【ワンピース】シャンクスは双子の弟!|正体や目的などの考察・情報まとめ【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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ONE PIECE

シャンクスの双子

ロキについて

ガープの死

くまの死

ベガパンクの死

イム様の正体

軍子について

ギャバンについて

ハラルドについて

ロックス海賊団

黒ひげ海賊団

神典(ハーレイ)

エルバフ

ロッキーポート事件

ゴッドバレー事件

Dの一族

108巻

109巻

110巻

111巻

112巻

本記事は『ONE PIECE』のキャラクター「シャンクス」の考察です

本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊およびジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。

更新履歴

【最新1152話追記済み】

▼6/25

・左腕にアビスがあった?

・マリージョアに戻った時期が確定

シャムロックとは双子の兄弟

シャンクスとシャムロックは生き別れの双子の兄弟と判明しました。


第1137話にて、遂にフィガーランド家の人物「フィガーランド・シャムロック」が新たに登場しました。

そして、第1138話にて、シャンクスは弟、シャムロックは兄らしく、シャムロックはシャンクスに対しても見下しているような態度を取っています。

五老星ガーリング聖の息子と表記されていた事から、ゴッドバレーに居た子供の1人と考えられます。シャンクスとは髪の長さ、鞘の位置、顔の傷、腕の欠損など異なりますが、顔つきはそっくりでした。

シャンクスの双子説を示す要素

  1. エルバフに再登場?
  2. フィガーランド・ガーリング聖の台詞
  3. 瞬間移動?
  4. 号泣した理由
  5. 1121話のシルエット
  6. シャンクスもゴッドバレーに居た

    1.エルバフに再登場?

    出典: one piece.com

    結論から言うと、1134~1136話にかけて登場した謎の人物はシャンクス似の別人と考察します。

    顔の傷についてはシャンクス本人に付いている筈の左目がしきりに隠されており、正体が分からない様に描写されています。しかし本人であればわざわざ隠す意味が無いので、逆説的にシャンクス似た別人と言えるでしょう。

    また、もう片方が神の騎士団であったことから、彼も神の騎士団の一員と見て間違いないでしょう。

    彼の特徴をまとめると以下のようになります。

    顔の傷

    世界会議編で登場した顔の傷が無かったシャンクスは本人※1

    魔法陣から登場

    五老星と同様の特徴

    上記を踏まえつつ、これまでの動向を整理しながら解説していきます。

    ※ ビブルカード訂正リスト

    ロキの反応

    ロキを捕えた張本人はシャンクスでした。※2しかしシャンクス似の人物が目の前に現れた際に、ロキは何の反応も示していません。

    ローブで隠されていて誰か分からなかったという線もありますが、目の前で会話をしています。またシャンクスを”腰抜け”とも称しており、何かしらの感情抱いているのは明白です。これだけの経緯を持ちながら、自分を捕えた憎き相手の声にすら反応しないのは非常に不可解です。

    ※ 1136話〝太陽を待つ国〟

    ジャンプフェスタ2025のコメント

    出典: one-piece.com

    「のんびりとした国 = 戦いが起こる気配がない」「静寂を破る = 平和な空気から一変する」

    このように解釈すると、シャンクスにそっくりな人物は敵キャラとして立ちはだかる展開が予想されます。

    ルフィとの約束

    出典: one-piece.com

    ルフィには「いつか立派な海賊になったら帽子を返しに来い」と約束をしています。

    頂上戦争時にも意図を汲み、一目会う事もせずに立ち去りました。さらにエルバフの子供「コロン」に、ルフィが現れる事を予期していたかのような言葉を残しています。

    シャンクス

    『この名を忘れるな”麦わらのルフィ”』

    出典: 『ONE PIECE』1132話〝エルバフの冒険〟

    このようなやり取りがあったにもかかわらず一味の前に姿を現したとすると、完全に行動が矛盾します。

    ※ 1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟

    シャンクスと同じ特徴を持つ人物が神の騎士団に居る

    神の騎士団のシルエットの中には、シャンクスと酷似した者が居ました。※4

    長身、サーベル、服装などほぼ同一人物と言っても差支えのないほどです。

    ※ 107巻1083話〝あの日の真実〟

    イムは神の騎士団も掌握している

    出典: www.youtube.com

    イムは五老星を従え、その五老星は神の騎士団から選出されました。

    他の五老星はこの件について認知していなかったため、イムの独断と見て間違いないでしょう。

    合わせて魔法陣による瞬間移動もイムが与えた能力であると言えます。

    2. フィガーランド・ガーリング聖の台詞

    出典: one-piece.com

    『見ていろ 子供達…』

    出典: -フィガーランド・ガーリング聖- ONE PIECE108巻1097話〝ジニー〟

    • 上記は背後に視線を向けながら喋っている
    • 「シャンクス = フィガーランド家」がほぼ確定している
    • ガーリング聖には複数の子供がいる
    • ゴッドバレー事件後にシャンクスが発見された

