【ポケモン都市伝説】ダイパ作中で描かれる謎や伝説のまとめと考察【ダイヤモンド・パール・プラチナ】

攻略大百科編集部
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「ポケットモンスターダイヤモンド/パール/プラチナ」の作中でほのめかされる謎やそれを元にした都市伝説の解説を掲載しています。

もりのようかんでは事件が起きた?

ハクタイの森にある「もりのようかん」には人が住んでおらず、荒れ果てた様子となっています。

夜中に訪れると幽霊と思われるキャラクターが現れるイベントが発生したり目が動く絵画があったりとホラー要素のあるもりのようかんですが、この館では過去に殺人などの事件があったのではないかと言われています。

これはもりのようかんの中にあるごみ箱からは「どくけし」が見つかる事や、「みがわり」の技マシンが拾える事、プラチナで追加された日記から「洋館の主が何者かに物を奪われた様子」が窺える事から事件性を感じるという点が根拠のようです。

ウラヤマさんが犯人?

また、洋館内で左右対になって置かれるべきと考えられるポケモンの像の片方が存在せず、全く別の所にいるウラヤマさんの屋敷でそのポケモンの像が1つだけ置かれている事や、ウラヤマさんの現在の屋敷ともりのようかんの形状が同じ事からウラヤマさんが関与しているのでは?という説も存在しますが、それ以上の根拠は存在せずあくまで点と点を繋げた憶測となっています。

その後公式でもりのようかんについて触れられる事がありましたが、幽霊イベントで出てくる幽霊についての言及に留まっており、結局の所真相はわかっていません。

夜中に出現する幽霊、どくけし、日記、ポケモンの像、ウラヤマさんと様々な要素が介在する説なので、ダイパリメイクによって更に要素が増えると一気に真相に近づけるかもしれません。

ナタネの関与は根拠に乏しい

ハクタイジムリーダーであるナタネが関わっているのでは?という説も見かけますが、根拠として挙げられるのが「もりのようかんの事を気にしている」「もりのようかんに入る為の技マシンいあいぎりをくれる」など間接的且つ別の目的ととれるものなので、信憑性としてはかなり薄いと考えられています。

アルセウスの世界創造神話

ダイヤモンドパールプラチナでは、図書館、人々、タイププレート、像と言った様々な所に神話や昔話が記されており、それらを統合するとアルセウスが宇宙を作ったという事になっています。

初めにあったのは
混沌のうねりだけだった
全てが混ざり合い
中心に卵が現れた
零れ落ちた卵より
最初のものが生まれ出た
最初のものは
二つの分身を造った
時間が回り始めた
空間が広がり始めた
さらに自分の体から
三つの命を生み出した
二つの分身が祈ると
「物」と言うものが生まれ
三つの命が祈ると
「心」と言うものが生まれた
世界が造り出されたので
最初のものは眠りについた

ミオの図書館「はじまりのはなし」より

ここで記される「最初のもの」がアルセウスであり、「二つの分身」がディアルガ・パルキア、「二つの分身が祈って生まれた三つの命」がユクシー・エムリット・アグノム、それぞれの図鑑説明で司っている事象と一致する事からそう考えられています。

地方が変わってしまいますが、ハードゴールド/ソウルシルバーで行ける「シントいせき」に映画館配布のアルセウスを連れて行くとディアルガ・パルキア・ギラティナのうち1匹をレベル1で入手できるイベントが発生します。この事からもアルセウスがこれらのポケモンを作ったという点は間違いないと思われますが、「ポケモンの先祖」と考えられているミュウとどちらが先に生まれたのか?という問題にも当たる為、神話の全てを信用していいものかはまだはっきりとしていません。

プレートに描かれたポケモンとその考察

ダイヤモンドパールから登場した「〇〇プレート」というタイプに対応したアイテムが存在し、そのアイテムには1つの伝説がバラバラになる形で記載されています。それらを並び替え、纏めたのが以下の文です。

宇宙生まれる前
そのものひとり呼吸する

そのもの時間空間の2匹
分身として世に放つ
そのもの時間空間をつなぐ
3匹のポケモンをも生み出す
2匹にもの 3匹に心
祈り生ませ 世界形作る
宇宙生まれしとき
そのかけらプレートとする
プレートに与えた力
倒した巨人達の力
生まれてくるポケモン
プレートの力分け与えられる
プレート握りしもの
様々に変化し力振るう

アルセウスの創生神話と照らし合わせると、「そのもの」と呼ばれているのがアルセウスだと考えられる為、

アルセウスが分身達(ディアルガ・パルキアなど)に宇宙を生ませた時に発生したかけらがプレートとなり、プレートは「倒した巨人達の力」である事が示されています。

つまりアルセウスは宇宙を創る前あるいは創る際に巨人達と戦っていたという事になりますが、その巨人と思われるのがキッサキ神殿に居るきょだいポケモンのレジギガスです。

名前にもギガス(Gígas)と、ラテン語で巨人を表す単語が入っていたり、ハッキリとした四肢がある人型且つ巨大で巨人と呼ぶにふさわしい体躯である事などが所以となっています。

レジギガスをブラック・ホワイトなどに連れて行くと、図鑑説明にて「自分に似た姿のポケモンを作った」と記載されており、これはレジアイス・レジロック・レジスチル・レジエレキ・レジドラゴ達を示すものですが、では何の為に作ったのか?という点が図鑑などには記されていません。

