【鬼滅の刃】半天狗・上弦の肆の過去について徹底解説!分身の正体や喜怒哀楽、人間時代まで考察【ネタバレ注意】

攻略大百科編集部
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この記事では、鬼滅の刃に登場する半天狗についてネタバレ解説・考察しています。作品内の伏線や作品内の情報についてもまとめています。

※この記事は最終巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。

上弦の肆・半天狗とは?

出典: kimetsu.com

人間時代の名前

不明

年齢

不明

趣味

人の家に入り込んで物を盗む

初登場

第9巻第73話

半天狗は、十二鬼月の中でも最強の六体に数えられる「上弦の肆」の地位を持つ鬼です。2023年4月より放送されたアニメ鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」で敵の主要キャラとして登場しています。

外見

額に大きな瘤(こぶ)と二本の角をもち、充血したような赤い眼を湛えた小柄な老人です。身長166cm、体重56kgという、小柄で痩せこけています。

他の上弦の鬼たちが禍々しい異形の姿を見せる中で、半天狗は比較的人間に近い外見をしており、それがかえって異様な気配を漂わせています。老人の姿では、上弦の証である「眼の文字」を確認することはできませんでした。

性格

性格は極めて臆病かつ小心者です。自分から積極的に戦うことはせず、常に低姿勢で何かに怯えており、「恐ろしい」「ヒィィィィ」といった悲鳴を漏らす姿が印象的です。

この筋金入りの臆病さは、鬼になってからではなく人間だった頃からの本性であることが、公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』にて明かされています。幼少期から、自分の都合に合わせて真実や解釈を平然と捻じ曲げる歪んだ思考の持ち主であり、周囲に怯えながら「自分は悪くない、弱者だ」と思い込み続ける卑屈な性質こそが、半天狗という鬼の歪んだ人格の根幹と言えるでしょう。

無惨からの評価

出典: x.com

弱々しい見た目や言動からは実力を想像しにくい半天狗ですが、鬼舞辻無惨からは「普通。たまにうざいが許容範囲内」と評価されています。

しかし、無惨は、半天狗の能力は高く信頼されており、潜入を得意とするため重要な任務に派遣しています。他の上弦たちが隠密行動に向かない中で、時透無一郎が目視しないと認識できないほど、気配を殺せる半天狗の能力は無惨にとって価値がありました。

功績

半天狗は、玉壺が掴んだ情報を元に「刀鍛冶の里」へ潜入する大役を任されました。襲撃の際には、複数の分身能力を駆使して、居合わせた有力な柱や隊士たちを一人で抑え込む役割を完遂しています。

死の間際には、無惨の千年の悲願である「太陽を克服した鬼(禰豆子)」の情報をいち早くもたらしたことで、無惨から直々に賛辞を受けています。

半天狗の過去・人間時代

半天狗は幼少期から、弱者のフリをする狡猾な性格でした。自分を虐めた相手には、正体がばれないように巧妙に仕返しを行うという、執念深く卑屈な本性を備えていました。

ガラの悪い男にぶつかった際、「目が見えないふり」をして窮地を脱したことで、嘘をついて同情を引くことに味を占めます。それ以降、盲目を装いながら盗みや悪事を働くという、極めて不誠実な日々を送り始めました。

偽りの人生

出典: kimetsu.com

分裂体である喜怒哀楽は人間時代の若い頃の姿です。老人の姿からは想像できないほど、整った外見のため、何度か妻子を持った時期もありました。

しかし、自身の虚言癖や不誠実さを責められると、「自分が虐げられている」と逆上し、家族を殺害するという凶行を繰り返していました。

その場その場で名前や生い立ち、年齢を偽り続けた結果、自身ですら「本当の自分」を見失っております。半天狗は生まれてから一度も嘘をついていないと思っていますが、半天狗の人生は嘘で塗り固められていたと考えられます。

無惨との出会い

出典: kimetsu.com

数々の犯罪の末に捕縛され、打ち首を待つ身となった日、無惨との出会いによって鬼へと変貌します。

鬼となった半天狗が最初に行ったのは、自分を裁こうとした奉行への残忍な報復でした。 鬼になってなお、「弱い者いじめをするな」「儂が可哀想だとは思わんのか」と平然と言い放ちます。己の悪行を完全に棚に上げ、常に自分を悲劇の主人公として演出するその姿は、半天狗という「外道」の本質を裏付けています。

半天狗の強さと分身について

上弦の肆とは思えないほど弱々しい本体の姿からは想像もつきませんが、半天狗の真の恐ろしさは、その特異すぎる血鬼術にあります。

半天狗の血鬼術

出典: x.com

半天狗の真の恐ろしさは、血鬼術による分裂能力にあります。本体が危機に瀕した際、若かりし頃の自分を模した分裂体を具現化し、強力な戦闘能力で敵を圧倒します。

登場する分裂体は、感情を司る「積怒(せきど)」「可楽(からく)」「空喜(うろぎ)」「哀絶(あいぜつ)」「恨の鬼(こんのおに)」「憎珀天(ぞうはんてん)」です。それぞれが独立した容姿と固有の能力を持ち、さらには担当声優までもが全員異なります。