    これらから、ガーリング聖はシャンクスの父親の可能性が高いです。

    シャンクスはゴッドバレー事件当時は1歳だったので、安全地帯にいたシャンクスと他の子供に向けていたように見えます。他の子供については不明です。

    3. 瞬間移動?

    出典: one piece.com

    シャンクスはマリンフォード頂上戦争では百獣海賊団の参戦を食い止めていました。

    一方、赤髪海賊団は戦争に間に合いました。この件に海軍は驚いており、物理的に不可能な距離を移動したと言えます。

    ※ 59巻580話〝終戦〟

    間に合った理由

    赤髪海賊団が頂上戦争に間に合った理由は4つの可能性が挙げられます。

    1. シャンクスと似た人物が居る
    2. シャンクスはトキトキの実の能力者だった
    3. 赤髪海賊団もしくは船「レッド・フォース号」が空間移動系の能力者
    4. シャムロックが変装していた

    トキトキの実の能力はあくまで未来へ移動する能力であるため、指定の座標へ移動できません。

    赤髪海賊団の能力者については不明となっており、憶測の域を出ていません。

    シャムロックとシャンクスは不仲のように見えますが、仮にシャムロックが変装してカイドウを抑えていた場合は2人が裏で繋がっていた紛れも無い証拠になります。

    4. 号泣した理由

    出典: one-piece.com

    ロジャーの処刑を見届けたシャンクスとバギーの間で一悶着ありました。

    バギー

    『お前言ったろシャンクス!!「ラフテル」へはいつか自分の船で行くって!!』

    シャンクス

    『ああ 気が変わった…今のところ目指す気はねェかな…でも海賊は続ける』

    出典: ONE PIECE107巻1087話〝軍艦バッグ〟

    処刑前にシャンクスとロジャーは、ある問答しており、その後にシャンクスは号泣していました。

    つまり、問答の内容がシャンクスの行動を変えるような大きな意味を孕んでいたということになります。

    5. 1121話のシルエット

    出典: x.com

    1121話〝時代のうねり〟の最後のコマには、新キャラと思われるシルエットが登場しました。(画像右下)

    いずれもネームバリュートップクラスなことから、重要キャラであると予想されます。

    正体

    1121話に登場したシルエットと同じ特徴を持つ人物が1083話〝あの日の真実〟にも登場していました。

    2人の特徴をまとめると以下のようになります。

    1121話

    1083話

    武器「サーベル」

    武器「サーベル」

    左利き

    シャンクスと酷似

    神の騎士団

    • シャンクスには容姿がそっくりな兄弟が居る可能性がある
    • シャンクスは左腕がない = 1121話のシルエットは別人

    1121話と1083話のシルエットが同一人物だったと仮定した場合、シルエットの正体は神の騎士団に所属しているシャンクスの兄弟と考えられます。

    6.シャンクスもゴッドバレーに居た

    出典: www.cinematoday.jp

    ※配布終了しています。

    ゴッドバレー事件が起きた38年前、事件後にロジャー海賊団が見つけた宝箱の中に当時1歳のシャンクスが入っていました。※1

    海賊は宝箱を見つけると船に持ち帰る習性を持つ事から、ガーリング聖はシャンクスをどこかの海賊に引き渡すつもりでいた可能性があります。※2

    ※1 『ONE PIECE 巻四十億”RED”』

    ※2 77巻767話〝コラさん〟

    正体

    出典: one-piece.com

    シャンクスの正体は、「ゴムゴムの実に選ばれた人物を導く者」と考察します。

    以下の点から解説していきます。

    シャンクスの正体を示す要素

    • シャンクスは味方サイド
    • ロジャーも導く者だった
    • ラフテルを目指すより優先すべき事があった
    • ガーリング聖、シャムロック、五老星の評価
    • 裏工作
    • 動物系の悪魔の実には意思が宿っている

