2017年3月3日発売の任天堂の新ハード「Switch」。そのローンチタイトル(ハードと同日に発売されるタイトル)となるのが「VOEZ」です。
VOESとはどんなゲームなのかまとめましたので、購入の参考にしてみてください。
目次
VOEZとは
VOEZはダウンロード専用でリリースされるリズムゲームです。価格は2500円(税込)で、フライハイワークスから発売されます。
VOEZはもともと、スマートフォン向けにリリースされているタイトルです。開発したのが台湾のRayark社と聞けば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。そうでなくても、Rayark社がリリースしている「DEEMO」や「Cytus」などの名前を耳にしたことがある、あるいは実際にプレイしたことがあるという方も多いはずです。
スマートフォン向けのリズムゲームにおいて高い支持を受けるRayark社が、2016年5月に満を持して送り出したのがこのVOEZです。VOEZはすでに全世界1000万ダウンロードを記録しており、リズムゲームとしては高い支持を集めていることが分かります。
VOEZの世界観
ストーリー
VOEZは台湾の宜蘭(ぎらん)をモチーフにした「蘭空町」を舞台にしています。プレイヤーが奏でる楽曲によって、蘭空高校の男女6人により結成されたバンドが成長し、歌声が世界に響き渡っていく模様が描かれています。
日記
VOEZのストーリーは、「日記システム」によって語られていきます。リズムゲームなどで一定の条件を満たすと日記が開放されていき、蘭空町の様子や各キャラクターの日常を垣間見ることができます。
登場人物
佐々木優子・・・バンドのベーシスト。整った顔に抜群のスタイルを兼ね備えた、台湾と日本のハーフです。芸能界デビューをしている彼女は、その人脈を活かしてバンドのマネージャーも務め、イベントの演出や制作の手配もこなします。
雀・・・バンドのボーカリスト。単純でちょっと天然な部分のある彼女は、誰とでも分け隔てなく接するその性格が最大の武器です。彼女の透き通った声と広い音域はバンドの魅力の一つとなっています。
狼・・・バンドのドラマー。雀の弟です。パンやお菓子作りの才能に恵まれ、成績も常に上位の優等生。そんな周囲の視線に嫌気が差しています。ドラムゲームが得意だったことをきっかけに、ドラムを担当することに。
ほかにも、ギタリストで陽気な兄貴肌の「海」、ギタリスト&ボーカリストで帰国子女の「ジェシー」、キーボードで心優しい「ジェシー」が登場。
この6人を中心に、VOEZの物語が奏でられていきます。
リズムゲームパートのシステム
難易度は三段階
VOEZには100曲を超える楽曲が収録されています。リズムゲームに慣れている人でも、そうでない人でも楽しめるよう、すべての楽曲で「Easy」「Hard」「Spesial」の難易度を選択することができます。
もちろん、楽曲ごとのレベルにも差がありますので、ゲームに慣れてよりレベルの高い楽曲、より高い難易度に挑戦していきましょう。
タッチパネルで操作
画面上にはいくつもの「レーン」が存在します。レーンの上部から様々な形状の「ノーツ」が降りてきますので、画面下部のバーと重なったタイミングで、タップやホールド、スワイプなど画面の指示に従ってアクションを行います。
比較的オーソドックスな仕組みと言えますが、VOEZではノーツの落ちてくるレーンが楽曲に合わせ増減したり、左右に移動したりと、楽曲に合わせて踊っているかのように変化するのが特徴です。
なお、Switchでのプレイでもスマートフォン版同様タッチパネルを使用する方式になりますので、TVモードやテーブルモードではプレイすることができません。
楽曲について
スマートフォン版では基本無料、アイテム課金の形式を採用していましたが、Switch版では2500円買い切り型となっています。
スマートフォン版では、無料ですべての楽曲をプレイすることが可能なものの、いつでも自由にというタイプではありません。買い切り型となるSwitchでは、デフォルトで収録されている116曲すべてがプレイ可能となっています。
また、デフォルトでプレイ可能な「Ascension(xi)」を含め、Switchでしか遊べない楽曲も含まれているとのこと。また、無料アップデートにおいてもSwitch独占配信の楽曲を増やしていくとのことですので、期待しましょう。
日本や台湾のクリエイターによって制作された、様々なジャンルの楽曲があなたを待ち受けます。
期待のリズムゲーム!
Switchのローンチタイトルとして新たに発表された「VOEZ」の紹介でした。
Switchオリジナル楽曲も収録されているとのことですので、スマートフォン版を遊びこんだ方でも十分に楽しめるのではないでしょうか。
すでにスマートフォンでリリースされているタイトルですので、スマートフォンで無料版をプレイし、雰囲気を掴んでから購入を検討するのもありでしょう。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。