2020年7月17日に任天堂から発売されたNintendo Switch用ソフト「ペーパーマリオ オリガミキング」。
謎解きやパズル要素の多いゲーム性に特徴がある人気シリーズの最新作で、オリガミ軍団の野望を阻止するマリオの冒険を描きます。
本記事では、主に発売前にプレイした海外メディアの評価を、高評価と低評価に分けてまとめています。
出典: ec.nintendo.com
メタスコア81点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは81点と、かなり高いスコアになっています。(2020/7/17時点:レビュー数53件)
現時点で具体的にどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
戦闘システムの独創性
マリオシリーズの中でも独創性の高い世界観とバトルシステムは、ペーパーマリオシリーズの大きな魅力となっています。
「カミの手」でフィールドに隠された謎を解いたり、パズル要素を加えた新しいバトルを採用したりして、その独自性はさらにパワーアップしています。
「Atomix」は、「パズルゲームとターンベースのRPGの基本を組み合わせた、よく考えられた戦闘システム」として、90点をつけています。
独特のユーモアセンスは健在
スーパーマリオ作品において、そこまで明確にストーリーを描かないケースも多いのですが、しっかりとしたストーリーを描くのがペーパーマリオシリーズの特徴であり、その流れは本作にも引き継がれています。
他のマリオ作品では味わえないユーモラスな表現も健在であり、魅力として評価するメディアも多く見られました。
「GamesRadar+」は、「楽しくて気楽で、強力なストーリー、素晴らしいユーモアと素晴らしいキャラクターを備えたスーパーマリオの祭典です。」として、90点をつけています。
評価の低い点
バトルの難易度や意味合い
「パズル×アクション」の新バトルは評価されている部分ではあるものの、バトルが簡単すぎるゆえに退屈に感じられてしまうとの声も少なからず見られました。
特にボス戦以外の戦いでは、十分な準備をすることで負けるリスクはかなり減らせること、積極的にバトルをこなす理由が少ないことなどが指摘されていました。
「EGM」は、「キノコ王国はかつてないほど大きく、より生き生きしていますが、戦闘システムはすぐに停滞する。」として、60点をつけています。
評価まとめ
「ペーパーマリオ オリガミキング」は、シリーズとしてやや停滞感があった中で持ち直した作品だと評価されています。
難易度的にはやや簡単と評する声もありますが、手軽に楽しめる謎解きバトルは、幅広い層が楽しめる仕上がりになっているのではないでしょうか。
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