    シャンクスは味方サイド

    シャンクスが味方サイド、つまり麦わらの一味陣営と示す要素は以下の3つです。

    シャンクスが味方サイドと示す要素

    1. 登場人物一覧に毎回載っている
    2. シャンクスの人間性
    3. 「新しい時代に懸けてきた」
    4. 「シャンクスはどっち側?」の回答

    1.登場人物一覧に毎回載っている

    単行本の登場人物一覧は、基本的にその巻に登場する人物しか記載されていません。しかし、名前すら登場していない巻があったにもかかわらず1巻から最新刊まで毎回載っています。

    これはルフィの冒険の裏には、シャンクスが関わっていると示唆しています。

    2.シャンクスの人間性

    出典: one-piece.com

    シャンクスの人間性が表れていた描写は以下の通りです。

    シャンクスの人間性まとめ

    • ヒグマに好意で酒を譲ろうとした際に酒をかけられたり、罵倒されても、笑って済ませた
    • 大切な人や友達を傷付ける相手には容赦しない
    • バルトロメオにナワバリを荒らされた際には落とし前を付けさせたが、ルフィが慕われている事には喜んでいた

    海賊として生きる上での分別は付いた上で、人情深いキャラとして描かれています。

    3.左腕を失った件

    出典: one-piece.com

    シャンクスの左腕が失った件を白ひげに尋ねられた際に「新しい時代に懸けてきた」と返答しています。

    やや曖昧な答えですが、作中の流れを追っていくとルフィに何らかの期待に懸けて左腕を犠牲にしたと考えられますが…なんと1152話で転移に必要なアビスと思われるタトゥーがありました。

    ソマーズ聖はエルバフに呼び出された時点では、まだ準備中にもかかわらず転移されていました。つまり、アビスを持っていると自分の意志とは無関係に強制転移される恐れがあります。

    仮にアビスを自身で引き剥がすことができずに、あえて食わせることで無理矢理神の騎士団の支配下から逃れようとしたとの線が浮上しました。

    しかし、それならば仲間に切り落として貰えば良かったのでは?という疑問も残ります。またソマーズ聖の左腕のタトゥーとはデザインが大きく異なっていました。

    様々な憶測が飛び交っていますが、ワンピース連載直後のジャンプのインタビュー記事で「担当編集の指摘により誕生した」と巷で囁かれています。

    一ファンの感想ですが、シャンクスが意図していたとなるとあの名場面の感動が一気に薄れてしまうので、神の騎士団の支配から逃れるためだったとは考えたくないですね…。

    歴代担当者のインタビュー

    4.「シャンクスはどっち側?」の回答

    出典: one-piece.com

    2022年8月10日(火)に放送された『ホンマでっか!?TV』の「尾田栄一郎へ質問タイム」コーナーで、以下のやり取りがありました。

    Q.シャンクスって結局どっち側?

    A.それは映画(ONE PIECE FILM RED)を見てください

    出典: 『ホンマでっか!?TV』

    『ONE PIECE FILM RED』におけるシャンクスは、麦わらの一味や他の海賊団と協力して義理の娘であるウタの凶行を止める活躍が中心でした。

    登場前には赤犬の判断により、民間人含めたウタの抹殺命令が下されていたため、最終決定権を持つ五老星も同意した事になります。しかし、赤髪海賊団により食い止められました。世界政府ではなく、家族との絆を優先していると分かります。

    尾田栄一郎の回答と照らし合わせると、シャンクスは悪サイドの政府側ではなく、味方サイドの人間と言えます。

    ロジャーも導く者だった

    出典: one-piece.com

    ひとつなぎの大秘宝に到達したロジャーは、「俺達は早すぎたんだ」と本懐を遂げられませんでした。直前の回想で海王類達が2人の王の誕生に関する予言を残しており、時期的にルフィとしらほしを指しています。

    そして、海王類はジョイボーイの残した箱舟「ノア」を引く役割を大昔から担っており、その時を待っていました。ロジャーはその後は自首したため、海王類の願いも叶えられていません。

    このようにジョイボーイと所縁のある麦わら帽子を着用していたとしても、必ずしもジョイボーイの意志を継いでいるとは限りません。ロジャーに麦わら帽子を託されたシャンクスも同様と言えます。

    ラフテルを目指すより優先すべき事があった

    出典: one-piece.com

    ロジャーの処刑直後、バギーとの間でシャンクスの今後を示唆するやり取りがありました。

    バギー

    『お前言ったろシャンクス!!「ラフテル」へはいつか自分の船で行くって!!』

    シャンクス

    『ああ。気が変わった…今の所目指す気はねェかな…でも海賊は続ける』

     

