紙媒体での雑誌販売が減少する一方で、着実に利用者を伸ばしているのがネットでの雑誌読み放題サービスです。
さまざまなサービスがある中で、今回紹介するのは特にゲーム雑誌のラインナップが充実した「dマガジン」です。
dマガジンの料金や特徴、登録方法などをまとめました。
目次
dマガジンとはどんなサービスか?
200誌以上が読み放題
dマガジンはその名前からも想像できる通り、NTTドコモが運営するサービスです。
とはいえドコモユーザー以外も利用することができますので、その点は安心でしょう。
月額400円(税別)を支払うだけで、200誌以上の雑誌が読み放題になります。
ジャンルも週刊誌からファッション誌、グルメにビジネス、ゲームなどを網羅しており、飽きることはありません。
閲覧できる雑誌の一例を紹介します。
総合週刊誌:週刊文春、FRIDAY、ニューズウィーク日本版など
女性ファッション誌:non-no、VERY、CanCamなど
スポーツ:週刊ペースボール、ワールドサッカーダイジェスト、Numberなど
趣味:ファミ通、日経エンタテインメント、ムーなど
これらの雑誌は、最新号はもちろんのこと、最大1年分までのバックナンバーを読むことができます。
ただし雑誌により閲覧できるバックナンバーの数は異なります。
紙の雑誌と同時に配信される雑誌もあれば、数週間遅れる雑誌もあります。
検索は簡単で記事の読み比べも可能
本屋やコンビニで雑誌を探すように、表紙を見て閲覧したい雑誌を見つけましょう。
雑誌はジャンルごとに探せますので、特定のジャンルの雑誌だけ読みたいという場合にも、余計な手間を取らせることはありません。
この雑誌は毎号必ず読むというものがあるときには、「お気に入り」に登録しておけば探す手間が省けます。
雑誌は記事からも検索することができますので、複数の雑誌から同じ内容を取り扱った記事を読み比べることが可能です。
とりあえず何か読みたいというときには、「おすすめ」から話題になっている記事を探したり、「ランキング」から人気記事を読んだりする機能もあります。
雑誌1冊かそれより安い金額でこれだけ読めるのですから、かなりお得なサービスと言えるでしょう。
もし自分が普段購読している雑誌がこの中にあれば、それだけで元が取れるかもしれません。
紙の雑誌にこだわる方でなければ、ぜひとも利用したいサービスです。
視聴方法は?
スマホ、タブレット、PCで読むことができますので、場所を選ぶこともありません。
外出先ではスマホ、家ではタブレットやPCなど、状況に合わせて切り替えることもできます。
通信状況が良くないところでも閲覧できるように、ダウンロードに対応しています。
ただし閲覧期間が終了した場合は、ダウンロードしていても読むことができなくなります。
dマガジンでは現在、初回31日間の無料会員登録を行っています。
どんなサービスか確認したいという方は、とりあえず利用してみると良いでしょう。
デメリットはある?
安くておトクなdマガジンのサービスですが、紙媒体と比べた場合にデメリットもあります。
ネットにおいて自社のタレントの画像公開を禁止している場合、灰色で塗りつぶされていることがあります。
もっともこれはネット上の雑誌閲覧サービス全般に言えることで、dマガジンに限ったことではありません。
ネットでの情報公開に厳しいことで有名だった事務所も対応を変えつつありますから、いずれこの問題はなくなっていくと期待しましょう。
それ以外では、紙と比べるとサイズが小さく読みにくいと感じる人もいるかもしれません。
拡大して読むことはできますが、そのあたりは割り切って利用する必要があるでしょう。
ゲーム系雑誌の紹介
dマガジンで閲覧できる雑誌の中には、ゲーム関連のものもあります。
ファミ通
1986年に「ファミコン通信」として創刊し、ゲームに関するあらゆる情報を取り扱う総合雑誌です。
毎週木曜日発売で、現在では数少ないゲーム系週刊誌となっています。
以前は家庭用ゲーム機の情報が中心でしたが、近年ではスマートフォンゲームの情報も掲載しています。
かつてほどの影響力はありませんが、ファミ通におけるゲームの評価が売上を左右することもあります。
4人の編集者による採点コーナーの「クロスレビュー」は、人気コーナーの一つとなっています。
dマガジンでは最新号から閲覧することができます。
バックナンバーは1年分まで閲覧することができます。
(画像に記載の日付は執筆時点でのものです。以下同じ。)
電撃PlayStation
1995年創刊の雑誌で、ファミ通と同じKADOKAWAが販売しています。
月2回の発行で、タイトルの通りPlayStationの情報を中心に取り扱うゲーム雑誌です。
公式情報である「PlayStationBlog」にも、ゲームのレビュー記事が掲載されます。
dマガジンでは最新号から閲覧することができます。
バックナンバーは3ヶ月分まで閲覧することができます。
ニンテンドードリーム
1996年に「The 64DREAM」として創刊した雑誌です。
月一回の発行で、タイトルの通り任天堂のゲーム機やソフトの情報を中心に取り扱うゲーム雑誌です。
読者投稿コーナーの多さも一つの特徴です。
dマガジンでは最新号から閲覧することができます。
バックナンバーは1年分まで閲覧することができます。
dマガジンへの登録方法
dマガジンの登録方法を紹介します。
画像はスマートフォン版のものを使用しています。
1)「会員登録」を選択
公式サイトの画面上部にある「会員登録」を選択します。
次の画面で「初回31日間無料会員登録」を選択します。
2)dアカウントの発行
dアカウントを発行します。
docomoIDを持っている場合、そのままアカウントとして使用することができます。
それ以外の場合は、新規に作成する必要があります。
空メールを送信するか、他サービスのアカウントと連携して発行するかを選択します。
連携可能なアカウントは
- Yahoo!JAPAN
- mixi
の4つです。
例えばYahoo!JAPANのアカウントを選択した場合、ログイン後以下の画面が表示されます。
内容を確認し、問題がなければ「同意してはじめる」を選択します。
3)必要な情報を入力
次のページで名前やパスワードなど必要な情報を入力します。
次のページで入力内容を再度確認し、登録作業を完了します。
4)支払情報を入力
再びdマガジンの登録画面に戻ります。
dマガジンの月額料金が432円(税込)であること、および無料対象の期間を確認します。
最後に支払情報を入力します。
支払いはクレジットカードのみとなりますのでご注意ください。
無料期間終了後は、自動的に有料サービスに移行します。
無料期間内で終わらせたい場合は、解約手続きをするようにしましょう。
まとめ
雑誌読み放題サービスのdマガジンの紹介でした。
料金、ラインナップともに、現状トップクラスのサービスと言っていいのではないでしょうか。
なによりゲーム関連雑誌が3つもあるのは、ゲーマーにとってうれしい限りです。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。