【Switch2】次世代後継機の発売日やスペックなど噂・リーク情報まとめ [中国工場からの本体画像を追記]

攻略大百科編集部
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ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)の次世代後継機となるNintendo Switch2(仮称)について、公式発表されている情報のほか、噂やリークも含めて最新情報をまとめました。

Switch2の発売時期や性能・スペック、互換性の有無など気になっている方はぜひ参考にしてください。

更新履歴
  • 2024.9.19 … 「本体の画像が中国工場からリーク」の情報を追記しました

発売・発表時期はいつ?

今期中に公式発表の予定

任天堂株式会社の古川社長は、2024年5月7日に任天堂株式会社の公式Xにて、今期中にNintendo Switch後継機に関するアナウンスをすると公表しています。

任天堂における「今期」は2025年3月までの期間を指します。

発表が2025年3月までとして、体験会や告知などの時間も必要だと考えると発売はその後の4月以降となるかもしれません。

2024年9月に発表される説

海外ゲームメディアGamesIndustry.bizの編集長:Christopher Dring氏は、今月中(2024年9月)に何らかの動きがあると予想しています。

また、ゲームアナリストのDavid Gibson氏は「東京ゲームショウを避けて9月18日から26日、または10月上旬に発表する可能性が高いと予想しています。

 

ゲームメディアVGCのAndy Robinson氏は、多くのメディアがこの情報を報じていると認めつつ、「それでも確信は持てませんね。」と発言しています。

ウワサが流れていることは理解した上で、まだ確信は持てない状況でもありそうです。

2025年3月に発売される説

ゲームアナリストの「David Gibson氏」は組み立て業者ホシデンの投資の動きから、次世代機の発売が2025年3月になる可能性が高いと予想しています。

ホシデンの発表によると、2025年3月期に主要顧客である任天堂向けのアミューズメント関連で、生産設備に20億円、自動化に10億円投資しているとのことです。

 

リーク情報を発信するXアカウトの「CentroLEAKS」も、ブラジル経由でのリーク情報から2025年3月に発売の可能性が高いと予想しています。

筆者には少し早く感じますが、これらのリーク情報や予想などから2025年3月の可能性もありそうです。

参考:現行機の発売は発表から2年後

ここでNintendo Switch現行機が発売された時のスケジュールを振り返ってみます。

日付

属性1

2015年3月

開発コード名「NX」が発表

2016年10月

次世代機「Nintendo Switch」を正式発表し、発売時期も「2017年3月」と発表された

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドやドラゴンクエストXI・マリオカート8などのスイッチ対応ソフトが発表

Nintendoのパートナー企業が発表(スクウェア・エニックスやSEGA・Bethesdaなど)

2017年1月13日~15日

発売日・価格を発表

予約の受付を開始

東京ビッグサイトにてメディア向け・一般向けの体験会を開催

2017年3月3日

Nintendo Switch(現行機が発売)

以上のように、現行機では開発コード名が発表されてから2年後に実機が発売されました。

そのため後継機も、最も遅い場合には2年後の2026年ごろになるという可能性もあるかもしれません。

性能・スペック

Nintendo Switch次世代機の性能やスペックについて公式発表はされていません。

海外メディアやアナリスト、ディスカッションフォーラムなどで次世代機の性能やスペックの様々な予想が発表されています。

これらの噂をまとめたのが以下の表です。

これらは公式発表ではないため、最終的なスペックと異なる可能性があるのでご注意ください。

スペック

次世代機

現行機

処理能力

PS4/Xbox oneに相当

RAM

12GB

4GB

ストレージ

256GB

32GB

有機ELモデルは64GB

ディスプレイサイズ

8インチ

5.5〜7インチ

ディスプレイ解像度

携帯モード 1080p

TV出力時 4K

携帯モード 720p

TV出力時 1080p

充電

60w

16w

バッテリー持続時間

4.5〜9時間

それ以上?

2.5〜6時間

有機ELモデル 4.5〜9時間

その他の機能

マイク内蔵
Joy-Conマグネット着脱

PS4やXbox one相当の性能となる可能性

次世代Nintendo Switchの性能はPS4やXbox One世代に近いか、それを上回る可能性があると予想されています。

Activision BlizzardのCFOであるArmin Zerzaが任天堂に送ったメールの内容が、FTC vs. Microsoftの裁判で明らかになりました。そのメールでZerzaは、次世代Switchが「Gen8プラットフォーム(PS4とXbox One)により近い性能」を持つと述べています。

The Vergeの記事でも、裁判資料の中に「Gen8」システムへの言及があり、これは通常PS4とXbox Oneを指すと報じています。

VGCの記事によると、次世代Switchの性能はSteam Deck、PlayStation 4 Pro、またはXbox One Xに匹敵する可能性があると述べています。