    バギー

    『(見損なったぞシャンクス…お前じゃねェのかよ次世代の”王”はよ!!)』

    『(ロジャー船長の望みは…お前が後に続く事じゃねェのかよ!!)』

    出典: 『ONE PIECE』107巻1082話〝取りに行こうぜ!〟

    クロスギルド会議中の回想シーンであり、シャンクスが動き出した件でバギーは、「だったら俺が「海賊王」になりてェ」と望みます。

    これらから、シャンクスは次世代の海賊王になるつもりはなく、別の目的があると解釈できます。

    ガーリング聖、シャムロック、五老星の評価

    3名はシャンクスに関して以下のように評価しています。

    キャラ

    評価

    出典: one-piece.com

    ガーリング聖

    「ゴミを庇うやつはそれ以下だ」

    (ミョスガルド聖に対するコメント)

    シャムロック

    「ウス汚れた”下界”が好きらしい」

    出典: one-piece.com

    五老星

    「君だから時間を取った」

    特にガーリング聖は、間接的にシャンクスを「ゴミ」扱いしています。シャムロックからも酷評されており、まともな扱いを受けているとは考えにくいでしょう。またシャンクスは一度はマリージョアへ戻りましたが、海賊として生きる道を選びました。

    一方で、五老星からは好待遇を受けていた事から、少なくとも天竜人として認識されています。

    三者の評価に整合性をとると、シャンクスはフィガーランド家とはつながったままで、ガーリング聖もシャムロックからも理解を得られている状態にあるという事になります。

    裏工作

    出典: one-piece.com

    シャンクスは2つの目的不明の行動を取っています。

    • ゴムゴムの実を政府の護送船から奪う
    • ある海賊について五老星に密告する

    ゴムゴムの実の件を考慮すると、政府側の利益を重視しているとは考えにくいです。

    ゴムゴムの実を奪えた理由

    そもそもゴムゴムの実は、古い悪魔の実図鑑にも記されていない知る人ぞ知る悪魔の実です。

    よって、情報源は政府の要職に就いている人物から得たものと考えられます。

    動物系の悪魔の実には意思が宿っている

    出典: one-piece.com

    動物系の悪魔の実には意思が宿っています。一向に手に入らないゴムゴムの実に対して、五老星からは「まるで我々から逃げている様だな」ともコメントしています。

    シャンクスがゴムゴムの実を政府から奪ったのは13年前。ルフィと出会い、フーシャ村を離れたのが12年前。よって1年間保持していた事になります。

    仮にシャンクスが動物系の悪魔の実に意思が宿る事を知っていたのであれば、対世界政府にとって切り札となる、ゴムゴムの実の能力者に相応しい人物を捜していたとの見方ができます。

    グリフォン悪魔の実説

    結論から言うと、シャンクスの武器「グリフォン」は「トリトリの実」幻獣種モデル”グリフォン”以外の悪魔の実だと考察します。

    以下の要素から解説していきます。

    グリフォンが「トリトリの実」幻獣種モデル”グリフォン”以外の悪魔の実説

    • 双子の兄「シャムロック」の剣が悪魔の実の可能性が高い
    • 悪魔の実を食べた武器のネーミング
    • グリフォンは幻獣種ではない
    • 悪魔の実の候補

    双子の兄「シャムロック」の剣が悪魔の実の可能性が高い

    出典: one-piece.com

    最新話で双子の兄と判明したシャムロックは、剣からケルベロスを出現させ、「緊急発進(スクランブル)」という固有能力を用いるなどして自在に操っていました。

    イムと同じ指揮系統と思われる五老星と比較すると、能力の自由度の差は明らかです。また両者共、動物系覚醒者特有の羽衣を宿していました。

    なので、シャムロックの剣と五老星に関しては、動物系悪魔の実の能力を持っている可能性が非常に高いです。シャンクスとは瓜二つで武器もサーベルも共通していたため、外見だけでなく剣の能力も似通っていると考えられます。

    悪魔の実を食べた武器のネーミング

    これまで悪魔の実を食べた武器のネーミングは以下の通りです。

    武器の名前

    悪魔の実

    出典: one-piece.com

    ラッスー

    動物系「イヌイヌの実」

    モデル”ダックスフント”

    出典: one-piece.com

    無名の剣

    動物系「ゾウゾウの実」

    モデル”ファンクフリード”

