の略。カットシーンに挿入される、事前に撮影された映像のこと。
IGN France(80点)
「単なるFMVではなく、私たちはこの作品をプレイし生きている。死と不死を隣り合わせに、ヒーローたちが活躍する力強いストーリーが、売れっ子のキャスティングで実現した。」
Everyeye.it(63点)
「キャストの演技は控えめで、ストーリーはプレイヤーの興味をそそるが、優れたスリラーにつきものの、真実を突き止めたいという衝動には駆られることはない。ミステリー好きにはたまらないが、日本の文化や歴史にもっと踏み込めば得られるはずの利点がまったく得られていない。もっとやれたはず。」
評価まとめ
「春ゆきてレトロチカ」は、実写のカットシーンが入ったミステリーアドベンチャーの新しい形を示す作品として高い評価を得つつ、もう少しやれたのではとの評価もありました。
ミステリーゲームのファンであれば、新機軸の作品に触れておくのもありでしょう。
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