2024年5月12日にSteamで発売された、Behaviour Interactiveが手掛けた「What the Fog」の紹介記事です。
Behaviour Interactiveらしい作品で、『Dead by Daylight』のキャラクターや要素を全面に押し出している3Dローグライトゲームとなっています。
こちらの記事では、実際にプレイしてゲームをレビューしていきます。
目次
協力プレイ可能な3Dローグライトゲーム
「What the Fog」は最大2人でプレイできる3DのCo-opローグライトゲームです。
お分かりの方もいるとは思いますが、英語圏のスラング表現の一つである『What a fuck(なんてこった!)』をもじってタイトルがつけられています。
英語圏では”Fワード”と言われていて驚きや困惑、不満などの感情を表すときの一言で、「霧」を意味する”Fog”が”Fuck”にかかっています。
ローグライトとは?
「ローグライト」とは、1980年の「Rogue(ローグ)」というゲームが由来になっている「ローグライク」という分類のゲームに近いものです。
「ローグライク」のゲームはリソース管理・ランダム要素、デスしてしまうと終わりなどの要素を兼ね備えています。
ローグライクの要素を全て持っているわけではありませんが、こういった要素を軽く取り込んでいるゲームは「ローグライト」と呼称されます。
ゲームの大まかな流れ
キャラを選ぼう
まずはキャラを選択しましょう。
ドワイト・フェアフィールド |
クローデッド・モレル |
フェン・ミン |
---|---|---|
Dead by Daylightの人気キャラクターたち3人が登場します。
ドワイトは魔法使い、クローデッドは弓矢や地雷を使う狩人、フェン・ミンは広近接攻撃が得意な戦士といった使用感です。
筆者の一押しはフェン・ミンです。遠距離攻撃は弱めですが周囲への範囲攻撃を持ち、継続的に回復できるフィールドを展開できるので敵に囲まれても対処がしやすく、HP管理もできゲームオーバーになりづらい印象です。
いざゲームスタート!
下記で詳しくゲームの流れを紹介していきます。
▲ゲームスタート直後。デフォルメされたドワイトとフェンミンがかわいらしい
準備完了を押すとゲームがスタートします。ソロの場合は1人での出撃となります。
筆者は最初ソロでプレイしてみましたが、力尽きてしまうとゲームオーバーになるかと考えると体に力が入ってしまいました。
キャラクターの操作方法
下記の操作方法もご覧ください。
キー |
操作 |
---|---|
W,A,S,D |
前後左右に移動 |
Space |
ジャンプ |
左クリック |
通常攻撃 |
右クリック |
特殊攻撃 |
Q |
サポートスキル |
Shift |
奪取 |
F |
ピン |
ブラッドポイントを集める
ブラッドポイント(赤い三角のマーク)を集めていきましょう。ブラッドポイントはフィールドに落ちている物を拾うか、出現する敵を倒すことで入手できます。
集めたブラッドポイントは発電機の修理・仲間キャラクターの復活に使用できます。
発電機を修理しよう
少しブラッドポイントを溜めたら、フィールドに置かれている5台の発電機を修理していきます。
ゲームが進んでいくにつれて要求されるブラッドポイントの量が増えていきますので、筆者は序盤のうちにブラッドポイントをある程度蓄えるプレイスタイルが良いと考えています。
また、発電機を修理すると「ルーン」がドロップします。これを拾ってキャラクターたちを強化していきます。
死亡してしまったら?
敵からの攻撃でHPが0になると死亡してしまいます。しかし、死亡してからもアクションは行えます!
死亡後は画面を上から見下ろす視点に変わります。蘇生できるようになるまでサポートスキルで味方を守ったり 危険な敵にピンを出して助けてあげましょう。
フェン・ミンは回復フィールドを出すことができるので、ドワイトが倒れないようにサポートをしてあげました。
デスしたプレイヤーは一定時間が経過後、マップのどこかにあるフックに吊るされて出現します。近づいてブラッドポイントを支払うことで復活させることができます。
なお、デスした仲間を見捨てて次のエリアに進んだ場合も勝手に復活します。
脱出!