    上記の法則に則ると、「武器の名前≠悪魔の実のモデル」となります。

    シャンクスの武器の名前はグリフォンなので、仮に悪魔の実の能力だとしたらグリフォン以外のモデルになります。

    グリフォンは幻獣種ではない

    出典: one-piece.com

    「トリトリの実」幻獣種モデル”不死鳥”の能力者であるマルコと対峙した黄猿は、「こんな鳥見た事がない」と語っていた事から、幻獣種の定義は架空の存在と考えられます。

    グリフォンはビッグ・マムが生きたまま標本化させていたため、幻獣種ではなく珍種に分類されます。

    悪魔の実の候補

    仮にグリフォンが悪魔の実の能力であった場合は、以下が候補になります。

    グリフォンの悪魔の実候補

    • 動物系「ネコネコの実」幻獣種モデル”スフィンクス”
    • 動物系「トリトリの実」幻獣種モデル”ヒポグリフ”

    ヒポグリフはグリフォンと雌馬の間に生まれた生物なので、どちらもシャンクスのイメージ動物であるライオンに該当します。

    天竜人の船

    虚の玉座

    出典: one-piece.com

    出典: www.youtube.com

    また天竜人の船首や虚の玉座の肘掛けにもライオンの装飾が施されており、天竜人とも所縁のある動物です。

    【確定】マリージョアへ戻った時期

    最新1152話より、シャンクスがマリージョアへ戻った時期は約24~14年前の間と確定しました。1152話の14年前の回想シーンで「(ハラルドと)マリージョアで会って仲良くしてた」とのシャンクスの発言がありました。

    またシャムロックからシャンクスは「一度は聖地に戻った」と明言されています。

    フィガーランド・シャムロック

    『その海賊は生き別れた私の双子の弟だ…。一度は聖地に戻ったのだがこのウス汚れた”下界”が好きらしい』

    出典: 『ONE PIECE』1138話〝神典(ハーレイ)〟

    世界会議編に登場していたが…

    出典: one-piece.com

    シャンクスがマリージョアへ戻った時期が24~14年前とするならば、五老星と謁見していた人物はシャムロックということになります。

    しかし、シャンクスのビブルカードの登場エピソードに世界会議編が追加されていました。

    90巻903話〝5番目の皇帝〟でルフィの懸賞金が15億ベリーに急上昇した件を見て、「もうすぐ会えそうだなルフィ」とワンシーンだけ登場していたので、このシーンを指していたのだと考えられます。

    903話は万国編を経ての世界情勢が描かれたシーンでしたが、どうやら各パート終了直後の恒例の世界情勢が始まった段階で次パートにカウントされるようですね。

    クローン説

    出典: one-piece.com

    これまで容姿が酷似したシルエットや、同時に2人存在していたかのような描写から、シャンクスには双子が居るのではないかと予想されていました。神の騎士団団長「フィガーランド・シャムロック」もシャンクス本人と逆でした。(シャンクス:右 シャムロック:左)シルエットは右か左か不明瞭ですが、場合によっては3人目のつながりになります。これにより、クローン説など3人以上似た人物が居る可能性が出てきました。

    クローン説を前提に考察すると、以下の描写に別の視点が生まれます。

    クローン説から見たシャンクスの正体

    • ガーリング聖が科学防衛武神に就任した理由
    • フィガーランド家は特別な血筋
    • 五老星からの待遇
    • センゴクからの信頼

    ガーリング聖が科学防衛武神に就任した理由

    出典: one-piece.com

    ガーリング聖は、ある人物から命令を受けてサターン聖の後任として五老星「科学防衛武神」に就任しました。※1

    科学防衛武神とは、名称の通り科学部門を担う役職です。サターン聖も科学的な見識が備わっていました。

    サターン聖の科学的な見識

    • クローンに対して独自の見解を語る※2
    • 直接悪魔の実を食べれない赤子にエキスを投与して能力が発現できるか実験する※3
    • ジニーに人体実験する。結果、副作用として青玉鱗を発症※3

    ガーリング聖は就任の際にサテライト「ヨーク(欲)」を直属の部下に迎えており、今後ベガパンクの頭脳を用いた実験をする可能性が高いです。なので、ガーリング聖にも科学的な見識が備わっていると読み取れます。

    ※1 1125話〝何をもって死とするか〟

    ※2 108巻1100話〝ありがとうボニー〟

    ※3 109巻1103話〝ごめんねお父さん〟

    クローン技術について

    出典: one-piece.com

    作中にはジェルマ66や、パシフィスタと言ったクローン兵が登場しています。ジェルマ66は血統因子を操作して、強靭な肉体と死に対する恐怖を欠落させた改造人間。パシフィスタはくまの血液からベガパンクが生成したサイボーグです。

