【ダンダダン】ターボババアについて徹底解説!再登場はするのか?正体・能力・元ネタなどの考察も【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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ターボババアは、漫画『ダンダダン』に登場するメインの妖怪であり、その圧倒的な速度と強烈な呪い、そして複雑な背景を持つキャラクターです。本記事では、ターボババアの正体や能力、元ネタとなった都市伝説、そして物語における役割と今後の動向について深く考察します。

※この記事は漫画『ダンダダン』の最新巻までのネタバレを含みます。

ターボババアの基本情報と作中での初登場

出典: anime-dandadan.com

ターボババアは、正能市(しょうのうし)の廃トンネルに巣食う妖怪です。分類は妖怪で、生息地はトンネルなどが主とされています。身長は120cmから5mと変化自在であり、その体格を自由に変形させます。

初登場は第1話で、ダブル主人公である綾瀬桃と高倉健がお互いの信じるオカルトの存在を証明するために、オカルンが正能市トンネルに出向いた際に現れました。

彼女はオカルンの前に音もなく出現し、「オッパイ吸わせてやるからよお、イチモツしゃぶらせろ」という強烈な言葉と共に襲いかかります。かつては「100キロババア」とも呼ばれ、全国各地を暴れまわった近代妖怪として知られています。アニメ版の声優は、田中真弓さんが担当されており、その演技はコミカルさと不気味さを併せ持つと評判です。

都市伝説に根差すターボババアの元ネタ

ターボババアには、複数の都市伝説や民話が元ネタとして存在します。

ターボばあちゃん

出典: anime-dandadan.com

大半を占めている元ネタは、1990年代に日本で流行した都市伝説「ターボばあちゃん」です。

「100キロババア」や「ジェットババア」とも呼ばれ、兵庫県の六甲山などが目撃地とされています。夜中に車を時速100km以上で並走する老婆の怪談であり、追い抜かれると呪われるという設定が恐怖を煽りました。

四つん這いで並走するパターンや、背中に「ターボ」と書かれた紙が貼られているといったバリエーションも存在します。驚かせることで事故を引き起こし、死に至らしめるという無害ではない怪異として語られてきました。

姥捨伝説と山姥

作中のターボババアの背景には、「姥捨(うばすて)伝説」も関係しているとされています。

出典: ja.wikipedia.org

姥捨伝説は、かつて食料が乏しかった時代に口減らしのため、老人が山奥に置き去りにされたという日本の民話です。この伝説を土台として、入山した若者が山で生き延びた老人に追いかけられた話が、ターボババアの発祥となっているという説があります。

また、古くから存在する老婆系の妖怪として有名な「山姥(やまんば)」も、ターボババアの話のヒントになった怪異であると考えられます。山姥は牛方を追いかけ回す足の速い老婆妖怪として描かれることが多く、高速で追いかけるという共通点が見られます。

ターボババアの能力

ターボババアは、その名前が示す通り、驚異的な速度と多彩な能力を兼ね備えています。

時速100kmの高速移動能力

ターボババアの象徴的な能力は、その圧倒的な足の速さです。

ターボババア『バカがあ!!電車は常に最高速度を出せるわけじゃねぇ!!』

『カーブでは必ず減速するもんさ!! だがワシは常に100キロで走れる!! ワシは最速のババアだからな!!』

出典: ダンダダン 2巻 7話

単なる速度で見れば、現代の乗り物に劣ることもあるかもしれませんが、その真骨頂は「常にどんな場所でも」あらゆる条件を無視してトップスピードの100kmを発生させられる点にあります。不安定な壁面や電線の中、電波の流れに沿って移動できることから、「ターボババアは100キロで走る」という概念を能力として備えているかのように読み取れます。

また、オカルンに初めて取り憑いた際には、スマートフォンの画面を介して通話相手の場所まで瞬間移動するといった力も見せました。

強力な呪いの力と憑依能力

ターボババアは、とてつもない霊力を持つ近代怪異です。彼女の呪いは、かけっこで負けた相手のイチモツを奪うことで発動します。この呪いにかかった人間はターボババアに体を乗っ取られ、媒介として動くことが可能となります。

出典: anime-dandadan.com

作中ではオカルンがターボババアに憑依され、その体を変形させるほどの強大な呪いとなりました。呪いは感染性を持つとされ、媒介となった人間が見た者すべてを呪い殺せると豪語するほどです。心臓発作や脳梗塞など、死因を選ばせる選択肢さえ有すると語られています。

この呪いには、強力な霊媒師である星子ですら抗うことが難しいと作中で描写されています。また、ターボババアは他の幽霊と合体することも可能であり、正能市をテリトリーとする地縛霊の蟹と合体してパワーアップしていました。

招き猫への変化と物語における転機

ターボババアは、物語の途中で老婆の姿から可愛らしい招き猫の姿へと変化しました。この変化は、オカルンたちとの激しい戦いが深く関係しています。

激戦の末の招き猫へ

オカルンからイチモツを奪い憑依したターボババアは、桃の超能力で体から追い出されるものの、イチモツを返さずに廃トンネルへ退散します。その後、星子の「煽れば必ず乗ってくる」というアドバイスを活かした桃の挑発により、ターボババアは鬼ごっこに乗ります。

