【葬送のフリーレン】七崩賢とは?魔王直属の大魔族たちを一覧で解説・考察【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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この記事では、『葬送のフリーレン』に登場する「七崩賢(しちほうけん)」は、魔王直属の大魔族として、物語に大きな影響を与えてきました。その強大な魔族である七崩賢の概要から、各メンバーの能力、作中での活躍、そしてその最期に至るまでを徹底解説します。

この記事では、『葬送のフリーレン』の最新話までのネタバレを含みます。

七崩賢とは?

出典: frieren-anime.jp

七崩賢は、魔王直属の大魔族であり、魔王軍の中でもトップクラスの実力を誇る魔族たちです。

その名の通り7名の魔族で構成されますが、魔王の腹心である全知のシュラハトを含めると実質8名の魔族が存在しました。彼らの操る魔法は、人類には原理が理解できないため、「呪い」と称されます。

七崩賢の選出基準は、単なる戦闘力の高さだけではなかったと考えられ、人類に理解できない希少な魔法の使い手であることが重視された可能性があります。

勇者ヒンメル一行の旅や、それ以前の英雄たちの戦いによって、七崩賢の多くは討伐され、現在は壊滅状態にあります。しかし、その存在が物語全体に与えた影響は計り知れません。

七崩賢の概要一覧

最新話時点での、七崩賢のメンバーとその指揮官である全知のシュラハトについて、判明している情報をまとめます。

名前

主な魔法

現状

討伐者

全知のシュラハト

(七崩賢ではない)

未来予知(名称不明)

死亡

南の勇者

(相討ち)

断頭台のアウラ

服従させる魔法

<アゼリューゼ>

死亡

フリーレン

黄金郷のマハト

万物を黄金に変える魔法

<ディーアゴルゼ>

死亡

デンケン

不死なるベーゼ

結界魔法(名称不明)

死亡

ヒンメル

奇跡のグラオザーム

楽園へと導く魔法

<アンシレーシエラ>

おそらく

死亡

ヒンメル一行

名称不明の七崩賢

不明

死亡

南の勇者

名称不明の七崩賢

不明

死亡

南の勇者

名称不明の七崩賢

不明

死亡

南の勇者

判明している七崩賢の能力と最期

断頭台のアウラ

出典: websunday.net

「断頭台のアウラ」は、500年以上を生きた大魔族で、少女のような可憐な外見に反して、残虐で冷酷な本質を持ちます。

彼女の代名詞とも言える魔法は「服従させる魔法<アゼリューゼ>」です。これは、自身と相手の魂(魔力)を「服従の天秤」に乗せ、魔力が大きい方が小さい方を永遠に支配するというものです。この魔法は、もし相手の魔力が上回れば自身が支配されるという致命的なリスクを伴うため、アウラが自らの魔力に絶対的な自信を持っていました。

アウラの性格は、一見すると単純な傲慢さに見えますが、魔族特有の価値観、すなわち「力(魔力)こそが絶対であり、それを偽るなど卑劣で考えられない」という傲慢な思い込みに根差していました。

フランメ「フリーレン。魔族が言葉で人を欺くように、お前は魔力で魔族を欺くんだ。」

出典: 葬送のフリーレン 3巻 22話

フリーレンとの戦いでは、「服従の天秤」を使用し、フリーレンの魔力量が自身より劣ると確信していました。しかし、これは何百年もの歳月をかけて魔力制限の技術を完璧に磨き上げたフリーレンの策略でした。天秤が傾いた瞬間、フリーレンが解放した真の魔力量はアウラのそれを遥かに凌駕しており、アウラは自らの魔法によって支配されます。

そして、フリーレンに「自害しろ」と命じられ、涙を流しながら己の首を刎ねるという結末を迎えました。

フリーレン「”アウラ、自害しろ。”」

出典: 葬送のフリーレン 3巻 22話

ちなみに、本編の現代より過去では、南の勇者との決戦に参加、そしてその後にヒンメル一行と戦うも逃走したそうです。

黄金郷のマハト

出典: websunday.net

七崩賢最強と謳われた「黄金郷のマハト」は、600歳以上とされ、オールバックの長髪が似合う涼しげな顔立ちをしています。彼は他の魔族と一線を画し、「人間を理解したい」「共存したい」という特異な願いを持っていました。

彼の魔法「万物を黄金に変える魔法<ディーアゴルゼ>」は、触れたもの全てを不可逆の黄金に変えるという絶大な力を持っています。この魔法は防御も回避も不可能で、術者であるマハト自身にも解除できないため、「呪い」として恐れられていました。