    他にもサテライトやセラフィムなど、いずれもベカパンクが関係していました。

    フィガーランド家は特別な血筋

    フィガーランド家は特別な血筋であり、ガーリング聖の強さの秘密にもなっていました。

    ワンピースないしは少年誌における強さの秘訣は、大体が血統由来です。なので、フィガーランド家の血筋には、クローンを作り出すだけの価値があると言えます。それを裏付けるように、ガーリング聖は科学防衛武神に就任しています。

    ※ 「尾田っちが答える10問10答」

    五老星からの待遇

    出典: one piece.com

    シャンクスは海賊でありながら五老星と謁見しており、「君だから時間を取った」と言われるまで特別な待遇を受けています。

    クローン説を前提に考えると、自身の血液を交換条件に何らかの裏取引を行った結果、好待遇を受けていたという見方もできます。

    ※ 90巻906話〝虚(から)の玉座〟

    シャンクスの実力は再現不可能

    出典: x.com

    シャンクスは幼少期から少年時代までロジャー海賊団で過ごして、神避を習得しました。ロジャー亡き後、今となっては誰にも再現出来ません。つまり、シャンクスの培った実力は紛れも無い本物であり、クローンではなく、オリジナルであるとの見方ができます。

    ※ 「尾田っちが答える10問10答」

    政府にとっては海賊の血筋であろうと関係ない

    出典: one-piece.com

    パシフィスタやセラフィムなど、政府は例え海賊の血筋であろうと利用価値があれば何でも利用します。シャンクスは世界三大勢力の一つである四皇なので、喉から手が出るほどの人材です。

    仮にシャンクスのクローンが量産できたとすれば、世界政府の武力は他を寄せ付けない圧倒的なものとなるでしょう。

    センゴクからの信頼

    出典: one-piece.com

    マリンフォード頂上戦争終結後、シャンクスは白ひげとエースの弔いをすると申し出ました。当然海軍側から反発されましたが、センゴクからは「お前ならいい」と信頼されていました。※1ですが、本来センゴクは軍人らしい厳格な人物です。

    センゴクの軍人としての性質

    • オハラのバスターコールを指示する。命令を受けたサウロが反発した際には、高圧的な態度を取った※2
    • エース処刑の際、海賊王の血は根絶やしにすると市民にアピールする※3
    • エースが殺された時、暴走しかけた親友ガープを抑え付ける※4

    これだけの経緯を持つセンゴクから信頼を寄せられている事は、シャンクスは最早、海賊という枠組みを超えた特別な人材であると言えるでしょう。

    ※1 59巻580話〝終戦〟

    ※2 40巻396話〝サウロ〟

    ※3 56巻550話〝海軍本部〟

    ※4 59巻574話〝ポートガス・D・エース死す〟

    ギャバンとの会合

    ルフィがギャバンから鍵を奪おうとした際に、ロキの解放に関するシャンクスとギャバンの回想がありました。

    スコッパー・ギャバン

    『おいシャンクス。おれが簡単にそいつを信用すると思うか?』

    シャンクス

    『ははは確かに。あんたの好きにしていいよギャバンさん』

    出典: 『ONE PIECE』1140話〝スコッパー・ギャバン〟

    ギャバンはシャンクスから、ルフィに鍵を渡すよう依頼されていたと解釈できます。

    しかし、ロキを捕えた張本人はシャンクスなので、非常に不可解な行動です。ギャバンも番人を務めた経緯からロキの危険性を十分把握しているでしょう。

    シャンクス、ギャバン、ロキは共謀している?

    可能性として考えられるのは、ロキがハラルド殺害事件の罪を一方的に被せられていると知っていて、あえて黙っている線です。

    根拠となるのは以下の4点です。

    シャンクス、ギャバン、ロキの共謀とハラルドの疑惑

    • ハラルドの治めるアウルスト城「王の間」で五老星、神の騎士団が用いる五芒星のマーキングがされていた
    • シェパード・ソマーズ聖「ハラルドの墓参りか?」(墓参りする程の親しい間柄)
    • ロキの捕縛とシャンクスが四皇になった時期が一致
    • 14年前ハラルド死亡
    • 13年前シャンクスはゴムゴムの実を強奪した

