DELTARUNEに登場するキャラクター『クイーン』のプロフィールや戦闘時の攻略方法などを紹介します。
目次
クイーンのプロフィール
名前 |
Q5U4EX7YY2E9N 通称クイーン |
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種族 |
ダークナー |
性別 |
女性 |
シリアルナンバー |
Q5U4EX7YY2E9N |
容姿
肌 |
白い 目元の黒くおおわれている部分はモニターになっている |
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頭部 |
後ろに長く、初代iMacを彷彿とさせる形状 |
服装 |
黒を主体としたスリムさが目立つ服装 |
他特徴 |
酸液を飲んでいる 椅子型ロケットに乗り移動している |
正体と外見
ゲーム『DELTARUNE』Chapter2に登場する主要キャラクターです。
正体はコンピュータであり、シリアルNo.は「Q5U4EX7YY2E9N」ですが、長いので皆から「クイーン」と呼ばれています。
闇の世界ではスリムな女性の人型をしたダークナーの姿で現れます。
目の部分は黒く覆われているがモニターになっており、「ホント」「ウソ」などの文字や記号を赤文字で表示させます。
口調と話し方
日本語版では、基本的に漢字以外はカタカナ表記になります。
プログラム言語のコメントアウト(“)で台詞を囲んで話す特徴があり、句読点は使用せず、強調したい部分や人称代名詞(「ワタシ」「クリス」など)は[ ]
や[[ ]]
で囲んで表現しています。
ネットスラングやコンピュータ関連の言語を多用し、女王らしい「オーッホホホホホ」という高笑いを上げることがあります。
これはボイス付きで、TobyFox氏が担当しています。
英語版のクイーン
日本語版 |
英語版 |
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英語版では全ての単語の最初の字が大文字で、ピリオドやコンマを使わない話し方をします。
ストーリーでの役割と目的(Chapter2)
ノエル誘拐と世界征服計画 |
Chapter2の序盤から登場し、物語の中心人物となる。 世界征服を目論み、ノエルを誘拐する。世界征服の内容は、闇の泉を増やして光の世界を闇で覆い尽くし、闇の世界と一緒にするというもの。 これは、光の世界でインターネットがダウンし、ゲームやSNSなどが楽しめなくなったライトナー(モンスターやニンゲン)を幸せにするためと考えていた。 ノエルにこだわったのは、彼女の検索履歴に思うところがあり、彼女が幸せになれる世界を作るという思惑があったこと、また彼女が強いから、と示唆されている。 |
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光の世界やネットからの知識 |
インターネットに接続することが可能で、そこから多くの知識を得ている。 光の世界で起こった出来事も知っており、図書館のパソコンからのものであれば、個人のインターネット検索履歴も調べることができる。 クリスやスージィの検索履歴を調べ上げ、城に足止め用の欲しいものを準備していた。 |
騎士との関係 |
以前は大人しかった(それでもアグレッシブだったらしい)が、騎士が闇の世界を誕生させたことと町のインターネットがダウンしたことで、独断で行動するようになり、やる事が過激になっていったと住民の口から語られている。 騎士の行動から、「全てのライトナーが闇の泉を増やす力を持っているのでは?」と推測し、世界征服計画を実行に移した。 |
個性的な性格と魅力
コミカルな言動と人間味
世界征服を目論む悪役の一人だが、Chapter1のキングと異なり、ライトナーの存在自体を憎んでいるわけではないようで、むしろライトナーと楽しい時を過ごす様子も見られます。
クリスとは波長が合うと感じ、一緒にゲームを楽しもうとしたり、一時停戦して行動を共にしたりすることもあります。
自身の野望のためには強硬で独善的な手段をとることもありますが、ノエルが行方不明になった際は自身の野望よりノエルを心配するなど、優しさや人間臭さも見られます。
予測が外れて混乱したり、持っているものが爆発したり、道端のバナナを取らせようとしたり、バードリーから逃げ回ったりと、珍妙でコミカルな言動が多いです。
バッテリー液(酸液)をワインのように飲み、酔っぱらうこともあります。
住民からの評価と支配方法
クイーンに対する住民の反応は分かれており、住民を突然ケーブルにつないで「ケーブロイド」に姿を変化させて敵に差し向けたり(操っているのは一人だけという言及もある)、クイーンに対する反乱分子(スイート・キャップ・ケーキなど)が存在したりと、必ずしも良い印象ばかりではありません。
一方で、クイーン派の住民や、ケーブロイドであることを受け入れる者もいます。
執事のパレットラーたちは、自由奔放なクイーンに従順で、彼女の行動の後始末を行っている印象です。
クイーン戦攻略
クイーン戦(通常バトル)
クイーンはChapter2のボスとして立ちはだかり、戦闘では自身の攻撃に加えバードリーを操って攻撃してきます。
クイーン戦勝利条件
クイーン戦に勝利するにはバードリーについているケーブルをゆるめるか、HPを0にする必要があります。
回復はWヒールかアイテムで
体力が削られた場合はラルセイとの連携技「Wヒール」を使って全体回復を行うか、アイテム「CDベーグル」などを用いて回復しましょう。
クイーンの行動パターン
第1段階 |
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バードリー竜巻 |
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第2段階 |
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酸液の雨 グラス揺れバージョン |
字幕 |
ケーブル電撃 |
カーソルビーム+ふみつけ |
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第3段階 |
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暴言字幕 |
ケーブル回転 |
必殺技 |
カーソルビーム+ふみつけ+顔弾幕 |
アシッドシールドが出現!