出典: anime-dandadan.com

モモ『遅えぞこのノロマああ!! てめえなんかウチの足元にもおよばねえぜ!!』

出典: ダンダダン 2巻 7話

しかし、時速120kmで走る電車を掴んで逃げる桃に挑発された結果、神越市内まで誘き出されてしまいました。神越市内では星子が大量の護符を貼り付けた架線柱の結界が待ち構えており、ターボババアは結界を潜った際に炎上し、消滅したかに見えました。

出典: anime-dandadan.com

この時、合体していた地縛霊も元の少女たちの姿に戻り、安らかな笑顔を浮かべて消えていきました。

出典: anime-dandadan.com

しかし、ターボババアは消滅する直前に霊体となってオカルンの体内に潜んでいました。霊力が回復したら復讐しようと企んでいた彼女でしたが、星子の強力な除霊術によって意識だけが招き猫の置き物に移され、招き猫の姿として表に引きずり出されてしまいます。

この時、ターボババアの意識のみが招き猫に移り、霊力はオカルンの中に残ったままであったため、彼女は能力を失ったただの招き猫となってしまいました。

招き猫としての新たな役割と能力

出典: anime-dandadan.com

招き猫の姿になったターボババアは、物理的には無力なマスコットのような立ち位置になりますが、そのふてぶてしい態度は相変わらずです。

しかし、マスコット要員に留まらず、招き猫化した影響か「幸運を招く能力」を得ました。この能力は、ターボババアがその場にいるだけで一定の効果を発揮し、本来なら偶然起きる幸運な出来事を必然的に引き起こすものです。

ターボババアのその後と今後の展開

招き猫として桃や星子と共に綾瀬家で過ごしていたターボババアでしたが、物語が進むにつれて新たな展開を迎えます。

オカルンとの別れと旅立ち

出典: anime-dandadan.com

19巻165話において、オカルンがメルヘンカルタ編で自身の「金玉(霊力のかたまり)」を取り戻したことにより、ターボババアは彼に霊力を返還しました。彼女は「力は返してもらったしもうここには用は無ぇぜ」「あばよ」と言い残し、綾瀬家を去っていきます。

これは、オカルンから奪った金玉を取り戻すまで協力するという彼女の目的が達成されたためでした。ターボババアが旅立った後、オカルンは変身能力を失いましたが、数々の激戦をくぐり抜けたことで身体能力が大幅に向上しており、しばらくは自身の力のみで怪異たちと戦っていくと考えられます。

サンジェルマン伯爵の捜索と再登場の可能性

20巻のおまけページでは、ターボババアが自分のいたトンネルに戻り、亡くなった少女たちを供養する姿が描かれています。その後、彼女は「油」という妖怪に小人になった人間を元に戻す方法を聞きに行き、「とあるクソ野郎」であるサンジェルマン伯爵を捜し始めることが示唆されます。

ターボババア『小人になった人間を元に戻す方法を教えろ。ブチコロされたくなかったらよお 油。』

油『人間!?バボオは人間助けたいなのかなぁ。』

ターボババア『違ぇわボンクラ。』『人間はついでだ。ワシはとあるクソ野郎を捜してる。』

出典: ダンダダン 20巻 おまけ

これは、モモたちがサンジェルマン伯爵によって小人化させられている状況と重なり、ターボババアがモモの身体を元に戻す手掛かりを探すために旅立ったものと読み取れます。

彼女はモモの件はあくまでサンジェルマン伯爵のついでだと語っていますが、その行動からは義理堅さが伺えます。さらに、病院に入院した星子の回復を自身の能力で早めるために再び星子の元を訪れていることから、彼女が完全に物語から退場したわけではないことが示唆されます。

サンジェルマン伯爵はオカルンやモモと敵対するラスボスとも噂されるキャラクターであるため、おそらく最終決戦でターボババアが再びオカルンたちと合流し、力を貸す展開が期待されます。

まとめ

漫画『ダンダダン』に登場するターボババアは、都市伝説に由来する恐怖の妖怪として登場しながらも、その行動原理には理不尽な死を遂げた少女たちを慰めるという深い優しさが隠されていました。時速100kmを超える驚異的なスピードと強力な呪いを持つ彼女は、物語の序盤で主人公たちを大いに苦しめましたが、招き猫の姿へと変化することで、マスコット的な人気キャラクターへと成長を遂げました。口の悪さや煽り耐性の低さといった人間味あふれる性格も、彼女の魅力を一層引き立てています。

一度は主人公たちの前から姿を消したターボババアですが、サンジェルマン伯爵の捜索や星子の回復支援といった行動から、今後の物語における再登場と活躍が大いに期待されるキャラクターです。彼女の存在は、『ダンダダン』が提示する「強さ」「優しさ」「変化」というテーマを象徴していると言えるでしょう。

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