    ゴムゴムの実こそがエルバフに伝わる伝説の悪魔の実とすれば、全てに説明が付きます。

    3人の計画

    ※以下の考察は推測を多分に含みます。

    シャンクス、ギャバン、ロキの計画としては以下のような流れが考えられます。

    シャンクス、ギャバン、ロキの計画

    1. ロキがハラルドと政府が裏でつながっていると気づく
    2. エルバフに滞在していたギャバン経緯でシャンクスと接触
    3. ハラルドからエルバフに伝わる伝説の悪魔の実(ゴムゴムの実)を奪い、殺害
    4. ロキから得た情報を元に、シャンクスがゴムゴムの実を政府から奪う
    5. 政府の目を欺くためと、エルバフ問題の鎮静化のためロキに罪を被せるよう誘導、捕縛
    6. 万全を期すためにギャバンが鍵の番人を務める
    7. 神の騎士団の動きを察知して、シャンクスがギャバンにルフィに鍵を渡すように依頼
    8. ロキを解放して本格的に政府に対抗する

      ひとつなぎの大秘宝を奪うつもりでいる?

      ひとつなぎの大秘宝を目指す海賊は以下のように”とる”の漢字がそれぞれ異なります。

      名前

      漢字:意味

      出典: one-piece.com

      シャンクス

      “奪る”

      相手の意志に逆らって取り上げる

      出典: one-piece.com

      カイドウ

      出典: one-piece.com

      ビッグ・マム

      “獲る”

      自分の努力で手に入れる

      出典: one-piece.com

      バギー

      “取る”

      離れていたものを手に持つ

      このように正攻法で狙うつもりではないと示唆されています。他にも誰かの所有物と知っているとの線もあります。

      白ひげに傷を付けた人物

      出典: www.amazon.co.jp

      白ひげに傷を付けた人物は「ゴール・D・ロジャー」で確定しています。

      白ひげの体に残る傷は、ロジャーとの激戦の証であり、忘れ得ぬ思い出…。

      出典: www.amazon.co.jp

      その他の説

      出典: one-piece.com

      その他の候補者はシャンクスの血縁者にあるガーリング聖とシャムロックです。

      最大の根拠は白ひげがシャンクスを見て、ある人物を連想していたからです。

      てめェの顔見ると”あの野郎”から受けた傷が疼きやがる

      出典: 『ONE PIECE』45巻434話〝白ひげと赤髪〟

      時系列を整理すると以下のようになります。

      38年前

      ガーリング聖はロジャー海賊団、ロックス海賊団に引けを取らない実力者

      26年前

      白ひげに傷なし

      13年前

      当時CP9だったフーズ・フーにシャンクスが勝利

      2年前

      白ひげに傷あり

      シャムロックもシャンクスと同等の実力者とするなら、傷を付けた2~26年前にはガーリング聖もシャムロックも、白ひげに傷を付けるだけの実力は持っていたと言えるでしょう。しかし、先述の通りこの説は破綻しています。

      基本情報

      出典: one-piece.com

      名前

      シャンクス

      異名

      赤髪のシャンクス

      年齢

      37歳 → 39歳

      身長

      132cm(13歳) → 199cm

      懸賞金(ベリー)

      10億4,000万(12年前)

      →40億4,890万

      肩書

      四皇

      所属

      ロジャー海賊団見習い

      →赤髪海賊団大頭

      オーロ・ジャクソン号(ロジャー海賊船)

      →レッド・フォース号

      覇気

      覇王色、武装色、見聞色

      武器

      サーベル「グリフォン」

      故郷

      西の海

      好きな食べ物

      キムチ炒飯、ロブスター

      嫌いな食べ物

      ブルーベリー

      趣味

      放浪

      家族構成

      父:フィガーランド・ガーリング聖

      双子の兄:フィガーランド・シャムロック

      初登場

      アニメ:4話〝ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場〟

      漫画:1巻1話〝ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-〟

      WT100

      12位

      声優

      池田秀一、島崎信長(幼少期)