酸液の雨攻撃をした後に必ずアシッドシールドを展開します。
このシールドはあらゆる行動をガードするもので、バードリーのケーブルをゆるめるためのこうどうやクイーンへの攻撃も吸収されてしまいます。
アシッドシールドが出現した場合はカンパイ・カンパイALL・Sアクション・Rアクションを使用してクイーンに酸液を飲むように勧めましょう。
クイーン戦勝利後
シミュレーションでは3人までなら勝てると考えているようですが、操り人形となったバードリーを「みのがし」、4人相手になったパーティを見て逃げの選択をとります。
ギガクイーン戦(巨大ロボットバトル)
クイーンを退けた後、懲りずに超巨大ロボット「ギガクイーン」に搭乗して襲いかかってきます。
圧倒的な巨体と破壊力を持つギガクイーンを撃退しましょう。
バトルシステムと操作
このバトルは、バードリーやサイバーワールドの住人、ルールノーたちが改造した巨大ロボットに主人公たちが乗り込み、ギガクイーンと戦うという巨大ロボットvs巨大ロボット形式になっています。
序盤でクイーンと遊んだゲームと同じ操作方法が採用されており、これはチュートリアルとしての役割も果たしていたようです。
ロボットのモデル
ロボットのベースはチャプター1でランサーとスージィに案を出した「おまえらをボコるマシン」で作成されたものです。
勝利条件
このバトルはToby作品にしては珍しく、相手を「倒す」必要がある真正面からの戦闘になります。
しかし、相手の攻撃を回避した後のカウンター攻撃も可能で、やり方次第では「たたかう」コマンドを一切使わずに勝利することもできます。
必殺技は、チャプター1でボコリングマシン制作に使ったパーツによって変化します。
ストーリー終盤 ※ネタバレ注意※
誤解と和解 |
激闘の末、ノエルの強い意志の言葉を聞いたことで、クイーンは自身の誤りを認める。 「自分ガ 幸セ二 ナレル 世界ヲ 選択シナサイ」と、ノエルに全ての決断を委ね、バッテリーが切れて停止する。 |
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「咆哮」の真実 |
その後、充電中にバードリーが闇の泉を作ろうとするのを止めたラルセイから、「咆哮」という災厄が闇の泉を増やすことで引き起こされるという話を聞き、「」(@ o @)と驚愕する。 クイーンは闇の泉を増やし続けた先に破滅的な結末が待っていることを全く知らずに計画を進めていた。 自身はコンピュータだから全能ではなく、騎士の行動に基づいて推測して行動していただけだと語る。 |
キャッスルタウンでの生活 |
破滅的な結末はクイーンも望んでいないため、世界征服計画は中止され、全員と和解する。 その後、ラルセイの王国であるキャッスルタウンに移住することとなる。 移住後は、勝手に住民を下僕にしたり、ランサーのサブサブパパ上/女子パパ/母親として面倒を見ることになったりと、自由気ままに過ごしている様子が描かれる。 Chapter3の予告映像では、自室が完成し、巨大スピーカーに挟まれた状態で相変わらず酸液を飲んでいる姿が確認されている。 |
Aルートでのクイーン |
一部の敵をすべて凍らせて進めるAルート(虐殺ルート)では、展開が異なる。 クリス一行が顔を合わせるのは終盤の一度だけ。 バードリーがノエルの魔法「スノーグレイブ」で氷付けにされたためクイーンは捜索していたが、凍結の影響で生物反応をキャッチできなかった。 また、クラスメイトを凍結させたノエルは心が壊れており、「十分過ぎるほど覚醒済みで休息が必要な状態」のため、クイーンはノエルへの干渉を避けている。 クリス一行が来ると、闇の泉を作れる担い手としてギガクイーンを起動させるが、ラルセイがすぐに「咆哮」について説得したため、話を聞いたクイーンは即座に矛を収め和解する(巨大ロボットバトルは省略される)。 その後は通常ルートと同じくキャッスルタウンに移住するが、Aルートの展開上、サイバーワールド組はほぼ全滅しており、クイーンの足取りはとても重かった。これは、彼女が仲間のダークナーへ情を持っていることを示唆している。 |