マハトは物語全体を通して、悲劇的なキャラクターの一人です。彼は「悪意」や「罪悪感」といった人間の感情を理解しようと試みますが、魔族である彼にはそれらを根本的に感じることができませんでした。その結果、彼は感情を学ぶための実験として、平然と人間を殺害するという歪んだ探求に身を投じることになります。

彼の最期は、かつての弟子デンケンとの死闘によってもたらされます。フリーレンが一時的に<ディーアゴルゼ>を解除したことに動揺した一瞬の隙をデンケンに突かれ、致命傷を負い消滅しました。

マハト「…知らない感情のためなら…共存のためなら…報いを受けるためなら…」

「死んでもいいとさえ考えていた…なのに俺はこうして自分の命惜しさに、無様に逃げ出している…」

「…他の魔族と同じように…」

出典: 葬送のフリーレン 11巻 103話

死の間際、マハトがたどり着いた結論は、人間の感情の理解ではなく、「自分は結局、ただの魔族だった」という、自身の本質に対する痛切な自己認識であったと読み取れます。

不死なるベーゼ

出典: websunday.net

「不死なるベーゼ」は、全身を兜と鎧で覆い、その素顔は謎に包まれた大魔族です。おそらく異名の「不死」は、その再生能力、あるいは彼の魔法がもたらす鉄壁の防御を指していたと考えられます。

ベーゼは、人類では決して破れないと豪語する、名称不明の強力な結界魔法の使い手でした。フリーレンの発言によれば、その結界魔法は“人類では決して破れない”とされます。

彼の敗因は、その絶対的な自信からくる油断、そして魔族に共通する人間への侮りでした。勇者ヒンメル一行との戦いにおいて、彼は自らの結界を破ったフリーレンのみを警戒し、魔法使いではないヒンメルたちを完全に軽視していました。その油断が、ヒンメルに接近を許し、一刀のもとに両断されるという結果を招きます。

ヒンメル「お前にとって最大の誤算は人間を甘く見たことだ。」「人間を舐めるな。

出典: 葬送のフリーレン 11巻 102話

ベーゼを斬り伏せたヒンメルが放ったセリフは、ヒンメルというキャラクターの信念を象徴する名場面です。それは、彼の優しさが決して魔族には向けられないこと、そして彼が魔族の致命的な弱点である「傲慢さ」を的確に見抜いていました。

奇跡のグラオザーム

出典: websunday.net

「奇跡のグラオザーム」は、おかっぱ頭が特徴的な、物静かでミステリアスな雰囲気を持つ大魔族です。彼は物理的な破壊ではなく、精神を蝕む幻影魔法の使い手でした。

彼の魔法「楽園へと導く魔法<アンシレーシエラ>」は、対象者の最も深く、そして叶うことのなかった願望を具現化した、極めて現実的な幻影を見せる精神攻撃です。その力はフリーレンやヒンメルですら一時的に囚われるほど強力でした。

女神の石碑によって過去にタイムトラベルしてしまったフリーレンとヒンメル一行との戦闘において、グラオザームはヒンメルに対し、「魔王を倒した後、フリーレンと結ばれる」という、彼の心の奥底に秘めた願いを幻として見せつけました。

フリーレン「私には出来なくても、ヒンメルには出来る。」

「現に勇者ヒンメルは、幻影ごときには負けなかった。

出典: 葬送のフリーレン 13巻 118話

これは、勇者の精神を内側から破壊しようとする、最も卑劣かつ効果的な攻撃でした。ヒンメルがフリーレンのアドバイスを受けたものの、この幻影を打ち破ったという事実は、彼の勇者としての意志の強さを物語っています。

グラオザームはヒンメル一行に討伐されたとされていますが、作中には死亡が明言されておらず、記憶操作能力も持つため、その生死は完全には確定していません。

その他の七崩賢

残る3名の七崩賢については、名前も能力も明かされていません。7巻63話に一度だけ描かれた七崩賢全員の集合シーンでは、ボブカットの女性、三つ編みの女性、そして痩身の男性という姿が確認できます。