      変遷

      東の海編

      フーシャ村で活動中、ルフィと出会い、麦わら帽子を一時的に託す

      アラバスタ編

      ミホークと再会し、ルフィが賞金首になった事を聞かされる

      ウォーターセブン編

      エースを黒ひげの追跡から手を引くように白ひげと交渉するも、決裂する

      マリンフォード頂上戦争編

      • 開戦前、百獣海賊団と小競り合いする
      • 赤犬の攻撃からコビーを守る
      • エースと白ひげの弔いを任され、戦争を終結させる

      世界会議編

      ローブで姿を隠して五老星の元に一人訪れ、ある海賊について密告する

      ワノ国編

      • 覇王色の覇気で牽制して、疲弊していたルフィ達を緑牛から守る
      • ワノ国で黒ひげを待ち伏せる

      エッグヘッド編

      エルバフにて旧友と再会。その後、キッド海賊団と遭遇し、壊滅させる

      エルバフ編

      コロンにルフィの名前を忘れるなと言い残す

      FILM RED

      他の海賊団と協力して、ウタの凶行を止める。その後、亡くなったウタを弔う

      年表

      39年前

      誕生

      38年前

      • ロジャー海賊団がゴッドバレーで見つけた宝箱の中に入っていた
      • ロジャー海賊団の見習いになる

      24年前

      ロジャーの処刑を見届けた後、ある目的を持って行動開始する。その際バギーを勧誘するも、意見が食い違って決別する

      22年前

      シロップ村を訪れ、ヤソップを仲間に加える

      13年前

      政府の護送船からゴムゴムの実を奪う

      12年前

      • フーシャ村を一時的な拠点として活動する
      • ルフィ、ウタと出会い、身寄りのないウタの義理の親となる
      • シャボンディ諸島に訪れ、レイリーと再会
      • 通常の時間軸とは異なる島に滞在(詳細不明)
      • エレジアに訪れ、ウタが無自覚に復活させたトットムジカを封印する
      • ウタと別れる

      12年前~

      黒ひげと戦闘。左目に傷を負う

      6年前

      • 四皇になる
      • ロキを捕える

      2年前

      エースと出会う

      顔の傷

      出典: www.shueisha.co.jp

      顔の傷は黒ひげに付けられたものです。黒ひげは、白ひげ海賊団に所属していた頃にもかぎ爪のような物を装着しています。※1

      また世界会議編に登場した際に傷は確認できませんでしたが、本人と判明しました。なので、五老星からの待遇はフィガーランド家が特別な血筋だった可能性が高まります。

      ※1 65巻645話〝死もまた復讐〟

      ※2 ビブルカード訂正リスト

      出自

      出典: x.com

      シャンクスの出自はフィガーランド家で確定しました。

      「シャンクス = フィガーランド家」が判明するまでの流れ(FILM RED~原作)

      1. ウタがシャンクスの娘と名乗る
      2. 五老星がウタをフィガーランド家の娘と認識
      3. 「ウタ、シャンクス = フィガーランド家」が成立
      4. ウタはシャンクスの義理の娘だった
      5. シャムロック「生き別れた双子の弟だ」
      6. シャンクスはフィガーランド家で確定

        ※ 『ONE PIECE FILM RED』1138話〝神典(ハーレイ)〟

        戦闘力

        出典: one piece.com

        シャンクスの戦闘力が図れる描写は以下の通りです。

        シャンクスの戦闘力

        • 元海軍大将赤犬の一撃を受け止める武装色の覇気※1
        • カイドウから「ロジャー」「ロックス」「おでん」「白ひげ」の名高い海賊たちと同格扱いされる※2
        • 緑牛を覇王色の覇気のみで退却に追い込む※3
        • 未来視を可能とする見聞色の覇気※4
        • キッドとキラーを瞬殺する※4
        • 黄猿の技「八尺瓊勾玉」を吹き飛ばし、体制を立て直す前に喉元に剣を突き付ける※5
        • ロジャー海賊団の船員が誰にも真似できなかった「神避(かむさり)」を見様見真似で習得※6
        • 世界最強の剣豪「ミホーク」と互角の剣技

          特に覇王色の覇気は作中でも最強クラスと名高く、これらの能力や技を駆使して直接戦闘無しで何度も相手を撤退させました。

          ※1 59巻579話〝勇気ある数秒〟

          ※2 99巻1001話〝鬼ヶ島怪物決戦〟

          ※3 104巻1055話〝新時代〟

          ※4 107巻1079話〝「四皇」赤髪海賊団〟

          ※5 『ONE PIECE FILM RED』

          ※6 「尾田っちが答える10問10答」

          まとめ

          エルバフ編では、以前訪れた事があったり、シャンクス似の人物が登場するなど今までにないペースで情報が明かされています。特にロキを捕えた6年前は四皇になった時期と一致するなど、海賊として名を馳せるようになった要因にもなっているだろうと考えています。

          筆者個人としては、以下のような展開を予想しています。

          エルバフ編の展開予想

          1. 麦わらの一味がロキの元へ訪れる
          2. シャンクス似の人物と遭遇
          3. ルフィの事を尋ねても知らない
          4. ロキ「実は赤髪は…」
          5. シャンクスの正体に迫る新情報が明らかになる

          エッグヘッド編はゾウ編のように、いわゆる中継ぎパートでした。予想が外れていたとしても消化不良だったニカやジョイボーイの伏線や、シャンクスの謎に大きく迫る重要なパートになる事でしょう。

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