他のキャラクターとの関係
ノエル |
誘拐対象であり、世界征服計画の鍵となる存在。 彼女の検索履歴や強さに注目している。 決戦後は彼女の言葉で誤りを認め、決断を委ねる。 |
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バードリー |
クイーンに気に入られようとするが、面倒に思われて逃げられることも。 通常ルートでは操られるが、最終的には仲間となり、巨大ロボットの改造に関わる。 Aルートではノエルに凍結される。 |
クリス |
波長が合うと感じており、一緒にゲームをしようとしたり、一時停戦して行動を共にしたりする。 検索履歴を調べられている。 |
スージィ |
クリスと同様に検索履歴を調べられている。 |
キング |
ランサーの父親。 クイーンとは顔見知りのようで、クイーンはキングを「[[キンキン]]」、キングはクイーンを「クインパ」または「魔女」と呼ぶ。 キングはクイーンを自身より「はるかに恐ろしい強敵」と評している。 |
ランサー |
キャッスルタウン移住後、クイーンが世話役となり、サブサブパパ上/女子パパ/母親のような関係になる。 |
ラルセイ |
決戦後、クイーンに「咆哮」の真実を伝え、和解に導く。 キャッスルタウンへの移住先を提供する。 |
スイート・キャップ・ケーキ |
クイーンに対する反乱分子。 |
ルールノー・カァドー |
Chapter1で登場。Chapter2でボコリングマシンを持ち出し、ギガクイーン戦で巨大ロボット改造に関わる。 |
パレットラー |
クイーンの執事たち。自由奔放なクイーンに従順で、後始末を行う。 |
騎士 |
クイーンが独断で過激な行動をとるようになったきっかけとされる存在。クイーンは騎士の行動からライトナーが闇の泉を作る力を持つと推測していた。 |
関連情報
BGM・音楽
TobyFox氏がクイーンのボイス(高笑いなど)を担当している。一部の曲にはクイーンの笑い声が入っています。
イラスト・ファンアート
pixivなどのサイトには、クイーンのイラストやファンアート、小説などが多数投稿されています。
パロディ元
ギガクイーン戦の巨大ロボットバトルは、任天堂のゲーム『パンチアウト!!』風の形式であり、パロディ元の一つと思われます。
また、コミカルな言動や外見、部下(バードリー、パレットラー)の存在などから、マリオシリーズのマルガリータに似ているという意見もあるようです。
リズム天国を連想させる要素もあるという声もある。
まとめ
デルタルーンChapter2に登場するクイーンは、コンピュータでありながら人間味あふれる個性的なキャラクターです。
世界征服という目的を持ちながらも、その根底にはライトナーの幸福を願う気持ちがあり、コミカルで憎めない一面も持ち合わせています。
通常戦闘と巨大ロボットに搭乗してのギガクイーン戦があり、特にギガクイーン戦は特殊なバトルシステムが特徴です。
ストーリー終盤では「咆哮」の真実を知って世界征服を中止し、主人公たちと和解してキャッスルタウンに移住します。
Aルートでは異なる展開を見せますが、仲間のダークナーへの情も描かれています。多くのキャラクターとの関係性も物語に深みを与えています。
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