防衛戦略

半天狗の能力の厄介な点は、追い詰められるほどに強固な感情が具現化され、戦況がさらに激化していくことにあります。

分裂体が強力な個体として前線で暴れ回る一方で、本体は安全な場所へと隠れ潜みます。どれほど分身を打ち倒しても、本体の頸(くび)を落とさない限り分裂体は消滅しないため、対峙する者は終わりの見えない消耗戦を強いられることになります。

弱点

分裂は「喜怒哀楽」の状態が一番強く、それ以上分裂すると、技の威力が弱まります。頸を斬られても消滅しませんが、舌を斬られると他の部位に比べて回復が遅いです。

また、各々が単一の感情を司る特性上、自己主張が強く連携に欠けているように思われます裏を返せば、彼らが一つの意志のもとに統率されたなら、攻略不能な脅威へと変貌する可能性があります。

本体「怯えの鬼」

出典: kimetsu.com

舌に「怯」の文字が刻まれた本体は分裂後、野ネズミほどの大きさになりました。

分裂体に戦わせ、本体は戦わず、常に身を隠して逃走を図ります。見つかっても首が日輪刀を折ってしまうほどの硬いため、なかなか倒せません。

恨の鬼

出典: kimetsu.com

怯えの鬼が巨大化したような姿をした分身体です。

見た目は醜悪な老人ですが、通常の人間よりも遥かに巨大です。恨の鬼は、本体の怯えの鬼が絶対絶命の中、怯えの鬼を心臓に匿うことで保護する役割を果たしました。また、短時間であれば日光の下での活動も可能という、鬼の弱点を克服したような能力も有していました。 

分裂体「積怒」

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舌に「怒」の文字が刻まれた積怒(せきど)は、その名の通り常に激しい怒りを抱えており、口癖のように「腹立たしい」と吐き捨てます。しかし、決して感情に任せて暴走するわけではなく、怒鳴り散らしながらも戦況を冷徹に見極める冷静沈着さを併せ持っています。

分裂体の中では司令塔としての役割を担っているような場面が見られ、足並みを乱す他の分身たちを叱咤し、的確な指示を出すことで戦場を統率しようとします。

戦闘においては、手にした錫杖(しゃくじょう)から強力な電撃を放つ血鬼術を操ります。この攻撃は広範囲に及び、敵の自由を奪うほどの凄まじい威力を誇りますが、自分自身の細胞から成る他の分身には一切通用しないという特権的な性質を持っています。

分裂体「可楽」

 

出典: kimetsu.com

舌に「楽」の文字が刻まれた可楽(からく)は、凄惨な死闘の最中であっても常に楽しむことを優先する、極めて享楽的な性格の持ち主です。その快楽主義ゆえに、戦闘中に油断や慢心を見せることも少なくありません。しかし、ひとたび攻撃に転じれば他の分身に劣らぬ破壊力を発揮し、時には禰󠄀豆子(ねずこ)を手玉に取って弄ぶほどの余裕を見せます。

可楽が操る武器は、西遊記の芭蕉扇を彷彿とさせる大きな団扇(うちわ)です。これを一振りするだけで、人間を容易く吹き飛ばし、巨大な建造物さえも一瞬で押し潰すほどの猛烈な突風を巻き起こします。作中では、風圧で炭太郎と禰󠄀豆子を同時に攻撃し、失神させています。

分裂体「空喜」 

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舌に「喜」の文字が刻まれた空喜(うろぎ)は、他の分身と比べても際立って異形であり、背には巨大な翼、手足には鷹や鷲を思わせる鋭い鉤爪(かぎづめ)を備えた「半鳥人」の姿をしているのが特徴です。

特筆すべきはその驚異的な身体能力です。極限まで軽量化された体を活かして空を自在に駆け巡り、高所から敵を翻弄する空中戦を得意としています。その手足に備わった爪は、硬質な金剛石(ダイヤモンド)さえも容易に砕くほどの威力を誇ります。

さらに、口から放たれる強力な「音波」の血鬼術は、地上で戦う者にとって逃げ場のない脅威となります。この咆哮は、直撃した相手の鼓膜を破壊するだけでなく、体内の神経を激しく震わせて全身を麻痺させる効果も持っています。

分裂体「哀絶」

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舌に「哀」の文字を持つ哀絶は、常に眉を顰め深い落胆の色を顔に浮かべ、何事に対しても「哀しい」と嘆く厭世的な性格をしています。質素な作務衣を身に纏ったその姿は、他の分身に比べてどこか寂寥感を漂わせています。

