『ゼルダの伝説シリーズ』の関連書籍である、「ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第2集 THE LEGEND OF ZELDA HYRULE ENCYCLOPEDIA :ゼルダの伝説 ハイラル百科」についてのおすすめポイントをご紹介しています。
目次
ハイラル百科について
出典: www.amazon.co.jp
2017年に「ゼルダの伝説シリーズ」の30周年記念の第2集として発売されました。
内容としては、「ゼルダの伝説シリーズ」に登場するキャラクターやアイテム、マップ、ダンジョンなどについて、詳細な解説やイラストが掲載されてます。また、開発者のインタビューや開発秘話も読むことができます。
他に、第1集の「ハイラルグラフィックス」と第3集の「ブレスオブザワイルド:マスターワークス」が販売されています。
注意点として、本書は2017年の発売であり、「ブレスオブザワイルド」やそれ以降の作品に関する情報は含まれていないことに注意しましょう。
ハイラル百科のおすすめポイント
1. 豊富な設定情報
「ゼルダの伝説シリーズ」の様々な設定を網羅して解説と考察が掲載されています。
- 異世界と異国
- さまざまな種族
- 伝承と歴史
- 地理と自然
- 文化と暮らし
- 武器・装備・道具類
- 魔物・魔族
と以上の項目に分かれて解説されており、充実した内容が楽しめます。
筆者の個人的な好きなページは、このハイリア人の使う文字についての解説や考察が読み応えがあって非常に面白い内容となっており、他の項目の内容もこれくらいの深掘りがなされています。
意外なシリーズ同士の繋がりが分かって新たな発見があり、かなり読み応えがあります。
2. 大量のデータベース
各シリーズ作品の「町・村」、「アイテム」、「敵・魔物」、「ダンジョン」をすべてまとめられています。シリーズをまたいで登場するアイテムや魔物の場合、作品ごとの画像が載っています。
「アイテム」、「敵・魔物」はシリーズに登場するすべてのアイテムや魔物が掲載されています。
例として、ガイコツの敵である「スタルフォス」はそれぞれリメイク版やリマスター版まで含めた、すべての登場作品の画像が載っています。
「町・村」や「ダンジョン」は、細かな場所にまで網羅しています。
例として、「神々のトライフォース」のGBA版にのみ登場する「4つの剣の神殿」というダンジョンや、「時のオカリナ」の「井戸の底」などまで解説しています。
3. シリーズ作品ごとの解説
各シリーズ作品の詳細な解説が載っています。わかりやすくゲーム内容を紹介しており、さらに、人物の相関図やその作品でリンクが冒険する世界のこと、そして開発秘話まで載っています。
特におすすめなのが人物の相関図です。「ムジュラの仮面」や「風のタクト」など登場人物が多いほど、ちょっとした出番しかない人物でも相関図に入れられていたりと、相関図を見るだけでも圧巻です。
大まかにシリーズ作品ごとを知りたい場合や、昔にプレイしているけどあまり覚えていない作品の復習など役に立ちます。
その他のおすすめポイント
以上のおすすめポイント以外にも、山ほどある外伝作品やコラボ作品のちょっとした紹介や、当時の雑誌広告やチラシ、シリーズ総合プロデューサーの「青沼氏」のインタビューなど、様々な情報が読み物として満足できる内容となっています。
まとめ・総評
まとめると「ゼルダの伝説 ハイラル百科」は、ゼルダの伝説シリーズのファンでは絶対に損をしない一冊であり、シリーズの歩んできた歴史や設定を理解する上で欠かせない一冊でもあります。
ゼルダの伝説シリーズの設定を深く知りたい方は、ぜひ購入してみてください。そして、25周年記念で発売された「ハイラル・ヒストリア」も合わせて購入すると、さらにゼルダの伝説シリーズに詳しくなれるはずです。
記事の間違いやご意見・ご要望はこちらへお願いします。