彼らの結末は、伝説として語り継がれています。三人は全員、魔王の腹心シュラハトと共に、たった一人の「南の勇者」によって討伐されたと説明されています。

出典: www.youtube.com

この名もなき三人の存在は、物語のスケール感を構築する上で極めて重要な役割を果たしています。ヒンメル一行が四人がかりでようやく二人を討伐し、フリーレンやデンケンといった大陸屈指の魔法使いがそれぞれ一人を倒すのがやっとだったことを考えると、南の勇者がたった一人で七崩賢3名とその指揮官であるシュラハトを同時に相手取り、七崩賢3名を討伐し、シュラハトと相討ちに持ち込んだという事実は、南の勇者がいかに規格外の英雄であったかを証明しています。

七崩賢と関連している魔族

全知のシュラハト

出典: websunday.net

「全知のシュラハト」は、魔王の腹心として魔王軍に仕え、その中でも魔王直属の幹部である「七崩賢」をも束ねていた大魔族です。物語の本編時代では既に故人となっていますが、その影響は現代のフリーレンたちの旅にも及んでいます。

彼の魔法は、千年先の未来までを見通す強力な未来予知の魔法でした。その精度は、自身の死後、フリーレンが部下のマハトの記憶を読むことすら予見していたほどです。この力により、彼は魔族という種族全体の長期的な存続をかけた壮大な戦略を描いたとされます。

シュラハトの魔族の未来

シュラハトの最も重要な行動は、人類最強と謳われた南の勇者との決戦に際し、七崩賢の全員を率いて挑んだことです。彼は自身の敗北と死を予知していながら、この戦いを「千年後の魔族のための戦い」であると断言しました。

シュラハト「これは魔族の存亡をかけた戦いであり、敗戦処理であり、千年後の魔族のための戦いだ。」

出典: 葬送のフリーレン 10巻 89話

当時、未来を確定的に見通せたのはシュラハトと南の勇者だけであったため、シュラハトは自らと南の勇者が相討ちになることで、未来の不確定性を取り戻し、魔族にとってより良い未来が訪れることを願ったためと解釈できるでしょう。

シュラハトは「魔族の未来のため」に行動していましたが、南の勇者との戦いを「敗戦処理」と認識していたことから、魔王の敗北が確定していた未来を見ていた可能性が高いです。彼は魔王亡き後の時代で、生き延びた七崩賢や他の魔族たちがフリーレンたち人間を倒し、「魔族だけの世界」を築き上げることを望んでいたのかもしれません。

無名の大魔族 ソリテール

出典: websunday.net

マハトやシュラハトと交友関係を持っている大魔族です。今まで出会ってきた人間をすべて葬ってきたため「無名の大魔族」と呼ばれており、魔族の間では有名な実力者であるとされています。

その実力はフェルンとシュタルクを圧倒するうえ、本気のフリーレンよりも強く、魔力量もフリーレンと同等、七崩賢最強と言われるマハトと同格なほどの実力者です。

ソリテール「大丈夫。怖くないよ。おいで。」「お姉さんと一緒にお話しよう。」

「君達のことをたくさん教えて。」

出典: 葬送のフリーレン 10巻 95話

額に小さな角、小柄な美少女であり、服装も普通の女性そのものでもあり、その容姿は人間に近く、人間という種族に興味があり、遭遇した人間には必ずお話をして相手の生い立ちや性格などを知ろうとします。

しかし、その「お話」はソリテール自身の知りたいことを優先するために魔法で相手を追い詰めていくうえ、実験と称した人間への残虐行為を繰り返すなど、見た目とは違いかなり危険な魔族となっています。

まとめ

『葬送のフリーレン』における七崩賢は、単なる強力な敵役を超え、それぞれの特殊な能力と哲学を通じて、物語に多層的な深みをもたらしました。

彼らの存在は、魔族という種の特異性、人間との間の深い断絶、そして強さの本質とは何かという問いとなっています。全知のシュラハトの壮大な未来への戦略、断頭台のアウラの傲慢さ、黄金郷のマハトの悲劇的な探求、不死なるベーゼの油断、そして奇跡のグラオザームの精神攻撃は、勇者ヒンメル一行やフリーレンたちの旅路に計り知れない影響を与えました。

特に南の勇者との戦いで、シュラハトを含む8体もの強敵が1人の勇者に挑み、多くの犠牲を出した事実は、南の勇者の圧倒的な強さを際立たせるものです。

彼らのほとんどが討伐された現在も、その爪痕は作中に残り、物語の根幹を成す要素となっています。未だ残る謎や、キャラクターの心理に根差した考察は、これからも『葬送のフリーレン』を楽しむ上での重要な鍵となるでしょう。

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