ただし、これらはまだ噂や推測の段階であり、任天堂からの公式発表はありません。実際の性能は、最終的なハードウェア仕様や最適化によって変わる可能性があります。

RAMは12GB

次世代機のRAMは 「12GB LPDDR5」が積まれると予想されています。

詳しくは 6GB 7500 MT/s LPDDR5モジュールを2枚搭載するようで、ディスカッションフォーラムFamiboardsのユーザーがNVIDIAと任天堂の間の出荷データと税関データを追跡し情報を発見したと伝えています。

この噂が本当だとするとSwitch現行機の4GBやXbox Series S (10GB RAM)よりも大きく、かなり大きな性能アップといえます。

このスペックが実現すれば、複雑なキャラクターモデルをゲームに登場させたり、ローディング時間の短縮などといったパフォーマンスの向上が期待できます。またゲームをプレイしながら他のアプリを起動したり、ストリーミングや録画といった機能が強化される可能性もあります。

内蔵ストレージは256GB

内蔵ストレージは256GBになるとの予想があります。

Famiboardsフォーラムのメンバーが追跡した出荷データから、Switch 2のストレージは256GBのUFS 3.1になる可能性が示唆されています。

現行機のストレージは32GB(有機ELモデルは64GB)なので、いままでよりも多くのゲームをストレージへ保存することが可能です。

バッテリー持続時間が伸びるかも?

Switch後継機のバッテリー持続時間は現行機よりも伸びる可能性があります。

YouTubeチャンネル「Moore’s Law Is Dead」によると、ドックモードでは高クロック、携帯モードでは「クレイジーに低いクロック」で動作し、バッテリー寿命の向上を目指しているようだと推測しています。

具体的な持続時間などは不明ですが、現行機よりもバッテリー持続時間が向上している可能性もありそうです。

ディスプレイは8インチでフルHD解像度

周辺機器メーカーのMobapad がリークとして報じた内容によると、ディスプレイは8インチでフルHD1080p(1920×1080)となるようです。

現行機の最上位モデルである有機ELモデルが7インチ/720p(1280×720)なので、より大きく高解像度となりそうです。

TV接続時は4K出力もサポート?

Dexertoの記事によると、Switch次世代機はNVIDIAのGPUを搭載し、Deep Learning Super Sampling (DLSS)をサポートする可能性があります。

Digital Trendsの記事によると、DLSSの仕組みを活用することで、低解像度でレンダリングした画像をAIアルゴリズムを使って高解像度に変換することができるようです。

このテクノロジーを活用することで、TVに接続した際には最大4K品質(3840×2160)の出力も可能になると予想されます。

外観・見た目について

本体サイズは少し大きくなる?

本体サイズについても公式から発表された情報はいまのところありません。

Centro LEAKSは、Nintendo Switch後継機のモックアップのサイズ感をSteamDeckと比較した画像を投稿しています。

出典: x.com

この画像を見ると、現行機のNintendo Switch 有機ELモデルよりも大きく、Steam Deckよりも小さいサイズとなることがわかります。

本体の画像が中国工場からリーク

アメリカの著名掲示板Redditの/GamingLeaksAndRumoursでSwitch後継機本体・コントローラー(Joy-Con)・プロトタイプのパーツなどと思われるCAD・画像と写真が公開された。

これは、ある中国人のユーザーによってdiscordサーバーに公開されたもので、Switch後継機は以前からのリークの内容通り、大型の液晶スクリーンとマグネット着脱式のジョイコントローラーを搭載していると思われます。

「スイッチ第2世代モデルstp」:マグネットスライドレール、8インチ大画面、長さ270/幅115/厚さ14、2つのUSB Type-Cインターフェイス」

本体の表面は下記のようになっています。NintendoSwitchにそっくりなデザインですが、ホームボタンの下にボタンが増えているのがわかります。

出典: www.reddit.com

本体の裏面の画像では、NintendoSwitchの有機ELと同じように開ける部分があり、角度調整ができるようになっていると予想できます。

出典: www.reddit.com

本体・コントローラー(Joy-Con)の左部分の画像を見ると本体と接する部分が、NintendoSwitchとは異なるデザインになっており、Joy-Conを取り外す時のボタンも内側に飛び出す形になっています。

出典: www.reddit.com

NintendoSwitchとSwitch後継機の画面の表と裏を比較していると思われる画像です。NintendoSwitchよりもやや画面が大きくなって、見やすくなっていそうです。

出典: www.reddit.com

Switch後継機の上方向・下方向から見た画像です。上・下方向にUSBポートがあるのがわかります。

▼上方向

出典: www.reddit.com

▼下方向

出典: www.reddit.com

Switch後継機のプロトタイプのパーツと思われる画像です。基盤やコントローラーの内部が見えます。

出典: www.reddit.com

radditの投稿によると、CAD レンダリングは本物ではないかもしれません。レンダリングがモックアップであるとは書かれていないものの、元の投稿者が3D モデリング愛好家なのでモックアップである可能性もあります。実際のハードウエアを撮影している写真(Joy-Conとプロトタイプパーツ)は本物の可能性が高いようです。

しかし、Famiboards の情報筋の話として、このCADレンダリングは、元の投稿者がアクセサリー業者から「高額な費用を支払い」モデルを入手して、それをリバースデザインして作ったとしています。そのため、この3Dレンダリングが偽物だと判断するのは、任天堂からの公式発表を待ってからにしましょう。

新機能や特徴的な機能

マイク内蔵

Centro LEAKSのリーク情報によると、Switch次世代機には内蔵マイクが搭載されるようです。

本体ではなくコントローラーに搭載される可能性もあり、このような内蔵マイクを使って遊ぶゲームや機能が出てくるかもしれません。

Joy-Conはマグネットで本体と着脱可能に?