これを解決する手段として以下の資料があります。

1.おふれのせきしつの点字

ルビーサファイアでレジ系ポケモンを入手する条件を満た為の場所である「おふれのせきしつ」では「わたしたち(古代人)はポケモンのおかげでここで暮らせたが、怖くなってそのポケモンを閉じ込めてしまった」という旨の文章が点字で書かれています。

「そのポケモン」とは、ここで条件を満たすと解放されるレジアイス・レジスチル・レジロックと思われる為、古代人とレジ系ポケモンは交友関係にあったが、古代人がその力を恐れて閉じ込めてしまったというストーリーです。

2.レジエレキ、レジドラゴの公式解説

公式サイトより

レジドラゴは「古代の人々は、いずれ全身が完成したレジドラゴにより国が滅ぼされてしまうのではないかと恐れ、神殿の奥底に封印した

レジエレキは「レジエレキに苦しめられていた古代の人々が、その能力を制限する為に器具を取り付けたのではないか

と、どちらも古代人によって封印や制御がなされた記述が存在し、ここまでの話を統合すると次のようなストーリーラインが浮かび上がってきます。

レジギガスは古代人の為に大きなエネルギーを持ったポケモン(レジ系)を作り出し、人々はそれを利用していたが、その力が強大過ぎた為に恐れてもいた。

人々がレジ系を恐れていたさなかに生まれたアルセウスがレジギガスを含めたレジ系ポケモンを倒して封印の手助けをし、これまでとは人々の生き方が違う新たな世界を作った。

その際に倒したレジ系の力をプレートに込めた。

「宇宙を創造したのがアルセウスだから古代人もレジギガスも存在しないのでは?」という疑問があるかもしれませんが、それであればそもそも「アルセウスが宇宙を創造した所を観測した人」も居ないはずなので、「宇宙を創った」という記述自体がアルセウスの力を目の当たりにした人々の想像であるか、あるいは人々にとって革命的な事を起こして世界が生まれ変わったかのようになったのを指してそう記したのではないかと考えます。

また、パルキアやディアルガが空間や時間を創ったとされるのも、本当に概念を作り出したのではなく、人々が空間や時間という概念に気が付いた切っ掛けがこれらのポケモンの能力を見たからではないかという見方も可能です。

このストーリーに則ると、レジギガスが作り出したレジポケモン達はアルセウスに倒され、その力をプレートに込めた。レジギガスだけは倒される前に封印されたか敗北を悟り自ら眠りについた(ノーマルのプレートは存在しない為レジギガスだけはアルセウスに倒されていないと考えられる)。という事になります。

レジギガスがレジポケモンを作った別の理由

また、レジギガスがレジポケモンを作り出した理由として「カロス地方とガラル地方の戦争説」も存在するようです。

地方が変わってしまうので本記事で詳細を記載する事は避けますが、カロス地方には大きな戦争をしていた過去があり、その相手がガラル地方で、その時にガラル地方側の兵器として生み出されたのがレジドラゴ・レジエレキではないかという説です。

即ちこの2体の公式解説にあった「古代人」とは、ガラルに勝利して侵攻してきたカロス地方の古代人で、その戦力を抑える為に封印したという事になります。

この説だと「ではシンオウ地方のアルセウスはいつレジポケモンを倒したのか」という疑問が生じてしまうのではっきりとした判断は難しい状況です。

「巨人達」がそもそも本当にレジギガス達なのか、だとしたらレジギガスとアルセウスはそれぞれどんな立場だったのか、レジポケモンを作った目的は何なのかなど真相が気になる都市伝説ですが、もしかするとシンオウ地方の過去を描いた「レジェンドアルセウス」でこの謎が明らかになるかもしれません。

ポケモンと人間は同じ存在だった?

ミオの図書館で閲覧出来る「シンオウ昔話」に以下のようなものがあります。

海や川で捕まえた
ポケモンを食べた後の
骨をきれいにきれいにして
丁寧に水の中に送る
そうするとポケモンは
再び肉体を付けて
この世界に戻ってくるのだ

 

ミオの図書館「シンオウ昔話その1」より

森の中で暮らす
ポケモンがいた
森の中でポケモンは皮を脱ぎ
人に戻っては眠り
またポケモンの皮をまとい
村にやって来るのだった

 

ミオの図書館「シンオウ昔話その2」

人と結婚したポケモンがいた
ポケモンと結婚した人がいた
昔は人もポケモンも
おなじだったから普通の事だった

 

ミオの図書館「シンオウ昔話その3」

その3だけを見ると、ポケモンと人間に種族的な区別や差別が無く暮らしていたと読み取れますが、その2ではポケモンが人間と化すような記述のされ方をしています。

人間がポケモンに、ポケモンが人間になれるのであれば、その1で食べているポケモンも人間である可能性が生じてしまうのでどこまで信じていいかは難しい所ですが、赤・緑のユンゲラーの図鑑説明では「超能力少年が目覚めるとユンゲラーになっていた」とある事から、今でも人間がポケモンになってしまうというケースは観測されているようです。

また、ゴーストポケモンの中には死んだ人間の魂が集まってポケモンになると解説されているものもある為、ポケモンと人間、魂と肉体のような形で循環している事を示唆したいのかもしれません。

これについても他にポイントとなる記述があまりなく、新作で触れられる事に期待するしかない状態です。

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