戦闘においては槍の達人としての技量が際立っており、愛用する十文字槍を駆使した精密かつ苛烈な猛攻を仕掛けます。なかでも、前方の広範囲に向けて一気に槍撃を繰り出す血鬼術激涙刺突(げきるいしとつ)は、回避不能なほどの密度と速度を誇ります。純粋な攻撃力と殺傷能力は一切の遊びや慢心を見せずに淡々と急所を貫き、対峙する者に無機質な恐怖を与えます。

吸収「憎珀天」

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憎珀天は積怒が可楽、空喜、哀絶の3体を吸収した姿です。背中に「憎」の文字が書かれた5つの太鼓を背負い、まるで雷神のような姿をしています。分裂体の鬼よりもさらに若い子供の姿をしていますが、心臓が痛くなるほどの威圧感を放ちます。

憎珀天は、追い詰められた半天狗の生存への狂執が「憎悪」へと昇華し、形を成した究極の姿です。単なる攻撃役ではなく、本体を鬼滅隊から完全に隔離する鉄壁の守護神として機能し、鬼殺隊の希望をことごとく打ち砕きました。

血鬼術

吸収した分身たちの血鬼術をすべて使いこなすだけでなく、強化して操れます。

無間業樹(むけんごうじゅ)

竜の形をした樹を生成し、広範囲を攻撃します。

狂鳴雷殺(きょうめいらいさつ)

樹の竜から雷と音波を放つ遠距離攻撃です。

狂圧鳴波(きょうはつめいは)

口から放たれる強力な超音波で、恋柱・甘露寺蜜璃を一時的に再起不能にするほどの威力を誇ります。

刀鍛冶の里の戦い

炭太郎らが刀鍛冶の里を訪れていた際、無惨の命により、上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が刀鍛冶の里を襲撃します。

分裂体との交戦

出典: kimetsu.com

半天狗は炭太郎、無一郎、禰豆子がいる部屋を襲撃しました。無一郎が即座にその頸を斬りますが、鬼は死なずに「積怒」と「可楽」の二体に分裂します。可楽の強烈な突風攻撃により、無一郎は戦線から遠く弾き飛ばされてしまいます。

加勢した不死川玄弥が銃で二体の頸を撃ち抜くと、鬼はさらに「空喜」と「哀絶」へ分裂します。雷、突風、超音波、三叉槍という、それぞれ異なる属性攻撃を操る4体の若き鬼となり、死なない分裂体として炭治郎たちを圧倒しました。

憎珀天の出現

出典: kimetsu.com

混戦の中、炭治郎は嗅覚で「5体目の本体」の存在を突き止めます。

本体が危機に陥った瞬間、積怒が他の3体を吸収し、最強の分身「憎珀天」へと姿を変えました。憎珀天は巨大な樹木の龍を操る広範囲攻撃を仕掛けながら、本体を頑強な木の木珠(もくじゅ)の中に隠し通す「鉄壁の守護」を出現させます。そこに恋柱・甘露寺蜜璃が駆けつけ、憎珀天の猛攻を正面から引き受けたことで、炭治郎たちは本体追走のチャンスを得ます。

執念の逃亡

炭治郎が逃走する本体を追い詰め、頸を斬りかけたその時、本体は巨大な鬼(恨の鬼)へと変貌しました。恨の鬼は、憎珀天に力を割いた代償として体力が低下しており、人間を喰らって回復しようと頸に刀が刺さった状態で逃走を続けます。

その時、無一郎が到着し刀を炭治郎に渡します。炭太郎はその刀を使い、日の呼吸でついにその頸を跳ね飛ばしました。しかし、胴体は消滅せず、なおも人間を追い続けます。実は、今まで戦っていた巨体すらも分裂体であり、真の本体は「恨の鬼」の心臓の中に隠されていたのです。

半天狗の最後

出典: kimetsu.com

夜明けが訪れ、日光に焼かれる禰豆子の命か、逃走する本体の討伐か、炭治郎は究極の選択を迫られます。しかし、禰豆子自らが炭治郎を突き飛ばして背中を押したことで、炭治郎は覚悟を決め、心臓に潜んでいた 本体(怯の鬼)を遂に一刀両断しました。

半天狗は消滅しましたが、死の間際に「太陽を克服した禰豆子」の姿を無惨へ伝えます。これにより無惨の目的は「禰豆子の奪取」へと一変し、物語は最終決戦に向けて一気に加速することとなりました。

死後

出典: kimetsu.com

半天狗が死後、空席となった上弦の肆の座は、鳴女(なきめ)が引き継ぎました。

隠密能力に優れた半天狗とは違い、鳴女は無限城の構造を掌握・変形させる空間操作能力を持ちます。

まとめ

以上、半天狗に関する考察や既出情報についてまとめました。

自己正当化の塊であった半天狗は、念深い分裂と逃走は炭治郎たちを追い詰めましたが、最後は兄妹の絆と決断の前に敗北ました。しかし、この一戦は単なる勝利に終わりません。半天狗が伝えた「太陽克服の報せ」が無惨の標的を禰豆子へと絞らせ、最終決戦への決定的な引き金となったのです。

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