光回線サービスのソフトバンクひかりについて紹介します。
どんな特徴があるサービスなのか、そのメリットやデメリットをまとめました。
目次
メリット
フレッツ光からの乗り換えが簡単
ネット回線の切り替えというと、新しく工事をしたり、手続きをしたりするのが面倒というイメージがあるかもしれません。
しかしソフトバンク光は、「光コラボ」という仕組みを利用していますので、フレッツ光ネクストからの乗り換えが非常に簡単です。
機器の交換は必要ですが、工事は不要ですので、短い期間で乗り換えが可能になっています。
ただしこれは、フレッツ光ネクストから乗り換える場合のみ。
新しく回線を引く場合や、フレッツ光ネクスト以外のサービスから乗り換える場合は、通常通りの工事が必要になります。
ソフトバンクのスマホを利用している場合はお得
出典: www.softbank.jp
ソフトバンク光は、その名前の通りソフトバンクが運営しているサービスです。
ソフトバンクのスマホやタブレットを契約している場合、ソフトバンク光を契約することでスマホ料金が割引になります。
割引内容は以下のとおりです。
データ定額 50GB、20GB、5GB |
永年毎月1,000円割引 |
データ定額ミニ 2GB、1GB |
永年毎月500円割引 |
インターネット回線1つにつき、最大10回線まで割引が適用されます。
対象となるのは家族のみですが、離れて暮らしている場合も割引が適用されます。
テレビサービスもある
地デジを視聴する場合、それに対応したアンテナを用意する必要があります。
アンテナがない場合は、対応サービスに加入することで地デジやBSの番組を見ることができます。
フレッツ光の場合は「フレッツテレビ」がありますが、ソフトバンク光にもそれと同等のサービスがあります。
デメリット
乗り換えが難しい
フレッツ光からソフトバンク光に乗り換えるのは、非常に簡単です。
しかしソフトバンク光からそれ以外のサービスに乗り換えるには、新しい回線を引く場合と同様の工事が必要になります。
ひかり電話を利用している場合、「光発番」の電話番号は新しいものになります。
ただしNTTの加入電話のものを使っている場合は、それを引き続き使える可能性があります。
ただしその場合も、「アナログ戻し」という作業が必要になり、状況に応じて2,000円から10,000円の費用が必要になります。
光コラボが導入されたときに、「簡単な手続きでネット料金が安くなる」と勧誘され、そのまま変更してしまった人は多いと思います。
その回線を使い続けるのであれば問題はないのですが、例えば契約期間が終了して会社を変えるとなったときには、面倒な手続きが必要になることは覚えておきましょう。
スマホを解約したときは要注意!
ソフトバンク光の利用料金は、
集合住宅:3,800円
戸建住宅:5,200円
となっています。
最高速度が1Gbpsで、同じ速度の他のサービスと比べても、特に高いことも安いこともありません。
ということで、ソフトバンク光に加入する人のほとんどは、スマホ料金の割引が目当てになると思います。
しかし問題になるのが、スマホを他社に乗り換えるときでしょう。
スマホ料金の割引は、「おうち割」というサービスになります。
おうち割を適用する場合、必ず加入しなければいけないオプションがあります。
- 光BBユニットレンタル
- Wi-Fiマルチパック
- 電話サービス
ソフトバンクのスマホを利用しているうちは、これらのサービスは500円(税別)で利用可能になります。
ただしスマホを解約してしまうと、それぞれに料金が加算されますので、差し引き1,500円ほど負担が増えてしまいます。
以下の画像は、スマホ解約前と後のオプション料金の明細です。
線を引いたところが異なる部分ですが、「オプションパック月額使用料」がなくなり、新たに3つの項目が追加されそれぞれに料金がかかっていることが分かります。
こうした制約は、「auひかり」「ドコモ光」と比較しても大きいものとなっています。
ソフトバンクのスマホから他社に乗り換えるときは、ソフトバンク光も一緒に乗り換えるべきでしょう。
ソフトバンク光の総合評価!
ソフトバンク光について紹介してきました。
最高速度は1Gbpsと、他社サービスと大きな違いはありません。
ソフトバンク光は、ソフトバンクのスマートフォンを利用しているときにお得になるサービスです。
家族にソフトバンクを使っている人が多い家庭では、かなり大きな割引になるでしょう。
一方で、ソフトバンクのスマホを利用していない場合は割高になります。
特にスマホを乗り換えたタイミングでは、料金が大幅に高くなりますので注意が必要です。
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