格闘ゲームと言えば、ボタンやレバーでキャラクターを操作して戦うものが一般的です。今回紹介する「ARMS」は、Switchの特性を活かした直感的な操作が特徴的な、新感覚の格闘ゲームとなっています。
体を動かして戦う格闘ゲーム
「ARMS」は、アームがバネのように伸びるキャラクターを操作し戦う格闘ゲームです。プレイヤーが手にするのは両手持ちのコントローラーではなく、ジョイコンです。左右の手にそれぞれ持ったジョイコンを使って、画面上のキャラクターを操作するのです。
ジョイコンを「いいね持ち(親指で上部ボタンを押せるように握る)」して、ジョイコンを前に出せばパンチ、腕をひねってジョイコンを傾ければ、パンチの軌道に変化が加わります。それ以外にも、移動やガード、投げなどの操作もジョイコンを動かして繰り出します。
さらには、ダッシュ、連続でパンチを繰り出すラッシュなどは、ボタン操作で行います。ジョイコンの動きとボタン操作を駆使しながら、相手にダメージを与えていきます。
格闘ゲームというと、ボタンやレバーを素早く動かしてコンボを繰り出すなど、指先の素早い動きが重要視されてきました。「ARMS」ではボタン操作が非常に少なく、ジョイコンを持った手、腕を素早く動かすことが勝敗の鍵を握ります。
なお、スティックとボタンだけの操作にも対応しているとのことで、腕を動かしての操作が得意ではない方も安心です。
自分だけの戦い方を見つけよう
「ARMS」で使用可能なキャラクターは、全て同一ではありません。キャラクターによって、動きが速い、攻撃力が高いなどの特徴があります。また、アームは付け替えることも可能。左右それぞれに違うアームを取りつけることができますので、キャラクター、カスタマイズ要素を合わせるとかなりのパターンのキャラメイキングが可能になります。
「ARMS」では、テレビ画面を2つに分けての対戦はもちろんのこと、Switchを持ち寄ってのローカルプレイや、インターネットを通じたオンライン対戦も可能とのこと。様々な方法で対戦を楽しみましょう。
新しい格闘ゲームの形
「ARMS」の紹介でした。任天堂といえば、これまでどちらかと言えば大人向けの印象があったFPSタイプのゲームに「スプラトゥーン」を投入し、カジュアルな路線で新たなファン層を取り込むことに成功しました。この「ARMS」も、その路線を受け継いで格闘ゲームに新たな風を吹かせそうな予感がします。
「ARMS」の発売は2017年春予定です。
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