アクセサリーメーカーのVandalは、Switch2のJoy-Conが磁気で本体に取り付けられる可能性があると報じました。

これは現行モデルのレール式システムに代わるもので、よりスムーズなJoy-Conの着脱を可能にするためと思われます。

また周辺機器メーカーのMobapadも、新しいJoy-Conが「電流制御による電磁吸引技術」を使用して本体に取り付けられると詳細に説明しています。これは電気永久磁石の使用を示唆しており、ボタン操作で着脱できる可能性があります。

2022年12月に任天堂は磁気クリップに関する特許を出願しました。このことが、この噂の信憑性を高めています。

既存のJoy-ConとProコントローラーも引き続きサポート

Mobapadの投稿によると、現行機のJoy-ConとProコントローラーも、後継機で引き続きサポートされ互換性を保っていると予想されています。

VR対応やニンテンドーラボ続編の可能性あり?

元Atlus関係者の友人の投稿によると、「Switch 2には新しいカメラ機能があるけど、VRかどうかわからないと言っていた(以下略)」と投稿しており、これまでと違ったカメラ機能が搭載される可能性がありそうです。

また、この情報で指しているカメラの新しい機能かどうかは不明ですが、任天堂株式会社から画面表示システムや画像表示方法・ゴーグル型装置の特許が出願されています。これは、2019年2月27日に出願された「ニンテンドーラボVRキット」の特許を2024年3月11日に再び出願したものです。

出典: store-jp.nintendo.com

この時期に再度出願し、Nintendo Switch後継機に言及した翌日(2024年5月8日)のタイミングで特許が発表されていることから、Nintendo Switch後継機にも「ニンテンドーラボVRキット」のリメイクや続編が発売される可能性も予想できます。何らかの形でこのVRキットを活用してゲームを遊べることが期待できそうです。

現行機タイトルとの互換性

ダウンロード版はニンテンドーアカウントで引き継ぎか?

Nintendo Switch後継機では、ニンテンドーアカウントを活用し、何かしらの互換性のある機能を持たせることが公式発表されています。2023年6月27日に開催された「第83期 定時株主総会 質疑応答」で任天堂の古川社長は以下のように発言しています。

Nintendo Switch から次世代機への移行においては、ニンテンドーアカウントを活用しながら、お客様にうまく移行していただけるように努めていきたいと考えております。

この発言だけではソフトの引き継ぎがあると明言はできませんが、ソフトを受け継げずアカウントだけ引き継ぐだけではユーザーにとってメリットが少ないため、Switch後継機でダウンロードソフトを引き継ぎできる可能性は高いと予想します。

ゲームカートリッジは下位互換が可能?

周辺機器メーカーのMobapadの投稿によると、Switch後継機の(ゲームソフトの)カートリッジ スロットは、Nintendo Switchのゲーム カートリッジとの下位互換性が可能だと考えられます。

また、同記事によると、ダウンロードソフトなどの”ゲームライブラリ”も引き継げると予想しています。

価格は4万円〜5万円前後か?

Nintendo Switch後継機の価格について、現時点で公式発表はありません。

業界アナリスト等の専門家によると価格は40,000円から50,000円前後となる可能性が高そうです。

海外メディアWCCF TECHの予想では349ドルから499ドルの間で設定される可能性があり、現在のドル円レート(140〜150円)を適用すると日本円では70,000円〜80,000円などさらに高い値段が設定される可能性もあります。

ただし、任天堂は伝統的に比較的低価格路線を維持してきたため、最終的な価格設定がどうなるか予想は難しいです。

その他の情報や疑問

転売対策をとって販売

2023年6月27日の「第83期 定時株主総会 質疑応答」と2024年5月7日の株主総会での質疑応答で、任天堂の古川社長の発言によると、現時点で半導体をはじめとした部品不足は起きておらず、このままいけば発売延期などはあまり心配しなくても良さそうです。

また、十分な台数を確保した上での発売も可能で、転売等の問題が起きづらい市場環境となりそうです。

Metroの記事によると任天堂は各地域の法律や規制の範囲内で、追加の対策を検討しているようです。

Redditではニンテンドーアカウントの保有者に優先的に販売したり、韓国のように電話番号認証を導入するなどの案も議論されています。

段階的に情報発信

2024年5月7日に行われた決算説明会(オンライン)での質疑応答で任天堂の古川社長の発言によると、これまでの新しい機種の発売と同様に、段階を踏んで情報を発信していくと発言しています。今後も定期的に新情報が発表されていくと思われます。

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