▲フィールドにある脱出ゲート。Dead by Daylightのキラー「トラッパー」の仮面がついている
無事5台の発電機の修理が完了するとエリアから脱出できます。脱出ゲートを探し、Eキーを押してエリアを出ましょう。
脱出できるとHPが少し回復し、2つのスキルのうちどちらかを強化することになります。好きな方を選択しましょう。
この画面でTabキーを押すと「バックパック」が開き、現在の強化状態が確認できます。
どんどん進んでいこう
▲クリア後のフィールドマップ。青はボーナスラウンド、赤はボスラウンドでそれ以外の色は通常のラウンド
今まで解説した流れを繰り返すことで、徐々にクリアへと近づいていきます。
通常のラウンド×3→ボーナスラウンド→ボスラウンドという流れを数回繰り返し、最終エリアにいるボスを倒すと無事ゲームクリアです。
クリアすると新たな難易度などがアンロックされます。
ボーナスラウンドについて
ボスラウンドの前にあるボーナスラウンドでは少量のブラッドポイントが置かれているのでもちろん回収。
ピンク色の泉に入るとHPを回復することができます。しっかりとボス戦に備えましょう!
ボスラウンドについて
ボスラウンドでは発電機が置かれておらず、ボスを撃破することでのみゲートが解放されます。
従来のラウンドと同じく味方の蘇生は行えますので、一人になってしまっても諦めずに戦いましょう…!
What the Fogならではの魅力
Dead by Daylightのキャラクターたちが登場!
『What the Fog』は、先ほども紹介した通り『Dead by Daylight』のキャラクターたちが登場します。
何故かネタキャラ扱いされることの多いドワイト、誰しもが初心者の頃に使ったであろうクローデット、人気の高いフェン・ミンが登場しています。
脱出ゲートはなぜかトラッパーの仮面で、キャラクターたちをもぐもぐ食べてくれます。
敵やルーンの追加で飽きない工夫が
難易度を完遂したり、特定の種類の敵を100匹倒したりすることで新たなルーンがドロップするようになったり 新たな敵が登場するように変更されていきます。
これらの要素から、変化のないステージ周回では飽きてしまう…という方にもオススメできます。
最高難易度は「テリファイド」で、難易度は8つ。がっつりとやり込みたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
他のプレイヤーとのマルチプレイ
当然ソロでもプレイすることもできるのですが、Co-op(協力)要素も楽しみたいですよね。
マルチプレイは見知らぬプレイヤーとのマッチングを待つか、フレンドを招待してゲームに挑戦する形式のどちらかから選ぶことになります。
一期一会の冒険を楽しむも良いですし、気心の知れた友人と協力してクリアを目指すのも楽しめます。
高難度はマルチプレイがおすすめ!
難易度が上がってくるとソロプレイでは攻略が難しくなってくるので、行き詰まってしまったらマルチプレイを試してみましょう!
ハクスラ要素が好きな方・Dead by Daylightのファンにはぜひ楽しんでほしい一作
ここまで『What the Fog』の紹介やレビューを行いました。
筆者は、協力プレイが好きな方・ハクスラ(戦闘主体のゲーム)が好きな方にとっては気軽に楽しめるゲームと感じました!
操作が直感的なゲームでわかりやすく、簡単なゲームでは燃えないという方も、難しいゲームが苦手…という方でも難易度を調整して遊ぶことができます。
1周あたり約30分と標準的なプレイ時間になっており、先ほども紹介した通りクリアすると新たな要素が追加されることもあり、筆者は骨になる(失敗する)まで何度もチャレンジしてしまいました。
ダウンロード方法
無料でゲットしよう!
出典: www.bhvr.com
Behaviour Interactiveの公式サイトでアカウントの新規作成または既存アカウントにログインしましょう。
その後はゲームライブラリに表示されている『What the Fog』をクリックし、手順に従って操作することで『What the Fog』のSteamコードを無料で入手することができます。
無料配布数には限りがあるようなのでお早めに!
最低/推奨スペック
最低
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要
- OS: Windows 10 64-Bit
- プロセッサー: Intel Core i5-6600 | Ryzen 3 1200
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GPUMark of around 5000. Eg: GTX 950 | GTX 1050 | R9 270X
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 5 GB の空き容量
推奨
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要
- OS: Windows 10 64-Bit
- プロセッサー: Core I7-4770 or AMD Ryzen 5 1400
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce GTX 1060 (6 GB) or Radeon RX 580 (8 GB)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 5 GB の空き容量
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