本記事では、『呪術廻戦≡モジュロ』第21話『待ち人来る』のあらすじ、主要登場人物、そして作品世界に深く関わる謎や考察について詳しく解説します。
目次
第21話あらすじ
前回第20話でのラスト、真剣がマルにトドメを刺したところから始まります。
真剣とマルの迷い
真剣は、力を手放す”縛り”により速度を上げてトドメを刺そうとしたものの、祖母である真希の言葉を思い出し、マルにトドメを刺せず、逆にマルに斬られてしまいます。真剣は憂花のために戦っていたのに、このまま勝つのは正しくない気がしたと思っており、どうすれば良いのかわからないまま気を失ってしまいました。
真剣の想いを聞いてマルもまた迷い始め、涙を流します。居場所のない者ともう居場所がある者、何が正しいのかわからなくなってしまいます。
誰かに助けを求めているそんなマルの前に、祈本里香が現れます。
さらに成長するダブラ
その後、何かがあり、マルの術式によりナウナクスの内部にいるカリヤンに何かしらの影響が及んだこと、ダブラがそれを感知します。
そのことにより、ダブラは領域展開「幽明異境”逆越”」を習得し発動します。
マルと虎杖が接触
おそらく少し時間が経ち、マルは虎杖と接触します。
ナウナクスにいる最長寿のカリヤンに虎杖を合わせ、ある計画を進めることを話し出します。
真剣と憂花の祖父の呪力、ナウナクスを構成する「ムル」、マルの術式、そして真人の術式を使って、地球人とシムリア人の調和を始めるとのこと。虎杖はそれの見届人になってほしいとマルは伝えます。
その調和とは、”呪霊の生まれない世界”を作りたいという計画です。虎杖は九十九由基の悲願だったこともあり、その計画に乗ることで第21話は幕を閉じます。
第21話の解説・考察ポイント
真希と真剣の回想
出典: www.youtube.com
真剣の戦闘中、禪院真希との幼い頃の会話が回想されます。真希は自身の経験、特に妹・真依を失うことで力を得たことへの後悔を真剣に語りました。
力を求めるあまり守るべきものを手放してしまう危険性を指摘し、「残すことの大切さ」を真剣に諭します。これは、強さと犠牲の不可逆性、そして選ばなかった未来への後悔というテーマを提示しており、後に真剣が下す決断に大きな影響を与えたと考えられます。
真希『私がいなくても、真依が死ななくても、誰かがなんとかしてくれたかもしれない。』
『ここに真依がいる未来を、選ぶことができたんじゃないかって、考えない日はないんだ。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第21話
回想で真依の死亡時にも描かれた「雁」が再び描かれたことは、真剣や憂花といった「雁の子孫」が生きていることの比喩表現とも読み取れます。
真剣の決断とマルの葛藤
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真剣は勝利目前で自ら刀を手放し、戦いを放棄するという予想外の選択をしました。マルがその理由を問いただすと、
真剣『俺がこのまま勝ち取る未来は、正しくない気がした。』
マル『正しい正しくないじゃないだろう!!憂花のために戦っていたんじゃないのか!!』
真剣『だから、俺も分からねぇって。17歳(ガキ)だぜ。』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第21話
と直感的な違和感を語ります。
血のかかったUターン禁止の標識は、二人の関係性が後戻りできない地点に達したことかと思われましたが、祖母と同じ血を流す過去を繰り返してはいけないという風に解釈できます。
マル『居場所を奪われた者は、初めから居場所のない者は、私達はどうすればいいのだ?』
『最初からそこにいた者が正しいのであれば、地球は…宇宙は…誰のものなのだ…?』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第21話
真剣のこの行動はマルの理想を大きく揺さぶり、マルは自身の信念の矛盾に苦しみ涙を流しました。
最長寿カリヤンの覚醒
マルの動揺はシムリア星人の母船ナウナクスへと伝播し、その内部で眠っていた最長寿のカリヤンの第三の目を覚醒させました。
ルメル族が祀るこのカリヤンは、新生児にミドルネームを与える存在だと思われます。この描写は、精神状態の変化が呪力やナウナクスに影響を及ぼし、星規模で存在同士が連動している可能性を想起させます。
ダブラの領域展開と魔虚羅の適応
マルの感情の揺らぎと連動して、ダブラは結界や適応の変化に気づきます。魔虚羅が何に適応し始めているかを推測する中で、ダブラは魔虚羅が自身の呪力、ひいては「存在そのもの」への適応を開始した可能性に言及しました。
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その直後、ダブラは領域展開「幽明異境“逆越え”(ゆうめいいきょうさかごえ)」を発動します。これは即死技であるブラックホールを必中必殺にするもので、魔虚羅に対し最大限の力を発揮しようとしたのかと思われます。
魔虚羅の法陣が激しく回る様子は、ダブラの強大さへの適応に多大な労力がかかっていることを示唆していると考察できます。
呪霊の生まれない世界へ
虎杖悠仁とマルが直接対面します。虎杖は東堂葵からカリヤンに関する情報を得ていたと語られます。
マルは、自身の術式が虎杖を「相応しい」と選んだと述べ、乙骨憂太の呪力、ナウナクスを構成する“ムル”、そして自身の術式と真人の術式を用いて、地球人とシムリア人の「調和」を始めることを提案します。
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その具体的な目的は「呪霊の生まれない世界」を作ることでした。虎杖は、この目的が九十九由基が提唱していた魂の研究思想と重なるものであると理解し、脹相から託されていた九十九の魂の研究記録ノートを示した上で、協力を承諾します。虎杖は「調和の裁定者」として、地球人代表の見届け人となることを求められています。
虎杖と真人
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マルは、次に会うべき存在として虎杖と因縁の深い人物を指し示します。そこに現れたのは、かつて虎杖を苦しめた呪霊、真人でした。真人は虎杖が死んでいないことに強い動揺と執着を見せ、過去から続く歪んだ関係性が再び表面化します。
虎杖の生存に待ちくたびれて幼児退行したかのように地団駄を踏む真人の姿は、これまでの殺伐とした関係性とは異なる新鮮な描写です。
真人は虎杖が死んでいないことに動揺したのは、おそらく虎杖が死んだタイミングで現世に復活しようと思っていたのに、死んでいなかったから動揺したのだと思われます。
真人『虎杖悠仁……!!』
『遅ぇよ……!!待ってたんだぞ。だって、オマエが死んでからじゃねぇと俺は……!!』
出典: 呪術廻戦≡モジュロ 第21話
マルは「始めよう」と告げ、真人の術式「無為転変」が、九十九の思想とマルと虎杖の協力のもと、「呪霊の生まれない世界」の実現に向けた重要な鍵となる可能性が示唆されます。
まとめ
第21話は、戦闘の決着そのものよりも、登場人物たちの思想や選択、価値観の変化が中心に描かれたエピソードでした。
真剣の「残す」選択、マルの信念の揺らぎ、ダブラの新たな領域展開、最長寿カリヤンの覚醒、そして虎杖と真人の再会と、これまでの物語の様々な要素が「世界の調和」という壮大なテーマのもとに集結し始めました。
呪術師と呪霊、地球人とシムリア星人という対立構造が、いかにして「呪霊の生まれない世界」という形で解決されるのか、今後の物語の展開が注目されます。
















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