2021年5月14日に任天堂から発売されたNintendo Switch用ソフト「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」「ファミコン探偵倶楽部 後ろに立つ少女」。
80年代後半にファミコン向けに発売されたミステリーアドベンチャーゲームのリメイク作品で、グラフィックの変更やボイスの追加などが図られました。
本記事では、主に海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。翻訳の関係もあり、日本人ユーザーがプレイした場合の評価とは必ずしも一致しない可能性がありますので、その点を考慮した上でご覧ください。
目次
メタスコア74点の評価
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは74点を獲得しました。(2021/05/18時点:レビュー数33件)
現時点でどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
評価の高い点
ビジュアル表現やボイスがうまく噛み合う
「ファミコン探偵倶楽部」で注目されるのは、ファミコンの頃は難しかった表現の数々です。静止画とアニメーションの組み合わせ方やボイスが古典的なストーリーとうまく噛み合っているとの評価を受けました。
「Shindig」は、「ビジュアルノベルの静止画と流動的なアニメーションの最高の部分を組み合わせたアートスタイルは、真に魅力的な探偵小説のペアの基礎を築くのに役立つ。」として、90点をつけています。
評価の低い点
選択肢が少ない
「ファミコン探偵倶楽部」は、会話主体でストーリーが進行します。オリジナルに忠実なリメイクがなされているため、現代のミステリーアドベンチャーのような、多様な選択肢や分岐が提供されているわけではありません。
ミステリー小説を読むようにストーリーを追いたい方にとってはよい手法である一方で、よりゲーム性を重視する方にとっては退屈さを感じてしまうかもしれません。
「GamesRadar +」は、「もっとインタラクティブで、質問する以上のことができるようになったらいいのにと思います。」として、60点をつけています。
評価まとめ
「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」「ファミコン探偵倶楽部 後ろに立つ少女」は、往年の名作ミステリーアドベンチャーの魅力を損なうことなく、現代に蘇らせました。
ストーリー重視のゲーム性で評価が分かれる部分はあるものの、任天堂のゲームの中でも異彩を放つこの作品に触れるにはいい機会になるのかもしれません。
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